47 / 123
第三章 プレイ三日目
#42 新しい武器をゲットしたぞ!
しおりを挟む
【骨刀ノザラシ】
【ファルシオン】と【呪骨】を合成して作られた武器。高い攻撃力を誇る。なお、重量刀とは敵を鎧ごと断ち切る事を前提にした片刃剣の事。
【呪視の腕輪】
【金箔の腕輪】と【呪魂】を合成して作られた装飾品。武器攻撃時に対象に状態異常:呪いを付与する。呪い状態になると徐々に魔力が減少する。
【血紋の手袋】
【革の手袋】と【呪血】を合成して作られた装飾品。武器攻撃時に対象に状態異常:毒を付与する。毒状態になると徐々に体力が減少する。
【凶つ星の首飾り】
【勾玉の首飾り】と【大呪魂】を合成して作られた装飾品。装備者の体力が零になった時、自動で復活させる。ただし、その際に装備者に状態異常:ゾンビが付与される。ゾンビ状態になると治癒術・治癒アイテムで体力が回復せず、逆にダメージを受けてしまう。
「おー。結構良いじゃねえか」
『うんうん似合う!』
『凶つ星ええやん!』
出来上がったアイテム群を見てマイもチャット欄も満足げの声を上げる。かくいう私も御満悦だ。このアイテム群ならば極振りのせいで出来てしまった弱点も補えるだろう。
「じゃあ、【骨刀ノザラシ】と【呪視の腕輪】はマイのね。私は【血紋の手袋】と【凶つ星の首飾り】を貰っていくから」
「良いのか? 【呪視の腕輪】はすのこが持っていた方が良さそうだが」
「【呪視の腕輪】を作るのに必要な【呪魂】はマイがゲットした物だから、マイが貰っていくのが道理でしょ」
確かに【呪視の腕輪】の効果は欲しくはあるが、それを私が貰ってしまうのはマイに悪い。それに私が三個、マイが一個の配分にすると私ばっかり優遇されているようで体裁がよろしくない。ここは二・二の同数にするのが気分的にも良い。
「どうも有難う御座いました、包帯男さん」
「どーいたしまして。ま、これで僕もリスナーに顔が立つし、ウィンウィンってものよ」
ラペさん改め包帯男さんが手を振る。
「包帯男さん」という呼び名は配信の音声切断を止めるに当たり、そう呼べとラペさんに言われたものだ。他の人の配信で正体を明かしてはならないという会社からのルールを守る為だという。ロンちゃんの言動を鑑みるにそこまで厳しくしなくても良い様子だけど、どこまでも律儀な人だ。
「あ、今の制作風景、僕の配信でも使わせて貰っちゃっても良いかな? リスナーにちゃんと『お詫びしたよー』って説明に使いたいから」
「はい、勿論です! 顔出ししても構いませんけど……」
「あー、御免。それは僕の方が無理。間違いなく会社から許可下りない」
「ですよねー」
「いやぁ御免ねぇ、本当に。ま、今度機会があればって事で」
ヘラヘラと笑うラペさん。その笑顔がこちらを気遣わせないようにという彼の配慮である事は私にだって分かる。
戦闘のあるゲームで死ぬのは日常茶飯事だし、そこまで気にする必要はないと思うのだが、本当にリスナーに色々言われたのかもしれない。あるいはリスナーには特には言われなかったけど、会社には何か言われたのか。本人の気質もあるだろう。それで私相手にもここまでしなきゃいけないなんて、有名配信者ってのは大変だ。
【ファルシオン】と【呪骨】を合成して作られた武器。高い攻撃力を誇る。なお、重量刀とは敵を鎧ごと断ち切る事を前提にした片刃剣の事。
【呪視の腕輪】
【金箔の腕輪】と【呪魂】を合成して作られた装飾品。武器攻撃時に対象に状態異常:呪いを付与する。呪い状態になると徐々に魔力が減少する。
【血紋の手袋】
【革の手袋】と【呪血】を合成して作られた装飾品。武器攻撃時に対象に状態異常:毒を付与する。毒状態になると徐々に体力が減少する。
【凶つ星の首飾り】
【勾玉の首飾り】と【大呪魂】を合成して作られた装飾品。装備者の体力が零になった時、自動で復活させる。ただし、その際に装備者に状態異常:ゾンビが付与される。ゾンビ状態になると治癒術・治癒アイテムで体力が回復せず、逆にダメージを受けてしまう。
「おー。結構良いじゃねえか」
『うんうん似合う!』
『凶つ星ええやん!』
出来上がったアイテム群を見てマイもチャット欄も満足げの声を上げる。かくいう私も御満悦だ。このアイテム群ならば極振りのせいで出来てしまった弱点も補えるだろう。
「じゃあ、【骨刀ノザラシ】と【呪視の腕輪】はマイのね。私は【血紋の手袋】と【凶つ星の首飾り】を貰っていくから」
「良いのか? 【呪視の腕輪】はすのこが持っていた方が良さそうだが」
「【呪視の腕輪】を作るのに必要な【呪魂】はマイがゲットした物だから、マイが貰っていくのが道理でしょ」
確かに【呪視の腕輪】の効果は欲しくはあるが、それを私が貰ってしまうのはマイに悪い。それに私が三個、マイが一個の配分にすると私ばっかり優遇されているようで体裁がよろしくない。ここは二・二の同数にするのが気分的にも良い。
「どうも有難う御座いました、包帯男さん」
「どーいたしまして。ま、これで僕もリスナーに顔が立つし、ウィンウィンってものよ」
ラペさん改め包帯男さんが手を振る。
「包帯男さん」という呼び名は配信の音声切断を止めるに当たり、そう呼べとラペさんに言われたものだ。他の人の配信で正体を明かしてはならないという会社からのルールを守る為だという。ロンちゃんの言動を鑑みるにそこまで厳しくしなくても良い様子だけど、どこまでも律儀な人だ。
「あ、今の制作風景、僕の配信でも使わせて貰っちゃっても良いかな? リスナーにちゃんと『お詫びしたよー』って説明に使いたいから」
「はい、勿論です! 顔出ししても構いませんけど……」
「あー、御免。それは僕の方が無理。間違いなく会社から許可下りない」
「ですよねー」
「いやぁ御免ねぇ、本当に。ま、今度機会があればって事で」
ヘラヘラと笑うラペさん。その笑顔がこちらを気遣わせないようにという彼の配慮である事は私にだって分かる。
戦闘のあるゲームで死ぬのは日常茶飯事だし、そこまで気にする必要はないと思うのだが、本当にリスナーに色々言われたのかもしれない。あるいはリスナーには特には言われなかったけど、会社には何か言われたのか。本人の気質もあるだろう。それで私相手にもここまでしなきゃいけないなんて、有名配信者ってのは大変だ。
1
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる