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過去の話し
しおりを挟む「朱璃様」
ゴーゴゴヮヮヮヮーと恐怖に支配されている空間に僕は青ざめる、あれから楽しくって使い魔に頼み連絡のみを伝えて20時には帰宅したが、待ち受けていたのは長い長い説教であった。
15歳で初めてのデートそして初めての普段行かない場所と言うこともあり何かと緊張していた僕は三時間のお説教にふらふらしていた。
「おいおい真波いくらなんでもやり過ぎだ」
パタリッと倒れる前に櫻井が止めてくれた。
これはまだ僕が三木先輩に告白する前のお話に戻る。
「王子ーっ、王子今日くらい休んでください」
僕は鳳来朱璃という名前を名乗ってる、鳳来は母親の旧姓、朱璃って名前はこの国を守り育むという意味があるみたい、朱璃って名前は好きだが……僕には身に余る名前だ。
僕の双子の弟にこそ相応しい名前だと思う、そんな双子の弟の名前は賢璃といいこの国を剣となり盾となりこの国を兄を守り協力してよい国を創れという意味を持つ。
「王子、王子五月蝿いなぁ僕は一般人になるんだ、それから賢璃の下に付く為には色々とやることがあるのっ」
僕の付き人、木村隆生25歳は僕に期待を寄せているみたいだけど、僕はずっと王なる気はない、10頃から僕は女の子を愛せない三木雅也先輩高等部一年15歳を愛している。
僕が幼等部からずっと学年一位そしてスポーツ有望三木先輩はみんなの憧れで僕の事を助けてくれた時からの恋心。
そんな僕はこの国の王には相応しくない。
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