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14・ありがとう
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海についた、初めて来た時とは違ってゆっくり見れない。
今まで乗って来た馬から降りて船に走って行く。
「出航の準備を急げ!すぐにここから離れるぞ!」
お頭が叫びそう言うと今まで船が静かだったのが嘘のように慌ただしくなった。
お頭に抱かれながら初めて船に乗ったけど、周りは怒声などが聞こえて何が何か分からなかった。
「帆を張れ!」
「碇を上げろ!」
「次はどこ行くんだ!」
「そんなの今は分からねーよ!とにかく出航するんだ!」
「ゼンがいねーぞ!」
「あいつなら船出航しても大丈夫だ!」
「アホだもんな!俺らが思いつかねー方法で追いつくんじゃねーか?」
「グダグダ言ってねーで!出航だ!」
おおおっーーーー!!!!????
お頭が叫んだと思ったら雄叫びが・・・・。
船が動き出した。
そう思ったら
「待ってくれー!儂もロゼと行くんじゃぁーーーー!」
何処からか変態の声が聞こえて来た。
とうっ!
声が聞こえるけど姿が見えない。
皆が船の外を見ていたからならって見たら変態が張り付いていた・・・。変態が余計に変態になった。
「誰か引き上げてはくれんかのー?」
落ちそうなのにのんきに声をかけていた、周りは呆れながら手助けをして引き上げていた。
「瞬老、あいつらはどうした。」
「ふむ。ほおって来た!死にはしてないが軽症でもないの!」
ふぉっふぉっ。
「じゃが、あ奴等はあきらめが悪い。今はこの国から出ないと思うが命令があればたとえ何処にいようと追いかけて来るじゃろ。」
変態にそう言われ私は絶望した。
殺されるの?皆また傷つく?
「ロゼ俺たちはお前を守る。傷つくなって言うのは無理だが誰も死なない。というか死んでやらない。
お前の成長を見ないといけないからな。」
お頭は少し笑いながらそう返してきた。
「そうですよ。あなたは少し気に入りませんが、あなたのせいで誰かが死ぬという事はありません。」
リンゼルさんにそう言われうつむき加減だった顔を上げた。
「「「「そうだぜ!俺たちは何が何でも守るし死なない」」」」
皆がそう言った時
「そうっすよ!ロゼ。信じるんっすよ」
聞きなれた声が聞こえて来たから反射的に振り返ったらそこにはゼンがいた。
「・・・ゼン?」
「皆ロゼが好きなんっすよ。家族みたいに思えるから守りたいと思うんっす。ここにいる奴等は基本訳ありでお頭にひろってもらった者が多い。だから皆ロゼに何かあったら助けてやりたいと思うんっすよ。」
お頭が置いて行くって言ってたゼンがいた。
信じられなかった。ところどころ傷を負ってるみたいで一番酷いのは肩だった。
私が信じられない顔をしながら傷を見てたからなのだろうか・・・
「ああ。これっすか?城にいた奴とやりあってちょっとドジってしまったんっすよ・・・。」
お頭達はまたかってため息を吐いていた。
「それよりロゼ、俺たちを信じてここで安心して暮らせばいいっす。追ってなんってちょちょいのチョイで追い払ってやりますから!」
ゼンの陽気な言葉に少し元気が出て来た。
それでも不安は消えない。
「ロゼ、お前はどこで生きて行きたい?皆の所に帰りたかったのは今達成できた。だが最終生きて行く場所を決めるのはお前自身だ。難しい事を言ってるのは分かる。今答えを出せと言うのが酷だという事もだがただ単純に考えて何処で生きていたいと思うんだ?」
お頭にそう聞かれ
「ここにいたい・・・。皆がいるここで生きて行きたい!」
自然に目から水が出てきた。
私の事で傷つく人がいるかもしれない。でも・・皆といたい!
「それで、良いんだ。お前のその言葉が聞きたかった。」
お頭に抱きしめられた。
「お頭・・・。」
呟いたと思ったら
ぐぅーー。
・・・・・・・・・・。
はぁ?
ぐーー。ぐぅーーー。
・・・・。
リンゼルさんが近くに来て何か手に持ってるもので
スッパァーーーーーーーン!
「ぐえっ」
「お頭せっかく良い所でしたのに何故そこで寝るんですか?」
お頭が頭をなでて叩いた人物を見た
「げっ!」
リンゼルさんは頬をヒクヒクさせながら怒りの顔で今にももう一回叩きそうな雰囲気を醸し出していた。
「まてまて、今それで叩いたらロゼにも当たる!!落ち着け!」
「この私があなた以外の者と一緒に叩きますって?そんなヘマはしませんよ」
スパンッ!
「いってーーーーーー!」
クスクス
いつも通りの事が起きて思わず笑ってしまった。
「お頭、皆これからもお願いします!そして助けてくれて、ありがとう!」
そう言ったら、お頭に頭を撫でられた。
皆からも「これからもよろしくな!」と聞こえて来た。
ただ・・・。台無しだなっと思ったのは
一部の人に抑え込まれている変態だ。
「儂もナデナデと抱き着きたいんじゃぁーー!離すんじゃぁ!」
「せっかく良い所なのにあんたが出て行ってどうすんだよ!」
「おい!誰かこの爺さん抑え込むやつ無いか!?」
・・・・・・。
「どうして、こうも物事が決まらないのでしょうね・・・。」
リンゼルさんがハァっとため息を吐いた。
まだ不安はある。
誰か私のせいで死ぬかもしれない。
でも・・・あの暗闇から出て初めて会ったこの人達と一緒にいたい。
足手まといだけどいてもいいと言う間は、それに甘えようと思う。
私は、殺されるかもしれないけど、ここで皆と生きて行きます!
