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第三章 わだつみの娘と海の国の物語
17、嫁が嫁なら旦那も旦那。(byエミリオ・スミス)
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そう、その顔が見たかった。
海の国と言われるオーシアンの国王と、海の男達から一目置かれる海賊スミス一家の若頭領の結託を知ったシーアの驚愕の表情にエリミオは目を細める。
海で生計を立てる身だ。
オーシアンにも、ドレファン一家にもケンカを売る気はない。
悪いね、「陛下」。
海の国の王も、彼女のこんな表情を見たかっただろうに。完全に抜け駆けし、独占した。
まあ、これくらいは許されるだろう。
手を出す事もなく、無事返してやろうと言うのだから。
「君の旦那さんは太っ腹だね。身代金は丸々くれるってさ」
それを踏まえたうえで、レオニーク・バルトンは身代金の金額をエミリオに一任した。
いくら取れるか、それはエミリオの手腕次第だと言外に言い放つ相手に、エミリオは武者震いを感じた。
自分を試す機会を与えられたと思った。
海姫であり、オーシアンの王妃の価値。けれど裏取引である。
そしてレイスノートが痛手だと後悔し、二度とおかしな真似を企てないレベルの金額。こんなやりがいのある仕事も滅多にお目にかかれない。
そしてそれはレイスノートとの交渉の対価であり、同時に海姫の身の安全の対価であるのだ。エミリオは指一本、海姫に手を出す事は出来ない身となった。
口にせずともそれを理解できる彼だからこそ、レオンは彼を選ぶ。
レオニーク・バルトンはエミリオ・スミスに王妃の身代金を払ったと同義である。
その出所はレイスノートの国庫。
面白い、なんてものではない。
これを痛快と言わずして何と言おう。
「5千万とはふっかけたな」
話を聞いたシーアは緊張が解けたかのように、ふっと息をついた。
エミリオは鉱山の経営権と戦争の可能性をちらつかせてレイスノートに揺さぶりをかけた。
経営権にレオニーク・バルトンは興味を示さなかったが、切り札として使わせてもらう分には問題ないだろう。
「それから報酬にってオーシアン国王所有の船会社の利益の彼の取り分6割を向こう3年。陛下は5割を5年間って言ってたんだけどね」
6割を3年間にする事で単純計算での実入りはかなり減るが、このまま先細りする可能性もないとは言い切れない。報酬は早期に回収するに限る。
何より、5年もあの元恋敵と付き合うのは遠慮したかった。
船会社の経営が順調であればあるほど、エミリオの取り分は増える。
しかし、たとえ5年後レオニーク・バルトンの船会社が倍の成功を収めていたとしても、後悔する事はないだろう。
エミリオの言葉を聞いたシーアは唖然とした。
「お前、それはぼったくり過ぎだろう」
シーアからは修道院に入るまでの手数料として、これまで節約して蓄えた一年間の装飾代金を支払う事で話をつけているのだ。
その上、レイスノートから散々ふんだくっておいて、何を言っているのかと思った。
レオニーク・バルトンからの謝礼は、金額としては『身代金』に遠く及ばない。
しかしそれは契約としての体面を保つとともに、レオニーク・バルトンの誠意の証でもある。ドレファン一家で海賊と渡り合う手段を学んだその判断と気概を、海賊であるエミリオ・スミスは気に入った。
海の国の王が海賊エミリオ・スミスに王妃の身代金を要求させた事実は、彼等の間だけの最高機密である。
だからこその口止め料でもあった。
さすが海王ウォルター・ドレファンの下につき、今や海の国の王たる男は分かっているなと思う。
そして何より。
本当に食えない男だと思った。
これではスミス一家はオーシアンの船には手が出せない。オーシアンの海運業の信頼を落とすわけにはいかない。
レオニーク・バルトンの船会社が多くの利益を出せば出すほど、より多くの報酬が手に入るのだから。
