運命の番はイケメン美形様です

夜ト

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おはようのチュッ

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「ふはっんっー」

僕はポカポカしている方にすりすりっと身体を擦る。

「奏太、起きたか」
「んっ」
「奏太おはよう」

チュッとキスが降り注ぐ、その感覚に夢心地だった思考が、ハッキリとする。

「ーっふぱっ、クリス様、おはようございます」
「大きな欠伸だな、まだ寝ていてもいい」

トントンとリズムかるに軽く叩かれて、又目蓋が下がる。

「クリス様おはようございます、奏太様はまだお休みですか」

ガチャンとリルク君が入室してくるが、もう僕は夢の中にいた。
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