「お頭、迷惑かけるかも知れないけど。ずっと一緒にいてね!」
今まで乗って来た馬から降りて船に走って行く。
「出航の準備を急げ!すぐにここから離れるぞ!」
お頭が叫びそう言うと今まで船が静かだったのが嘘のように慌ただしくなった。
お頭に抱かれながら初めて船に乗ったけど、周りは怒声などが聞こえて何が何か分からなかった。
「帆を張れ!」
「碇を上げろ!」
「次はどこ行くんだ!」
「そんなの今は分からねーよ!とにかく出航するんだ!」
「ゼンがいねーぞ!」
「あいつなら船出航しても大丈夫だ!」
「アホだもんな!俺らが思いつかねー方法で追いつくんじゃねーか?」
「グダグダ言ってねーで!出航だ!」
おおおっーーーー!!!!????
お頭が叫んだと思ったら雄叫びが・・・・。
船が動き出した。
そう思ったら
「待ってくれー!儂もロゼと行くんじゃぁーーーー!」
何処からか変態の声が聞こえて来た。
とうっ!
声が聞こえるけど姿が見えない。
皆が船の外を見ていたからならって見たら変態が張り付いていた・・・。変態が余計に変態になった。
「誰か引き上げてはくれんかのー?」
落ちそうなのにのんきに声をかけていた、周りは呆れながら手助けをして引き上げていた。
「瞬老、あいつらはどうした。」
「ふむ。ほおって来た!死にはしてないが軽症でもないの!」
ふぉっふぉっ。
「じゃが、あ奴等はあきらめが悪い。今はこの国から出ないと思うが命令があればたとえ何処にいようと追いかけて来るじゃろ。」
変態にそう言われ私は絶望した。
殺されるの?皆また傷つく?
「ロゼ俺たちはお前を守る。傷つくなって言うのは無理だが誰も死なない。というか死んでやらない。
お前の成長を見ないといけないからな。」
お頭は少し笑いながらそう返してきた。
「そうですよ。あなたは少し気に入りませんが、あなたのせいで誰かが死ぬという事はありません。」
リンゼルさんにそう言われうつむき加減だった顔を上げた。
「「「「そうだぜ!俺たちは何が何でも守るし死なない」」」」
皆がそう言った時
「そうっすよ!ロゼ。信じるんっすよ」
聞きなれた声が聞こえて来たから反射的に振り返ったらそこにはゼンがいた。
「・・・ゼン?」
「皆ロゼが好きなんっすよ。家族みたいに思えるから守りたいと思うんっす。ここにいる奴等は基本訳ありでお頭にひろってもらった者が多い。だから皆ロゼに何かあったら助けてやりたいと思うんっすよ。」
お頭が置いて行くって言ってたゼンがいた。
信じられなかった。ところどころ傷を負ってるみたいで一番酷いのは肩だった。
私が信じられない顔をしながら傷を見てたからなのだろうか・・・
「ああ。これっすか?城にいた奴とやりあってちょっとドジってしまったんっすよ・・・。」
お頭達はまたかってため息を吐いていた。
「それよりロゼ、俺たちを信じてここで安心して暮らせばいいっす。追ってなんってちょちょいのチョイで追い払ってやりますから!」
ゼンの陽気な言葉に少し元気が出て来た。
それでも不安は消えない。
「ロゼ、お前はどこで生きて行きたい?皆の所に帰りたかったのは今達成できた。だが最終生きて行く場所を決めるのはお前自身だ。難しい事を言ってるのは分かる。今答えを出せと言うのが酷だという事もだがただ単純に考えて何処で生きていたいと思うんだ?」
お頭にそう聞かれ
「ここにいたい・・・。皆がいるここで生きて行きたい!」
自然に目から水が出てきた。
私の事で傷つく人がいるかもしれない。でも・・皆といたい!
「それで、良いんだ。お前のその言葉が聞きたかった。」
お頭に抱きしめられた。
「お頭・・・。」
呟いたと思ったら
ぐぅーー。
・・・・・・・・・・。
はぁ?
ぐーー。ぐぅーーー。
・・・・。
リンゼルさんが近くに来て何か手に持ってるもので
スッパァーーーーーーーン!
「ぐえっ」
「お頭せっかく良い所でしたのに何故そこで寝るんですか?」
お頭が頭をなでて叩いた人物を見た
「げっ!」
リンゼルさんは頬をヒクヒクさせながら怒りの顔で今にももう一回叩きそうな雰囲気を醸し出していた。
「まてまて、今それで叩いたらロゼにも当たる!!落ち着け!」
「この私があなた以外の者と一緒に叩きますって?そんなヘマはしませんよ」
スパンッ!
「いってーーーーーー!」
クスクス
いつも通りの事が起きて思わず笑ってしまった。
「お頭、皆これからもお願いします!そして助けてくれて、ありがとう!」
そう言ったら、お頭に頭を撫でられた。
皆からも「これからもよろしくな!」と聞こえて来た。
ただ・・・。台無しだなっと思ったのは
一部の人に抑え込まれている変態だ。
「儂もナデナデと抱き着きたいんじゃぁーー!離すんじゃぁ!」
「せっかく良い所なのにあんたが出て行ってどうすんだよ!」
「おい!誰かこの爺さん抑え込むやつ無いか!?」
・・・・・・。
「どうして、こうも物事が決まらないのでしょうね・・・。」
リンゼルさんがハァっとため息を吐いた。
まだ不安はある。
誰か私のせいで死ぬかもしれない。
でも・・・あの暗闇から出て初めて会ったこの人達と一緒にいたい。
足手まといだけどいてもいいと言う間は、それに甘えようと思う。
私は、殺されるかもしれないけど、ここで皆と生きて行きます!
「お頭、迷惑かけるかも知れないけど。ずっと一緒にいてね!」
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