12 / 13
放水しながら消防車で暴走する人
しおりを挟む
「盗んだ救急車で走り出す~こっからの~歌詞忘れたぁぁぁ! アビャビャビャビャァァぁぁぁ!」
街中に放水しながら俺は救急車を爆走していた。それにしても、最近の救急車は放水できるのか、便利だな。
ていうかこの構図、富嶽三十六景じゃん! 波起こしてるよ! 放水のビッグウェーブで富士山を包んでるよ!
「ヒャッハァー! 住民の皆さーん! 試し撃ちでーす! 水を試し撃ちしているから水道水なんです~! 安心してくださ~い!」
俺は拡張機で住民にアナウンスしたあと、カナブンの如く屁を出して運転席を味見した。
「ママー、なんか消防車が水を撒き散らしながら時速80キロで爆走してたんだけど」
「目を背けちゃだめ。これは男の生き様よ。ちゃんと見届けるのよ!」
この街の安全を支えるのが俺の仕事だ。警察官だけど人の命をも救える。そんな偉い人に俺はなりたいんだ。
「みんな俺のこと警察官って思ってるの気持ちいいな。最近懲戒免職くらったのに」
「そこの暴走している消防車止まりなさーい!」
「外がなにやら騒がしいな。窓を開けて確認してみるか」
窓から外を覗くとパトカーの集団が道路で暴走していた。
なんだこれは世紀末∞か?
それに暴走している消防車だと? パトカーしかいないぞどこにいるんだ!
「止まらなければ脇毛を剃るぐらい実弾を放つぞー!」
「うるせー便所迷惑だろ! 集団で俺を囲みやがってぇぇぇ! 車の赤い部分でぶん殴ってやろうかぁぁぁ!」
「消防車で放水しながら道路交通法違反している男、乱心であります! 応援を要請!」
「おお、俺を応援してくれるのか! なんかぁ、照れるなぁ!」
「止まれー止まれー!」
「ビックハンバーガーセット。ポテトS、飲み物はコーラ。ポテトは店内でお願いします」
「私はてりやき牛のベジタリアン焼き。ドライブスルーでお願いするわ!」
「アビャビャビャビャァァ! 試し撃ちでーす! 住民の皆さーん、安心してくださーい! 救急車なのに放水の試し撃ちでーす!」
「止まれー! 不死鳥の如く止まれー!」
この日、俺は人生で一番の偉業を成し遂げた。
街中に放水しながら俺は救急車を爆走していた。それにしても、最近の救急車は放水できるのか、便利だな。
ていうかこの構図、富嶽三十六景じゃん! 波起こしてるよ! 放水のビッグウェーブで富士山を包んでるよ!
「ヒャッハァー! 住民の皆さーん! 試し撃ちでーす! 水を試し撃ちしているから水道水なんです~! 安心してくださ~い!」
俺は拡張機で住民にアナウンスしたあと、カナブンの如く屁を出して運転席を味見した。
「ママー、なんか消防車が水を撒き散らしながら時速80キロで爆走してたんだけど」
「目を背けちゃだめ。これは男の生き様よ。ちゃんと見届けるのよ!」
この街の安全を支えるのが俺の仕事だ。警察官だけど人の命をも救える。そんな偉い人に俺はなりたいんだ。
「みんな俺のこと警察官って思ってるの気持ちいいな。最近懲戒免職くらったのに」
「そこの暴走している消防車止まりなさーい!」
「外がなにやら騒がしいな。窓を開けて確認してみるか」
窓から外を覗くとパトカーの集団が道路で暴走していた。
なんだこれは世紀末∞か?
それに暴走している消防車だと? パトカーしかいないぞどこにいるんだ!
「止まらなければ脇毛を剃るぐらい実弾を放つぞー!」
「うるせー便所迷惑だろ! 集団で俺を囲みやがってぇぇぇ! 車の赤い部分でぶん殴ってやろうかぁぁぁ!」
「消防車で放水しながら道路交通法違反している男、乱心であります! 応援を要請!」
「おお、俺を応援してくれるのか! なんかぁ、照れるなぁ!」
「止まれー止まれー!」
「ビックハンバーガーセット。ポテトS、飲み物はコーラ。ポテトは店内でお願いします」
「私はてりやき牛のベジタリアン焼き。ドライブスルーでお願いするわ!」
「アビャビャビャビャァァ! 試し撃ちでーす! 住民の皆さーん、安心してくださーい! 救急車なのに放水の試し撃ちでーす!」
「止まれー! 不死鳥の如く止まれー!」
この日、俺は人生で一番の偉業を成し遂げた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる