魔王討伐のために何度も勇者を召喚した世界ついにその付けを払うときが来ました【戦女神の救世】

クラットス

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異世界観光編

3 着いたぞ温泉地！

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ホケナに到着した一行は村の人達に歓迎されて、三人は町の門をくぐった。

｢ここが、ホケナかそこらじゅう宿屋だな｣

悟が一言ホケナの印象を呟いた

｢そうですね、温泉の町と言われるぐらいですから｣

｢温泉が売りにしてるから当然といえば当然か｣

町の内装を言い合っていると、

｢温泉かぁ、ようやくまともなお風呂に入れるね｣

この世界に来て用意された宿屋では満足なお風呂に入れてなかった美希は嬉しそうな顔をしていた、

｢そうだ、私はこれから冒険者ギルドに行く｣

ハイネが冒険者ギルドに行くといい、それを聞いた悟達は興味を持った、

｢冒険者ギルド、一体どういう所ですか？｣

｢冒険者達が集う場所ですね、そこで、冒険者にしか頼めない依頼を出したり、あとは要人に送る手紙とかを頼んだりすることも出来ます｣

ハイネが悟達の問いに返してすぐに冒険者ギルドに行った、

｢私は、お父様に手紙を送ってくるので、皆は先に宿屋に言っといてくれ｣

要件を言ってなかったのか1度振り返って言葉を残して、冒険者ギルドに走っていった。
ハイネと別れた三人は事前に予約した宿屋をを探し始めた、

｢宿は入口から右に行った突き当たりの所にあるらしい｣

悟は事前に送られてきた宿屋の地図を見ていた。

宿屋を探し始めて約10分経過

｢この宿屋かな｣

そこには、古びた雰囲気が漂う旅館というのには大きく小さなビジネスホテルという感じの宿屋だった。

｢これってコンクリートかな｣

美希が宿屋の外壁について疑問に思った、

｢そうっぽいな｣

悟が答えた、

｢普通の土じゃ温泉の水だと脆くなりやすいから、どうにかして水に強い土をつくったって感じじゃないか｣

一彩が二人の疑問に一つの答えを示した、

｢なるほど、それは有り得るな｣

悟が納得をした、話していると三人は宿屋に入ろうとした時、

｢うわっ｣

と美希が突然声を上げた

｢たすけてください｣

美希の後ろに抱きついている女の子が居た、

｢助けてくださいって、何があったのかな？｣

と美希が女の子に問いかけると女の子は答えた、

｢お父さんが帰ってこないの！｣

女の子がそう答えたら、

｢帰ってこないって、どこに行ったんだい？｣

悟が女の子に問いかけた。

｢町の外にある森に行ったっきり帰ってこないの｣

女の子は泣きながら助けを求めた、

｢お父さんを一緒に探して欲しいの！｣

女の子は懇願をするように頼んだ、

｢いいぞ、探そう｣

｢まて、悟｣

異を唱えたのは一彩だった、

｢町の森に行くってことは魔物に出会う危険性がある、まともに今、戦えるのは悟だけだ少し危険じゃないか、それにハイネさんが来るまでは待っていた方がいいんじゃないか？｣

一彩が、そういうと女の子は泣きながら、

｢お願いお姉ちゃん達、お父さんをお願い！｣

さらに懇願された、

｢一彩、魔物に出会わないように僕が警戒しながら歩くそれに、無茶な真似はしない｣

悟が答えた、

｢一彩、探しにいこ、女の子が可哀想だよ｣

美希が行くことに賛成した、

｢わかった、無茶だと思ったらすぐに引き返すそれでいいな｣

一彩が折れて、三人は町の外の森に行くことになった、その時は既に太陽が西の方に沈み綺麗な夕焼けを起こしていた時であった。

森に着いた一行と女の子は森を固まって歩いていた、そこには魔物がいた、魔物達に気づかれよう音を消して、歩いていたら奥の方に拓いた場所があった、

｢あそこに拓けた場所があるな｣

｢魔物達が沢山いて音を出さずに行動するのに疲れたな、一度あそこで休憩しよう｣

｢もう、歩けないお兄ちゃん達｣

｢私も疲れたよ｣

｢じゃあ、拓けた所で休憩しようか｣

拓けた場所で休むことが提案した悟。
ある程度歩くと拓けた場所に入ったところから奥の方にに何かがいた、

｢あそこに何かいるよ｣

美希がその方向を指さした、そちらを見ると倒れてる人が居た、その方向にゆっくり近ずくと、女の子が倒れてる人に急いで近付いた、

｢お父さん！｣

倒れていた人は女の子の父親であった、三人は女の子の親と知り近づいた、

｢この人大丈夫なのか？｣
｢大丈夫見たい、息はあるよ｣

美希は生存確認した、

｢これで、女の子の父親は見つけた太陽が落ちる前にここから出発しよう｣

一行は太陽が沈む前まで、小休憩を挟んだ、

時は太陽が既に地平線に少ししか顔をだしていない状態で夕焼けというのには暗い時間であった、

｢よし、休憩はこのぐらいにしよう、完全に暗くなる前に帰ろう！｣

悟が暗く前に帰ろうと提案し、それを一彩と美希は賛同をした、

少し休んだら、一行はホケナの町に戻ろうとした、その時一彩が女の子の父親を担いだ、そして、引き返し始めた三人はこの場の入ったところから出て魔物に気づかれぬよう移動した。

｢暗いな、一寸先はほとんど見えない｣

悟が森の中に入ってたら太陽が完全に沈み目の前がほとんど真っ暗になっていたが、目の前が暗くなっても進む一行の目の前に子供ぐらいの大きさの魔物が目の前に現れた。

｢なにかいる！｣

悟が目の前にいる魔物を後ろの人達に警戒を促した、

｢うきゃきゃきゃ｣

叫んでいるその魔物は夜目が効くのか悟達に襲いかかってきた、そいつを悟は急いで剣を出現させその魔物を一撃で切り伏した、

｢うぎゃぎゃー｣

その魔物は大きな悲鳴を上げた、

｢弱いなこのくらいの魔物でよかった｣

ボソリと呟いた悟、

｢突然現れたからびっくりしたよ｣

｢弱くて良かったもう少し強かったらどうなってたことか｣

一彩と美希がそれを見て呟いた、そのまま、ホケナの町を目指した、

帰路を歩いていると暗闇の中に突如光が現れた、光が出てきたと思ったら、また子供ぐらいの大きさの魔物が現れた、魔物が現れたと思ったら周りには複数の光が取り囲んでいた、光の下を見るとそこにいたのは漫画によく出てくるようなゴブリンであった。

｢ゴブリンっ！｣

悟はそう叫んだ後周りを見回したら、発せられた光からゴブリン達を数えたら、そこには、約20体のゴブリン達がいる事がわかった。

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