だからもし、レオニーク・バルトンの船会社所有の船に問題が起きている状況に出くわせば、スミス一家は交渉を持ちかける態で手助けする事になるだろう。
まるで子飼いだ。
━━なんて男だよ、まったく。
それはシーアと、エミリオの共通の感想であった。
レオニーク・バルトンからの依頼は、癪に障る部分もあるが実に実入りのいい、面白い仕事でもあったとエミリオは思う。
それは認めざるを得ないし、一家を預かる身としてはこうも言わざるを得ない。
「また美味しい仕事があったらその時はよろしく頼むよ」
にっこりという表現がふさわしいような清々しいまでのエミリオの笑顔に、シーアはうんざりと嘆息した。
「結局、お前が一番稼いだな」
シーアは偽の航海路を書いておけばよかったと痛切に後悔し、それを聞いたエミリオは初めて心から満足を覚える。
海の国の王の言った通り、彼と組むのは成功だった。
まさか彼女のこんな悔しそうな顔を見られるとは。
だから続けて嘯く。
「きみの旦那さんは実に面白かったよ。もし今度何かあったら彼と組む事にするよ」
その言葉にシーアは複雑な心境に陥り、少しだけ顔を曇らせた。
自分よりも、あの男の方が有望だと言われたような気がしたのだ。
自分に価値がなくなったような気がした。
けれど、そうなるよう自分自身が仕組んだのだ。
ここまでしたのだ。
そうでなければ困る。
しかし実際それを実感させられると一抹のさみしさにも似た喪失感が胸をかすめ、それを払拭させるために悪態をつく。
「老若男女問わずか。さすがだな」
それから自分自身のその言葉に困惑したように首をひねった。
「側室なら許せるが、相手がお前ってのはちょっといただけないな」
シーアの真剣な様子に、エミリオは「そっちの意味じゃないけどね」と軽く否定し、それからくすくすと、楽しそうに笑いながら問いかける。
「北の台地との取引条件の都合であと10日位で旦那さんのトコに帰ってもらいたいんだけど━━まだ帰らないの? あっちはもう決着がついたよ」
切れ者の旦那がすべて整えて待っているというのに、どうして帰ろうとしないのか。エミリオは見透かしたうえであえて意地悪く声を掛けたのだった。
海の国と言われるオーシアンの国王と、海の男達から一目置かれる海賊スミス一家の若頭領の結託を知ったシーアの驚愕の表情にエリミオは目を細める。
海で生計を立てる身だ。
オーシアンにも、ドレファン一家にもケンカを売る気はない。
悪いね、「陛下」。
海の国の王も、彼女のこんな表情を見たかっただろうに。完全に抜け駆けし、独占した。
まあ、これくらいは許されるだろう。
手を出す事もなく、無事返してやろうと言うのだから。
「君の旦那さんは太っ腹だね。身代金は丸々くれるってさ」
それを踏まえたうえで、レオニーク・バルトンは身代金の金額をエミリオに一任した。
いくら取れるか、それはエミリオの手腕次第だと言外に言い放つ相手に、エミリオは武者震いを感じた。
自分を試す機会を与えられたと思った。
海姫であり、オーシアンの王妃の価値。けれど裏取引である。
そしてレイスノートが痛手だと後悔し、二度とおかしな真似を企てないレベルの金額。こんなやりがいのある仕事も滅多にお目にかかれない。
そしてそれはレイスノートとの交渉の対価であり、同時に海姫の身の安全の対価であるのだ。エミリオは指一本、海姫に手を出す事は出来ない身となった。
口にせずともそれを理解できる彼だからこそ、レオンは彼を選ぶ。
レオニーク・バルトンはエミリオ・スミスに王妃の身代金を払ったと同義である。
その出所はレイスノートの国庫。
面白い、なんてものではない。
これを痛快と言わずして何と言おう。
「5千万とはふっかけたな」
話を聞いたシーアは緊張が解けたかのように、ふっと息をついた。
エミリオは鉱山の経営権と戦争の可能性をちらつかせてレイスノートに揺さぶりをかけた。
経営権にレオニーク・バルトンは興味を示さなかったが、切り札として使わせてもらう分には問題ないだろう。
