運命の番はイケメン美形様です

夜ト

文字の大きさ
上 下
6 / 123

白虎

しおりを挟む
リルクが真っ青な顔をし美形様、嫌クリス様に言い訳をする、言い訳なんてしなくて良いのに可愛いかったんだから。

「クリス様リルク君を責めないでください僕がリルク君のコウモリ姿が可愛いくって我慢出来なかったのが悪いんです」
「・・・奏多、怒ってはいないがリルクよりも私の方が良いだろう」

ポンッと破裂音がし思わず目をつぶるとクリス様が立っていた場所に真っ白い虎、白虎が目の前にいる。
そう獰猛な肉食動物虎がいるのに僕は思わず抱き締めてしまう

「ーっっ可愛いーっもふもふーっハッ肉球がーっもふもふっもふもふもふもふ」

ぎゅうぎゅうと抱き締めたり撫で撫でしてもいやがらないばかりかグルグルと低い声だが喜んでいるのが分かり僕の行動はエスカレートする、だって動物は好きだが動物園は昼が主な営業時間だ、夜間もあるがお金が倍になる。
まだ昔はお小遣いを貰ったが今は弾き語りで得たお金しかない。
節約しないと命取りになる。

「ーっ奏多落ち着け」
「白虎でも喋っれるんですね、はうっ可愛いです」
しおりを挟む

処理中です...