欲望の愛らぶyou

三愛 紫月 (さんあい しづき)

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星と氷雨(氷雨に連れてこられた場所)

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氷雨は、僕にずっとキスをしていた。
唇を離す。

「起きて」そう行って引っ張られる。

時雨の寝室だ。

「布団は、僕が新しく買ったやつだから気にしないで」

「ここで、そんな事はしないよ」手を離したいのにうまく力がはいらなくて敷いてある布団に押し倒された。

「もう、終わらせたいんでしょ?」

えっ!!!

「苦しくて辛くて悲しくて、手離したいって顔をずっとしてるよ。」

そう言って、僕の服を脱がしていく。

「やめてよ。」一生懸命抵抗するけど、酔った僕の力は氷雨に負けている。

氷雨が、僕の胸を舐めた瞬間体がそれを覚えていてすぐに下が膨らんだ。

こうされたら、痛みが消えるのを忘れていた。

氷雨は、さらに僕の胸を舐める。

「ハァン。アッ」

体がピクンとはねた。

「やっぱり、ちゃんと覚えてる。彼としてなかったんだね。」

そう言ってキスをする、さっきと違って舌を絡ませてくる。

「ハァ…ぁっァッ」口の端から涎が垂れてくる。

この半年間、性欲の処理などする事もなかった僕は氷雨のキスだけで果ててしまいそうだった。

「まだ、ダメ」そう言ってモノを握られてしまう。

まだ、冷たい僕の体に氷雨の手の温もりが広がっていく。

「口の中にだしたいんでしょ?」

そう言われてモノを手で上下に擦られている。

「手でいったら、終わらせてあげないから」そう言われて僕は、ひたすら耐える。

「そんなに終わらせたいんだね」

そう言って氷雨は、僕の口に舌を入れて自分の口をトロトロにする。

「だったら、前みたいに全部ちょうだい。」

そう言って氷雨が泣いてる。

そのまま、僕のモノを咥えた。

「ァッーハァーハァ」

すぐ出さないように耐えるけど、氷雨の中がトロトロで無理だ。

「ィック、アー ァッアー」

僕は、氷雨の口の中に出してしまった。

「ゴクッ、僕の中に出してよ」

「えっ?」

「あの時とは、違って星が僕の中にだすの。洗って」

そう言って、お風呂場に連れてこられた。

「ここに来た日は、ちゃんとお尻を洗ってるから綺麗だと思うよ。次に会った時は、いれてもらうつもりだったから…昨日もきたから」そう言って僕の手をお尻にもっていく。

僕は、ボディソープを泡立たせて氷雨のお尻を丁寧に洗う。

指がはいった。

「ぁァッ、星、すごい」

僕は、指を使って綺麗に洗ってあげた。

同じ事を氷雨にもされた。

「ハァ、ァッ氷雨ァッ」

僕も綺麗にされた。


お風呂からあがると、タオルで丁寧に体を拭くだけでお互いのモノは膨らんでいた。

また、布団に戻ってきた四つん這いになって氷雨はいれてとばかりにお尻をつきだしてきた。

「痛いよ」

「大丈夫」

「じゃあ、いれるよ」

「うん」

モノも優しく触ってあげながら、ゆっくりといれる。

「ィッ、ィッタ」

って言っていたけど、半分はいった辺りから痛みが快感にかわったようだった。

「ィッ、ハァ、ァッァッアー」

氷雨が、感じたのがわかった瞬間いっきに奥までいれた。

「ァーあー、指とチガッキモチィィ、ァッァッー」

氷雨は、自分から腰をふりだした。

「キツイよ」基本的に僕は、男とする時は受け身だから、この立場は不思議だ。

「ハァァッあーィくッだして」

氷雨の言葉に夢中で腰をふった。

「ァッハァー」「ァッー」

一緒に、果てた。

その瞬間、氷雨は僕の中にまだ大きくなってないモノをいれた

「ァッ」すぐに大きくなる。

「だしてあげるから」そう言われて腰をふられる。

「ハァァッあーィくッ」久しぶりの快感にすぐにいってしまった。

「ハァッはぁっん」背中を舐められてる。

僕と氷雨は、何度もお互いの中にだした。

どれだけ、それをやっていたのかわからない。

目を閉じる前に思った。 

繋がってるときは、幸せなのに

体が離れた瞬間、辛くて苦しくなる

氷雨を誰にも渡したくない。

氷雨に誰にも触れて欲しくない。


本当のお別れだね、氷雨。

さよなら





氷雨の気持ちー

中に何度も何度も出してもらった。

嬉しい。

身体中に星が、溢(あふ)れてくる。

繋がってる時は、幸せなのに終わったら苦しくて辛くて

星の幸せを願えていない自分に気づいてしまった。

星、本当のお別れだね。

さよなら

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