【完結】四ばあちゃん、二度目の人生

大江山 悠真

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ナイプの街 5

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 *** ナイプの街 5***


お昼ごはん、お腹がすいてたせいで、メッチャおいしく感じられたよ。しあわせ~昼食後、再度ギルマスに呼ばれた。アクトと行くつもりが強引に白銀メンバーも、付いてきた。

「のけものは良くないからね、しないでね~」」
調子よく、ラッドさんとエドさんが言いながらついてくる。
そこにロイさん、ジイさんて、何とも言いません。応援ありがとうございました

「よ、ラプトの一躍有名人!だなサトウの嬢ちゃん。嬢ちゃんとアクトのギルドカードだ。パーティ登録と嬢ちゃんの冒険者ランクをAクラスに上げた。ついでに確認だが、さっき使用した魔法は何だ?」

「カードありがとうございます。魔法はなんだってなんですか?」

「いや、お前さん魔法となえたか?」

「え?魔法って唱えるの。爺ちゃんは魔法なんか言わずにイメージだって言ってたよ。爺ちゃんも言ったことないし。さっき使ったのは風と水を併せただけよ」

「併せただけですか。普通しないがなと言うより出来ないがな。
サトウちゃんの爺ちゃんは女の子が保護対象ってのを教えたのか。えらく、お前さん戦闘力高いみたいだが。」

「うーん、わかんない。外には怖い男が多いから気をつけるように。
攫われたら、自分で帰って来れるように強くなれって言ったけど」

『それ、確かに必要かもしれないけど程度もんだろうが。並みの男じゃ勝てないって』
その場にいた全員が心でつぶやいた。

「もう、良いですか?明日残りのお肉引き取りに来ます。」

こちらの世界の街を見たいじゃない。ギルド内で終了はないわ。
アクト、一緒に街歩きしよう。あ、先に宿、泊まるところは?
アクトの常宿があるので、二人部屋を個室じゃ私が危ないので、二人部屋とのこと。
まぁ良いですけど。割とこじんまりした宿でご飯がおいしくて、シャワーがついてるそうです。
ちなみに宿に風呂はないそうです。風呂大好き日本人としては残念無念。
街をアクトとブラブラしてると、やたら目につく。フラフラ歩いている小さな男の子。結構、多い。
裏通りには座り込んで動かない子がいる。アクトに聞くと孤児たちだそう。女の子は親がいなくなるとすぐに領主や裕福な商人が引き取るけど男の子は保護対象じゃないから捨てられる。孤児たちだから腹が減っているんだろうって。冗談じゃない!女は保護で男は勝手に飢え死にしろってか。性別で差つけんじゃないよ。思わず、心の中で罵る。

「アクト、この子たち食べらしてくれるところないの?」

「いや、教会とかギルド横の広場でたまに炊き出しをやっている。」

「わかった。アクト、ギルマスに広場借りていいか聞いてきて、私ちょっと買い物してからギルドに行くね。」

「サトウ様、女性一人で買い物なんていけません。すぐに男に囲まれます。一緒に買い物してからギルドに行きまょう。」
 
表情筋全く動かさずに言いましたね、アクト怖いです。
はい、一緒に買い物してください。パン屋であるだけのパンを買う。野菜や果物も出来るだけ買い集めた。
ギルマスにまたお願いして広場貸してもらった。広場で竃を土魔法で作って料理開始。
孤児や食べれていない人達を集めてもらう。鍋に肉や野菜、ジャガイモや人参、ほうれん草や玉ねぎ、ブロッコリーのようなものがあったので、皮をむいてとにかく鍋にほおり込んだ。
竃も鍋も5つ用意した。内緒だけどマリに貰ったコンソメも入れて味を調える。果物も1つは渡して食べさせてあげたいな。美味しそうなにおいに惹かれたのか子供たちやお年寄りが集まってきた。
副ギルマスのミシロさんやロイさんたち白銀メンバーと謝罪を込めて遠雷メンバーが手伝ってくれた。
子供たちが、おそるおそるでも嬉しそうにお椀の中身を食べているのを見ると哀しくて嬉しくて涙が溢れそうになる

そんな、ナプトの街の1日が終わる。
あー疲れた。オヤスミ、アクト。グー


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