猫のもの語り         ~猫探偵社 始動編~

猫田 薫

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第二十三章 新しい明日へ ~猫探偵社はつづく~

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今日、私は伊藤刑事とカフェで待ち合わせをした。私のベスパでカフェに着くと、すでに伊藤刑事はカフェで待っていた。
「加賀美さん、ありがとうね。今回の事件、加賀美さんのおかげで解決したようなものだものね。本当に助かったわ。阿部刑事も本当に感謝しているって伝えてくれって。ここはおごるから何でも食べて。ここのケーキもパフェもおいしいのよ」
「いやいや、私は何もしてないですから。猫を見つけたのと、お世話したぐらいですから」
本当に事件の解決に導いたのは猫たち、特にマルコとマリンだ。マルコのご主人様への復讐心とマリンの知恵が大きかったんだなあ。
「じゃあ、このでっかいパフェ食べちゃおうかなあ。あは、あは、あははははは」
それにしても2匹とも賢い猫だ。でも、その猫たちと話せる私の能力も大きいと思うけれど、これは秘密。
私たちは猫探偵社なのだ!

~エピローグ~

「加賀美さん、色々とありがとう。これはお礼ね」
「いやいや、お礼なんて、仕事として報酬をいただいていますから」
「あと、マルコちゃんは私が引き取るわ。由紀子さんの形見だもの。猫を形見って言っちゃいけないけど、家族だから。由紀子さんの家族として私が引き取るわ」
「分かりました。寂しくなるけど、マルコはお渡ししますね。斎藤さんに飼っていただけるならマルコも安心ですし、メイもジュンもいるしね」
「メイとジュンもあなたのことをとても気に入っているみたいなの。また、何かあったらお願いしてもいいかしら?」
「はい、大丈夫ですよ。私の都合がつく限り、ご依頼は承ります」
「あと、小田桐先生もあなたにお礼を言っておいてくれって。色々と活躍してくれてありがとうって」
「いやー、それほど活躍していませんよ。猫たちを見ていただけですから」
マルコが斎藤さん宅に行くのは少し寂しいけれど、いつでも会いに行けるし、私にはマリンがいる。
マリンは私の大切なパートナーだから。大切にしないとね。

プルルプルル、あ、電話だ。
「はい、もしもし、猫探偵社です。どんなご依頼でしょうか?」

~End ~
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