「それから報酬にってオーシアン国王所有の船会社の利益の彼の取り分6割を向こう3年。陛下は5割を5年間って言ってたんだけどね」
6割を3年間にする事で単純計算での実入りはかなり減るが、このまま先細りする可能性もないとは言い切れない。報酬は早期に回収するに限る。
何より、5年もあの元恋敵と付き合うのは遠慮したかった。
船会社の経営が順調であればあるほど、エミリオの取り分は増える。
しかし、たとえ5年後レオニーク・バルトンの船会社が倍の成功を収めていたとしても、後悔する事はないだろう。
エミリオの言葉を聞いたシーアは唖然とした。
「お前、それはぼったくり過ぎだろう」
シーアからは修道院に入るまでの手数料として、これまで節約して蓄えた一年間の装飾代金を支払う事で話をつけているのだ。
その上、レイスノートから散々ふんだくっておいて、何を言っているのかと思った。
レオニーク・バルトンからの謝礼は、金額としては『身代金』に遠く及ばない。
しかしそれは契約としての体面を保つとともに、レオニーク・バルトンの誠意の証でもある。ドレファン一家で海賊と渡り合う手段を学んだその判断と気概を、海賊であるエミリオ・スミスは気に入った。
海の国の王が海賊エミリオ・スミスに王妃の身代金を要求させた事実は、彼等の間だけの最高機密である。
だからこその口止め料でもあった。
さすが海王ウォルター・ドレファンの下につき、今や海の国の王たる男は分かっているなと思う。
そして何より。
本当に食えない男だと思った。
これではスミス一家はオーシアンの船には手が出せない。オーシアンの海運業の信頼を落とすわけにはいかない。
レオニーク・バルトンの船会社が多くの利益を出せば出すほど、より多くの報酬が手に入るのだから。
だからもし、レオニーク・バルトンの船会社所有の船に問題が起きている状況に出くわせば、スミス一家は交渉を持ちかける態で手助けする事になるだろう。
まるで子飼いだ。
━━なんて男だよ、まったく。
それはシーアと、エミリオの共通の感想であった。
レオニーク・バルトンからの依頼は、癪に障る部分もあるが実に実入りのいい、面白い仕事でもあったとエミリオは思う。
それは認めざるを得ないし、一家を預かる身としてはこうも言わざるを得ない。
「また美味しい仕事があったらその時はよろしく頼むよ」
にっこりという表現がふさわしいような清々しいまでのエミリオの笑顔に、シーアはうんざりと嘆息した。
「結局、お前が一番稼いだな」
シーアは偽の航海路を書いておけばよかったと痛切に後悔し、それを聞いたエミリオは初めて心から満足を覚える。
海の国の王の言った通り、彼と組むのは成功だった。
まさか彼女のこんな悔しそうな顔を見られるとは。
だから続けて嘯く。
「きみの旦那さんは実に面白かったよ。もし今度何かあったら彼と組む事にするよ」
その言葉にシーアは複雑な心境に陥り、少しだけ顔を曇らせた。
自分よりも、あの男の方が有望だと言われたような気がしたのだ。
自分に価値がなくなったような気がした。
けれど、そうなるよう自分自身が仕組んだのだ。
ここまでしたのだ。
そうでなければ困る。
しかし実際それを実感させられると一抹のさみしさにも似た喪失感が胸をかすめ、それを払拭させるために悪態をつく。
「老若男女問わずか。さすがだな」
それから自分自身のその言葉に困惑したように首をひねった。
「側室なら許せるが、相手がお前ってのはちょっといただけないな」
シーアの真剣な様子に、エミリオは「そっちの意味じゃないけどね」と軽く否定し、それからくすくすと、楽しそうに笑いながら問いかける。
「北の台地との取引条件の都合であと10日位で旦那さんのトコに帰ってもらいたいんだけど━━まだ帰らないの? あっちはもう決着がついたよ」
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