命を狙われてるらしいですが、ここで生きて行きます!

茨城 凛

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閑話

・子守の傷

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「ゼン大丈夫?痛くない?」
「これくらい大丈夫っすよ!血は流れてるけどそんなに深く無いっすから!」
船の中にある唯一の治療室にロゼを救出に向かった者が集まっていた。
「ロゼや、そんなに気にする事は無いよ。このボーズにはある意味良い薬なんだからの」
そこの主みたいに年老いたおばあちゃんが・・・・・。
(誰?)
今まで皆といてたけどこの人は初めて見る。
「どうした?」
お頭は首を傾げながら聞きに来た。
「誰?」
「おおっ!そういや、儂も知らぬな?今までいなかったみたいじゃが何故急にここにいるんじゃ?」
ヨービルじぃも同じこと思ってたみたいで聞きたかった事を聞いてくれた。
お頭は納得したらしく。
「ああ。この人か、俺達の仲間だ。ただ今回は一緒に行動して無く船での待機をお願いしてたんだ。だから2人は見なかったんだ」
「歳が歳っすからねー・・・・あでっ!」
ゼンがそう言ったらおばあちゃんがゼンの頭を叩いた。
「私はまだ若いわ!このボーズが!ほれ!治療は完了じゃ早く出て行くんじゃな!ああ、ロゼは色々話したいから残ってもいいんじゃよ。」
ゼンと私の対応が全然違うのでオロオロしていたら
「一旦俺の部屋に行くぞ」
とお頭に言われ皆で出て行く事に。
ドアからおばあちゃん見たらニコニコしつつ手を振ってたので振り返しておいた。



お頭の部屋に着いたとたん
「ロゼ、お帰り」
と急にお頭に言われビックリしてしまった。
「お帰りって?」
「そうか、ロゼはそれをここでもあまり言う事は無かったか。」
皆も今気が付いたみたいに「そういや」って聞こえて来る。
「お帰り?」
「お帰りって言うのは、帰って来たい場所に帰って来れたからお帰りってなるんだ。逃げる時に帰りたいって言ってただろ?皆の所に帰って来れた。ロゼにとっては安心する所に帰って来れた。だからお帰りなんだ。」
難しい事を言われちょっと分からず隣にいたゼンを見上げたら笑いながら
「お帰りっす。ロゼそう言われたら、ただいまと言うんっすよ。」
頭を撫でられながらそう言ってきたので嬉しくなって
「ただいま」
と小声で言ってしまった。
「「「「お帰り」」」」
恥ずかしくなってゼンの後ろに隠れてしまった。

「さて、色々聞きたい事はあるが一旦休もう。俺はもう眠たい・・・」
・・・・・・・
話があるかと思ったら休む・・・・・
ゼンの後ろから顔を出して様子を見ていたらお頭がもう・・・寝ていた!
ぐぅーーーー。
はぁ・・。
「お頭がこの状態ですので、一旦皆解散しましょう。ゼン、ロゼの部屋は貴方と一緒でいいですね?文句は受け付けませんよ?」
「いいっすよ。明日、ここに来たらいいっすか?」
「そうですねー。また呼びますのでそれまでいつも通りでいいですよ。進路も決めなくてはいけませんから」
進路?何の事か分かんないけどお休みなんだね。


ゼンと部屋に行き一緒に寝た。
疲れていたのか目を覚ますと外が明るかった。
「ゼン・・・」
横で眠ってるゼンの傷を見て顔を歪める。
(気にするなって言ってた。でも・・・・私のせいで)
そう思うと居ても立っても居られないだけど何も出来ないのも分かる。
ううっ・・・。
半分泣きそうになっていると横から頭を撫でに来た。
「また気にしてるんっすか?こんなのはへっちゃらっす」
「でも!私を助けに来てくれたから怪我をしたんだよ!助けに来なければ怪我しなかったかもしれないのに・・」
そんな事言ったと思ったら
「ロゼ、そんな事は今後言わないって約束するっす。俺達はロゼといたいから助けに行ったんっすよ?助けに行かなければロゼは死んでいたのかも知れない。俺達はそんな事は許す事は出来ないっす。家族みたいな人達が死んでいくのは見たくないんっす。」
そう言われても中々納得がいかない。
「ゼンは・・・私に死んで欲しくなかったの?」
「死んで欲しくなかったより、生きて行くと言うのが欲しかったっす。ロゼは何処か諦めてる感じがしてたっすから。お頭もそこが分かってて俺にロゼの事を任したと思うんっす。」
何の事か分からず首を傾げた。
ゼンは少し笑いながら
「ロゼは昔の俺に似てるんっすよ。」
ゼンに似ている?
そんな感じはしないそう思っていたら。
「さて!今日は何時お頭に呼ばれるか分からないっすけど、のんびりしますか!何処か行って見たい所あるっすか?」
しんみりしていた事が嘘のようにゼンが聞いて来たので「へ?」っと言ってしまった。
「今日は日課のやつは無しって言ってたっすから、この船の中を見て見るのも良いかもしれないって思ったんす」
船・・?
「ああ、船分かんないんっすね。うーん。俺も説明下手っすから今度リンゼルさん辺りに聞きに行くっす!今は行きたい所へ行くっすよ。」
行きたい所・・・。
「昨日の女の人の所に行きたい。」
「あー。あの人の所っすか?」
ダメなんだろうか?
「まぁいいか、じゃぁ行くっすよ」
そう言ってゼンに抱き上げられた。
「ゼン!怪我!怪我ーーーー!!」


(ロゼには話せないっすね。お頭に出会わなければ俺は死んでいたかも知れないっていう事は)
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感想 1

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みんなの感想(1件)

あーちゃん
2019.04.03 あーちゃん

まだ途中までしか読んでませんが、楽しく読ませてもらってます!!
ただ一つ気になるのが…「いる」というのが「いてる」となっていますが、ワザとですか??
会話じゃない文章もそう書いてあるので、違和感があって気になります…

2019.04.03 茨城 凛

コメントありがとうございます!
ワザとでは無いのです…無意識に書いていました!
違和感あるみたいなので書き直しますね!
少々お待ち下さい。

解除

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