運命の番はイケメン美形様です

夜ト

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生贄

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「そうそうまだ数日間は大丈夫だけどな」
「ルイス様血液が足りませんか」
「あれっ、リアムもふもふぬいぐるみバージョンなんだな今日は」

僕の腕の中に居るリアム君を見て頭を齧りながらリアム君を掴む。

「うわっ何するんですか、クリス様」
「嫌、リアム貸してよ兄者」
「リアムを使って女を引き連れるのは止めなさい」
「リアムみたいな子供居ないんだよ俺の所」

僕は首を傾ける、子供がいないからリアム君を必要とする理由が分からない、クリス様はなんか嫌がっているしリアム君は舌打ちをして居る。

「リアムにもおこぼれあげてんじゃーねか」
「ーっあれはクリス様が余りにも美味しそうにしているからいけないのです」

リアム君がじたばたっクリス様の手の中でもがく。

「今の内にお腹いっぱいにしたいんだよ」
「はぁーっ、クリスリアムも連れていけ」
「キューッ」
「ご主人様ーっ」

クリス様の言葉にリアム君は悲壮感が漂い、リルク君からは批判の声が響く。

「ルイスは厳しいからな、それに旨い血液を探すのは天才的だ」
「ゔ否定出来ません」
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