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神様、お願いを聞いてくれたんだね
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頬が濡れる感覚がして、目を開けた。
寝てたんだ。僕…。
「ただいま」
「おかえり」
月(るい)を反射的に、抱き締めていた。
「美咲さんは?」
「さっき、帰ったよ。」
「そっか、お礼言わなきゃ。」
月は、僕を強く抱き締める。
「何か、あったの?」
「流星と死のうとした。」
ズキンって胸に痛みが走って、涙が溢(こぼ)れてきた。
「帰ってきてくれて、よかったよ。」
「星(ひかる)の声が、聞こえてやめれた。ありがとう」
月は、僕を優しく抱き締めてくれる。
嫌な予感が当たらなくてよかったと思った。
「それでも、キスしたら喰われたくて。抱き締められたら、殺されたくて。流星が、死のうって言ったら嬉しいよって微笑んだんだ。あの時、広がった穏やかな気持ちが心地よくて。今でも、俺は俺を許せないんだ。」
抱き締めてくれる、月の手が震えてる。
「僕もわかるよ。」
「星だけが、俺をわかってくれる。」
僕は、月の背中を撫でる。
「俺、流星に怒りを感じたらうまく感情をコントロール出来なくなる。うまく、化け物を飼い慣らせなくなる。どうてもよくなってしまう。でも、それが怖いんだよ。だから、流星には俺の放(はな)れた場所で生きていて欲しいと思ったんだ。」
「うん」
「でも、これからも流星に会いたいのは変わらない。ただ、流星が生きているのを見れるだけでいいんだよ。」
「うん」
「近づくと壊す。触(ふ)れれば触れる程、傷つけてしまう。でも、二度と会えないのは嫌だった。」
「うん」
僕は、月の背中を擦る。
「星、ありがとう。俺は、星がいなかったら帰ってこれなかったよ。」
「おかえり、月」
約束を守って帰ってきてくれただけでいい。
それ以上は、いらないよ。
神様、僕のお願いを聞いてくれたんだね。
ありがとう
僕、月がいなくなるなんて考えたくないよ。
月がいなくなったら、生きていけないよ。
「月、僕の前からいなくならないでよ。」
「わかってる」
「一緒に生きてく努力をするから。僕、氷雨に会っても、ちゃんと月の元に帰ってくるから…。だから、月もちゃんと僕の元に帰ってきて」
「帰ってくるよ」
月は、僕から離れた。
「星、その手痛くない?」
「大丈夫」
「それなら、よかった」
月は、そう言って僕の頭を優しく撫でてくれる。
「星、キスしたら怒る?」
「ううん、怒らないよ」
「久しぶりにしようか」
「うん」
月が、優しく唇を重ねてきた。
穏やかで暖かい雨(あい)が降り注ぐ。
また、この雨(あい)が洗い流してくれるんだ。
涙がスーって流れてくる。
昨日、燃え盛って焼けただれた心(ここ)が優しく洗われてるのを感じる。
「ありがとう」
月は、僕から唇を離して頭を撫でる。
「月(るい)、僕と出会ってくれてありがとう。感謝してる。月に出会ってなかったらって考えると怖いよ。」
「俺も、感謝してるよ。星がいてくれなかったらって考えると俺も怖いよ。」
僕の頬の涙を拭ってくれる。
「いつだって、月は僕のヒーローだよ。」
「ハハハ、星も俺のヒーローだ。」
怖かったんだ。
月のこの笑顔にもう会えない気がしたんだよ。
月は、僕の涙をずっと拭ってくれる。
もう、この手に触(ふ)れられないと思った。
「月、これからも僕の元にちゃんと帰ってきて。」
僕は、月の頬に触(ふ)れた。
「もう、怖いのは嫌だよ。月を信じているのに、怖くなるのは嫌だよ。ちゃんと、僕の元に帰ってきて」
「わかった。約束する。」
僕達には、口約束しかないから怖いんだよね。
「昔見た、ドラマの奥さんは浮気されていても旦那さんは私を選ぶって堂々と宣言したのは、婚姻届を出していたからかな?」
「そっか、それだな。」
月は、僕の手を握りしめた。
「何?」
「結婚式あげたら、俺は矢吹月(やぶきるい)になるよ!」
「えっ?」
「それとも、星(ひかる)が橘星(たちばなひかる)になる?」
「何を言ってるの?」
