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凛の話5
求め合う…
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だから、私は拓夢に「沼に沈もう」と言った。
「沈む」そう言った瞬間から拓夢は、いつものように私を求めてきてくれる。忘れさせてあげたい。あの日、拓夢が私にそうしてくれたように今度は私がしてあげたい。
あぐらをかいてる拓夢の足の上に座る。拓夢が私で興奮してくれてる事が嬉しい。若さも子供も、どちらも失った私を…。
ちゃんと価値があるものとして受け入れてくれてるのがわかる。
「愛してる」って、拓夢に言われて全身を暖かいものが流れていく。
背中を撫でられて、引き寄せられる。興奮する。頭が真っ白になって、快感だけが私を支配してる。体も心も頭も…。
私は、洗面所の床にゆっくりと寝かされる。カチャカチャと、拓夢がベルトを外す音が聞こえる。私と同じ気持ちなのが嬉しい。私を抱きたいと思ってくれるのが嬉しい。
「避妊具…とってくる」
そう言われて、私はスカートのポケットからそれを渡した。拓夢は、それを見て一瞬驚いた顔をした。
私は、悪戯っぽく笑って話した。拓夢は、おでこにキスをしてくれる。
少しだけ止まっていたからか、拓夢は荒々しく私を欲しがる。だけど、言葉は裏腹に「優しくするから」と言ってくれる。
拓夢は、私のスカートの中に手をいれてくる。もうどうでもよかった。このまま、殺されたとしても…。感じながらも、拓夢の後ろに般若が時折見えてはビクッと体が波打った。こんな異常な状態なのに、私は興奮していた。拓夢も同じなのだろうか?
私の右手から避妊具をとって、つける。「愛って何ですか?」そう聞かれたなら、今の状況だと答えられる。責任がとれないなら、避妊はするべき!「嫌なの、あの間が」友人が言っていた言葉を急に思い出した。私は、拓夢が避妊具をつけてる間を嫌だとは思わない。むしろ、言葉以上に私を好きなんだと思えて嬉しい。早く繋がり合いたいのなんて、同じ気持ちだから…。拓夢は、夢中で私を抱いてくれる。頭がどんどん真っ白になってく。もう、何も考えられない。セックスって言葉だけが脳内に響いている気がする。
価値がないとかあるとか、赤ちゃんが欲しいとか、若くないとか…。もう、そう言うのどうでもいいと思えるぐらいの快感。私と拓夢の声が重なりあった。拓夢は、丁寧に縛ってゴミ箱に捨てた。穴開いてなくてよかった。って、全然違うとこでホッとしてた。拓夢は、隣に寝転がって私を抱き締めてくれる。
ガチャン…ゴンッ…
物凄い音が響き渡った。何が起きてるかわからなかった。拓夢は、玄関を覗き込んで私に「逃げて」と話した。
その言葉に、私と拓夢のどちらかが死ぬのかと思った。ううん、もしかしたら、どちらも死ぬのかもしれないと思った。
「沈む」そう言った瞬間から拓夢は、いつものように私を求めてきてくれる。忘れさせてあげたい。あの日、拓夢が私にそうしてくれたように今度は私がしてあげたい。
あぐらをかいてる拓夢の足の上に座る。拓夢が私で興奮してくれてる事が嬉しい。若さも子供も、どちらも失った私を…。
ちゃんと価値があるものとして受け入れてくれてるのがわかる。
「愛してる」って、拓夢に言われて全身を暖かいものが流れていく。
背中を撫でられて、引き寄せられる。興奮する。頭が真っ白になって、快感だけが私を支配してる。体も心も頭も…。
私は、洗面所の床にゆっくりと寝かされる。カチャカチャと、拓夢がベルトを外す音が聞こえる。私と同じ気持ちなのが嬉しい。私を抱きたいと思ってくれるのが嬉しい。
「避妊具…とってくる」
そう言われて、私はスカートのポケットからそれを渡した。拓夢は、それを見て一瞬驚いた顔をした。
私は、悪戯っぽく笑って話した。拓夢は、おでこにキスをしてくれる。
少しだけ止まっていたからか、拓夢は荒々しく私を欲しがる。だけど、言葉は裏腹に「優しくするから」と言ってくれる。
拓夢は、私のスカートの中に手をいれてくる。もうどうでもよかった。このまま、殺されたとしても…。感じながらも、拓夢の後ろに般若が時折見えてはビクッと体が波打った。こんな異常な状態なのに、私は興奮していた。拓夢も同じなのだろうか?
私の右手から避妊具をとって、つける。「愛って何ですか?」そう聞かれたなら、今の状況だと答えられる。責任がとれないなら、避妊はするべき!「嫌なの、あの間が」友人が言っていた言葉を急に思い出した。私は、拓夢が避妊具をつけてる間を嫌だとは思わない。むしろ、言葉以上に私を好きなんだと思えて嬉しい。早く繋がり合いたいのなんて、同じ気持ちだから…。拓夢は、夢中で私を抱いてくれる。頭がどんどん真っ白になってく。もう、何も考えられない。セックスって言葉だけが脳内に響いている気がする。
価値がないとかあるとか、赤ちゃんが欲しいとか、若くないとか…。もう、そう言うのどうでもいいと思えるぐらいの快感。私と拓夢の声が重なりあった。拓夢は、丁寧に縛ってゴミ箱に捨てた。穴開いてなくてよかった。って、全然違うとこでホッとしてた。拓夢は、隣に寝転がって私を抱き締めてくれる。
ガチャン…ゴンッ…
物凄い音が響き渡った。何が起きてるかわからなかった。拓夢は、玄関を覗き込んで私に「逃げて」と話した。
その言葉に、私と拓夢のどちらかが死ぬのかと思った。ううん、もしかしたら、どちらも死ぬのかもしれないと思った。
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