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好きなんだ
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「つまり、奏太は吸血鬼に成ったと、それにこんなに可愛くなっちやって」
「きゅつ、あや、あやめぐるし」
「あっ、ごめん、ごめん」
僕は身体を締め付けらるて、菖蒲の腕を取り払おうとするが、全く振り払えない。
必死に声を出しどうにか菖蒲に気付いて貰った。
「で、あなたが奏太の夫で彼は僕がそうだと」
「あぁ」
菖蒲は溜め息をしながら、僕の頭を撫でる。
菖蒲は末っ子で可愛がられて来た、そんな中で世間知らずな僕の兄貴的な存在になり、菖蒲は僕に過保護に成ってしまった。
「奏太は本当に彼が好きなの」
「うんっ、クリス様以外はあり得ないかなぁお姉ちゃんの気持ちが分かる」
「ーっ、あいつの気持ちが、分かる、奏太正気」
菖蒲が奏太の頬をぐにゅぐにゅと頬を伸ばしたり押したりする。
「奏太」
「クリス様だから、安心するし側に居ないと不安で寂しくってなによりもドキドキするんだ、クリス様と一緒に居ると、それにねっ初めて太陽の下を歩いたんだ、太陽に触れそうだった、キラキラ輝いているんだね熱いくらい」
「きゅつ、あや、あやめぐるし」
「あっ、ごめん、ごめん」
僕は身体を締め付けらるて、菖蒲の腕を取り払おうとするが、全く振り払えない。
必死に声を出しどうにか菖蒲に気付いて貰った。
「で、あなたが奏太の夫で彼は僕がそうだと」
「あぁ」
菖蒲は溜め息をしながら、僕の頭を撫でる。
菖蒲は末っ子で可愛がられて来た、そんな中で世間知らずな僕の兄貴的な存在になり、菖蒲は僕に過保護に成ってしまった。
「奏太は本当に彼が好きなの」
「うんっ、クリス様以外はあり得ないかなぁお姉ちゃんの気持ちが分かる」
「ーっ、あいつの気持ちが、分かる、奏太正気」
菖蒲が奏太の頬をぐにゅぐにゅと頬を伸ばしたり押したりする。
「奏太」
「クリス様だから、安心するし側に居ないと不安で寂しくってなによりもドキドキするんだ、クリス様と一緒に居ると、それにねっ初めて太陽の下を歩いたんだ、太陽に触れそうだった、キラキラ輝いているんだね熱いくらい」
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