「簡単に放(はな)れられない関係を作りたいんだろ?」
そう言って、月は僕の頭を撫でてくれた。
寝てたんだ。僕…。
「ただいま」
「おかえり」
月(るい)を反射的に、抱き締めていた。
「美咲さんは?」
「さっき、帰ったよ。」
「そっか、お礼言わなきゃ。」
月は、僕を強く抱き締める。
「何か、あったの?」
「流星と死のうとした。」
ズキンって胸に痛みが走って、涙が溢(こぼ)れてきた。
「帰ってきてくれて、よかったよ。」
「星(ひかる)の声が、聞こえてやめれた。ありがとう」
月は、僕を優しく抱き締めてくれる。
嫌な予感が当たらなくてよかったと思った。
「それでも、キスしたら喰われたくて。抱き締められたら、殺されたくて。流星が、死のうって言ったら嬉しいよって微笑んだんだ。あの時、広がった穏やかな気持ちが心地よくて。今でも、俺は俺を許せないんだ。」
抱き締めてくれる、月の手が震えてる。
「僕もわかるよ。」
「星だけが、俺をわかってくれる。」
僕は、月の背中を撫でる。
「俺、流星に怒りを感じたらうまく感情をコントロール出来なくなる。うまく、化け物を飼い慣らせなくなる。どうてもよくなってしまう。でも、それが怖いんだよ。だから、流星には俺の放(はな)れた場所で生きていて欲しいと思ったんだ。」
「うん」
「でも、これからも流星に会いたいのは変わらない。ただ、流星が生きているのを見れるだけでいいんだよ。」
「うん」
「近づくと壊す。触(ふ)れれば触れる程、傷つけてしまう。でも、二度と会えないのは嫌だった。」
「うん」
僕は、月の背中を擦る。
「星、ありがとう。俺は、星がいなかったら帰ってこれなかったよ。」
「おかえり、月」
約束を守って帰ってきてくれただけでいい。
それ以上は、いらないよ。
神様、僕のお願いを聞いてくれたんだね。
ありがとう
僕、月がいなくなるなんて考えたくないよ。
月がいなくなったら、生きていけないよ。
「月、僕の前からいなくならないでよ。」
「わかってる」
「一緒に生きてく努力をするから。僕、氷雨に会っても、ちゃんと月の元に帰ってくるから…。だから、月もちゃんと僕の元に帰ってきて」
「帰ってくるよ」
月は、僕から離れた。
「星、その手痛くない?」
「大丈夫」
「それなら、よかった」
月は、そう言って僕の頭を優しく撫でてくれる。
「星、キスしたら怒る?」
「ううん、怒らないよ」
「久しぶりにしようか」
「うん」
月が、優しく唇を重ねてきた。
穏やかで暖かい雨(あい)が降り注ぐ。
また、この雨(あい)が洗い流してくれるんだ。
涙がスーって流れてくる。
昨日、燃え盛って焼けただれた心(ここ)が優しく洗われてるのを感じる。
「ありがとう」
月は、僕から唇を離して頭を撫でる。
「月(るい)、僕と出会ってくれてありがとう。感謝してる。月に出会ってなかったらって考えると怖いよ。」
「俺も、感謝してるよ。星がいてくれなかったらって考えると俺も怖いよ。」
僕の頬の涙を拭ってくれる。
「いつだって、月は僕のヒーローだよ。」
「ハハハ、星も俺のヒーローだ。」
怖かったんだ。
月のこの笑顔にもう会えない気がしたんだよ。
月は、僕の涙をずっと拭ってくれる。
もう、この手に触(ふ)れられないと思った。
「月、これからも僕の元にちゃんと帰ってきて。」
僕は、月の頬に触(ふ)れた。
「もう、怖いのは嫌だよ。月を信じているのに、怖くなるのは嫌だよ。ちゃんと、僕の元に帰ってきて」
「わかった。約束する。」
僕達には、口約束しかないから怖いんだよね。
「昔見た、ドラマの奥さんは浮気されていても旦那さんは私を選ぶって堂々と宣言したのは、婚姻届を出していたからかな?」
「そっか、それだな。」
月は、僕の手を握りしめた。
「何?」
「結婚式あげたら、俺は矢吹月(やぶきるい)になるよ!」
「えっ?」
「それとも、星(ひかる)が橘星(たちばなひかる)になる?」
「何を言ってるの?」
「簡単に放(はな)れられない関係を作りたいんだろ?」
そう言って、月は僕の頭を撫でてくれた。
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