運命の番はイケメン美形様です

堪能

「キュッ」

僕は首やわ傾ける、トマトジュース派ってどういう事。

「トマトジュース派か」
「はい、トマトジュースに対して血液は３のトマト7の省エネ仕様です、人間の姿の時間なんて僅かなんですよ」

トマトジュースは血液を混ぜているモノを飲むのが一般的だが、血液の量により味も変わりトマトの量が多いと血液は当然薄まり、力も出なくなる。

「せめて5か4くらい摂取させろ」
「３年で３に成ったんですよ」
「好き嫌いの問題か命取りにもなる」
「リアムは僕の眷属ですよ、死なせません」

リルク君がリアム君を抱き締める。

「そうだな、リルクにとっては唯一の弟みたいなものだしな」
「なっ、ご主人様ーっでも言って言い事と悪いことがあります、リアムは僕の眷属ですよ」

一生懸命背伸びをするリルク君は可愛らしく、僕は抱き締めたくなる。

「あっ」
「やったーっ戻れた」

リルク君の可愛い戸惑い声と僕の腕の中に居るリルク君とリアム君を抱き締める。

「奏多」

クリス様の呆れた声がするも、僕はもふもふを触れる楽しさを堪能する。