【完結】四ばあちゃん、二度目の人生

大江山 悠真

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新しい砦に

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討伐料金とクラーケンの買取、一角クジラの角、海竜の頭、氷冷室2部屋の作成代金すべてで、金貨1280枚となった。アクトやロイたちは金貨164枚、私は氷冷室作成代金と足して460枚頂戴したわ。
それとともに、マコリッド辺境伯爵領で、新たな砦造設と住民移住を受け入れてもらうようにしたの。
砦はギルドの直轄地として認める。ただし、砦で新たにできた商品等については優先的に辺境伯爵地領に卸すこととなった。今まで、砦で作ったものについては該当から外すことで了承。


新たな砦づくり、場所の選定をルーベント辺境伯爵領とマコリッド辺境伯爵領の境になる河よりで森にも近くルベンの街に1日でつける場所を考えた。
河からはやや離れたが支流が流れている、山にも近いし森もある、ルベンの街からも程よい距離で砦の外周壁を前回より広げるられる場所があったのでマコリッド伯爵に了承してもらいすぐさま砦の増設にかかる。
場所を決めたので、ギースとメッツはそこから砦に帰り移転の準備に入ってもらう。
移転までの準備期間は2週間。
ルーベット辺境伯爵の責任者が早くついて私とかち合えば、全員全滅にしてしまう気満々の私に、皆さんがため息つきつつ準備期間2週間と決めた。
マコリッド伯爵と漁業組合の地下氷冷室にクジラと海竜の部位と血をため込んだ樽を置いているので、早く砦を作らないと申し訳ない。両者に言わすと破格の安い値段で氷冷室ができたので、どうぞお使い下さいとのことだったが。

砦の増設には、騎士団長のベルナッド様と魔法団長のキルゲールさんそれとジョゼリッペ様がついてこられた。
内周は直径500mで同じように造成し、外周壁までは800mでなく今回は1000mとした。
人が増えると食料備蓄量が一挙にあがるからね。
内周壁で魔法団長のキルゲールさんの顔色が青から白に変わってた。お気の毒に。
すごいですねと嬉しそうに笑いながら見ていたのはジョゼリッペ様。太っ腹というか何というか。
騎士団長のベルナッド様も目を見開き口を開けていた。虫が入りますよ、気をつけてくださいね。

「な・な・なにがおきているんだ。お前たち、平気なのか?これを見て何も思わんのか?」
とベルナッド騎士団長がロイたちに喚いたが、

「俺たち、二度目ですから~」ってエドに言われている。

「ちょっと、待ってください。私もついて動きますから~、土魔法の使い方見せてください!一度じゃわかりません~」アレ、ついてくるんですか、キルゲール魔法団長。

外周壁造れたから、お昼にしましょうか。昼ご飯は、大狼のハンバーガーにしよう。パンはルベンで購入してきたしアイ(トマト)もあるし、こんなところで贅沢言えないし。あっ、ジュースは冷えたのありますから飲んで。

「「「う・うまい、美味い。なんだこれは?」」」はもりますか、三人さん。

「美味しいでしょう、シズの料理は。」ロイさん自慢げに

「砦の料理も美味いですよ。シズが教えましたから。」アクトさん。

「お前たち、毎日こんなうまい食事をしているのか?」ベルナッド騎士団長、食事がまずいとやる気が出ないし。

「「「食事は美味いし、強いし、優しいし、夜も楽しいし最高ですよ。なあ、幸せ者だよな、俺たち」」」
ジイ、ラッド、エドどさくさに紛れてナニ言ったの。

「サトウ様、僕を6人目の夫にしてもらえませんか?」ニッコリ微笑みながらジョゼリッペ様。

「「「「「ダメですよ。落ち着いたらシズは、俺たちの子供産んでくれるんですからね。」」」」」
速攻断られたジョゼリッペ様。私は何も言ってませんから。


それより、全体できたから住めるように中をいじらないと。前回と同じでいい?何か変更したほうがいいところがあれば、聞くけど。大丈夫だろうということで内側だけ、砦のみんなが生活始めれるようにしとかないとね。
馬車は今回購入するから、馬車置き場だけは結構大きくとらないといけないね。
内側と外周壁に面した側にも、今回住居スペースと馬車置き場、農具置き場と倉庫大きめを作っておこう。
調理場の下の氷冷室も大きくしとかないと、エール冷やすと美味いとか言って希望してたなモブットさんたちが。

砦ができたので、明日はルベンの街から預けていたクジラと海竜を回収して氷冷室に入れておこう。
氷冷室は3か所今回は作ったから当面十分でしょう。酒蔵と野菜収納と肉収納とに分けた。
ルベンでは、ギルドに狩った魔物の解体も頼んでおかなければ。アイテムボックスはなるべく開けておきたいからね。山にも近いから冬は寒いだろうから、毛布と服も冬用を用意しておかないとそれも明日購入してここに置いておこう。門は移住したとき作るから誰もいない砦の外壁がたたずんでいる感じね。
さ、戻りましょうか。


  ◇◇◇◇


62名の大脱出をすることになった。
ルーベントの野郎見てるがいい。
俺とメッツはサトウの嬢ちゃんが購入してくれた2台の馬車に乗って走っている。
俺たちが乗っていた馬は馬車につないでいる。
62名全員で脱出だ。砦に着いたら忙しいぞ。2週間しかないからな。
サトウの嬢ちゃんが新しい砦を作るのは1日で出来ると言っていた。
明日には、新しい砦が完成するはずだ。俺たちも明日には砦に着くだろう。サトウの嬢ちゃんが馬に強化魔法をかけてくれたからな。
メッツ、休まず今日は出来るだけ飛ばすぞ!




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