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結婚生活なら知っている
里依紗の話⑤
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「ムード壊してごめん」
「譲、ごめんね」
初めて、ごめんねが言えた。
「どうして?」
「ごめんね」
酷いことを言わせてばかりで…。
「里依紗」
「離婚するから」
「どうしたの?」
「3ヶ月だけ待って」
「里依紗」
「もう、抱かなくていいから」
譲は、立ち上がろうとする私の足を押さえる。
「離して」
「しよう」
「譲?」
「赤ちゃん出来なくてもいいなら、しよう。まだ、こんなだよ」
譲は、確かにまだちゃんと膨らんでる。
「俺、里依紗を愛してるよ」
譲は、ボロボロ泣き出した。
「だけどね、ごめんね。愛だけじゃ駄目なんだ」
「譲」
「愛してるだけじゃ、ついてきてくれなくて…。ここが…」
譲は、私の手を胸に持ってきた。
やっぱりそうだったんだ。
さっきの穴ぼこみたいに真っ黒な目になったのは、心がついてこないからなんだ。
私は、譲をすごく傷つけたんだ。
もう、修復出来ないほどに…。
「だから、里依紗のせいじゃないんだ。俺が、駄目なんだ。ごめんね」
私は、首を横に振った。
「最後まで、しよう」
「どうして?」
「里依紗を全部覚えておきたいから」
どうして?
私は、譲を傷つけるだけの存在なのに…。
どうして、私を覚えておくの
「譲なら、すぐに…」
新しい人が出来るなんて言いたくなかった。
「里依紗、いれていい?」
「うん」
譲は、パジャマのズボンを下げてる。
「いくよ、里依紗」
「うん」
ゆっくりと私の中に、譲が入っていく。
「里依紗」
こんなにも、譲を傷つけたのに…。
こんなにも、求めてくれる。
「譲」
譲は、私の中で果てた。
疲れて、泣きながら、眠る譲にキスをした。
下着を履いて、起き上がった。
ゆっくりと寝室の扉を閉めて、歩いていく。
いつから、あんな顔をさせるようになってしまったのかな?
私は、離婚届にサインをした。
ちゃんと別れてあげよう。
これが、譲の為だから…。
それから、3ヶ月間。
私達は、夫婦を続けた。
「これ、折半したから」
譲は、通帳を差し出した。
「譲、幸せになってね」
「一緒に出しに行こうか」
「うん」
私と譲は、離婚届を出しに行った。
浮気をしたわけでも、されたわけでもない。
愛がなくなったわけでもない。
なのに、どうしてこの道を選ぶのかな…。
「あっけなかったね」
「確かに」
「入籍の時は、あれやこれやって何度も言われたのにね」
「そうだったな」
「譲は、すぐにいい人が見つかるよ」
「里依紗だって、こんなに可愛いんだから」
「あのさ」
「何?」
「もしも」
「うん」
「もしも、45歳になった時に里依紗の隣に誰もいなかったら俺がまたもらってやるから」
「うん」
私は、笑った。
私達は、この日夫婦をやめた。
「譲、ごめんね」
初めて、ごめんねが言えた。
「どうして?」
「ごめんね」
酷いことを言わせてばかりで…。
「里依紗」
「離婚するから」
「どうしたの?」
「3ヶ月だけ待って」
「里依紗」
「もう、抱かなくていいから」
譲は、立ち上がろうとする私の足を押さえる。
「離して」
「しよう」
「譲?」
「赤ちゃん出来なくてもいいなら、しよう。まだ、こんなだよ」
譲は、確かにまだちゃんと膨らんでる。
「俺、里依紗を愛してるよ」
譲は、ボロボロ泣き出した。
「だけどね、ごめんね。愛だけじゃ駄目なんだ」
「譲」
「愛してるだけじゃ、ついてきてくれなくて…。ここが…」
譲は、私の手を胸に持ってきた。
やっぱりそうだったんだ。
さっきの穴ぼこみたいに真っ黒な目になったのは、心がついてこないからなんだ。
私は、譲をすごく傷つけたんだ。
もう、修復出来ないほどに…。
「だから、里依紗のせいじゃないんだ。俺が、駄目なんだ。ごめんね」
私は、首を横に振った。
「最後まで、しよう」
「どうして?」
「里依紗を全部覚えておきたいから」
どうして?
私は、譲を傷つけるだけの存在なのに…。
どうして、私を覚えておくの
「譲なら、すぐに…」
新しい人が出来るなんて言いたくなかった。
「里依紗、いれていい?」
「うん」
譲は、パジャマのズボンを下げてる。
「いくよ、里依紗」
「うん」
ゆっくりと私の中に、譲が入っていく。
「里依紗」
こんなにも、譲を傷つけたのに…。
こんなにも、求めてくれる。
「譲」
譲は、私の中で果てた。
疲れて、泣きながら、眠る譲にキスをした。
下着を履いて、起き上がった。
ゆっくりと寝室の扉を閉めて、歩いていく。
いつから、あんな顔をさせるようになってしまったのかな?
私は、離婚届にサインをした。
ちゃんと別れてあげよう。
これが、譲の為だから…。
それから、3ヶ月間。
私達は、夫婦を続けた。
「これ、折半したから」
譲は、通帳を差し出した。
「譲、幸せになってね」
「一緒に出しに行こうか」
「うん」
私と譲は、離婚届を出しに行った。
浮気をしたわけでも、されたわけでもない。
愛がなくなったわけでもない。
なのに、どうしてこの道を選ぶのかな…。
「あっけなかったね」
「確かに」
「入籍の時は、あれやこれやって何度も言われたのにね」
「そうだったな」
「譲は、すぐにいい人が見つかるよ」
「里依紗だって、こんなに可愛いんだから」
「あのさ」
「何?」
「もしも」
「うん」
「もしも、45歳になった時に里依紗の隣に誰もいなかったら俺がまたもらってやるから」
「うん」
私は、笑った。
私達は、この日夫婦をやめた。
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