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見合い
しおりを挟む「………小鳥遊遙多です27になります………えっと男の子ですよね」
「男性ですよね」
高千穂雪穂は15歳………今良く分からない状況です。
俺男とお見合いしてるんですけど、祖母をみると澄ましている。
「雪穂ちゃんは可愛いじゃない、雪穂ちゃんうちの遙多を宜しくね」
「本当に可愛いなぁ、いいじゃねーかこんな可愛いくって若い子嫁に貰えて」
「奏多黙りなさい」
ビシッと遙多さんの兄である奏多さんを扇子で叩き付ける。
「………おこと」
「遙多ーっ……」
凄味のある声で嗜められる、遙多さん。
「俺は………彼と結婚してもいいですが……彼はまだ若いですしこんなおじさんでは可哀想ですよ」
母親を怖がって話を俺にふりやがった、ぎゅっぎゅっと祖母に足をつねられる。
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