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抱き合い方なら知っている
麗奈の話②
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15年前ー
当時、私は23歳だった。
好きな人としか、体の関係は持ってはいけない。そう思って生きて来たんだ。
この人に、出会うまでは…。
彼の名前は、尾身和利(おみかずと)28歳。
友達が、開いてくれた飲み会で出会った。
「麗奈ちゃん、番号交換しようよ」
「いいですよ」
何となく初対面から、この人はアリだと思っていた。
私は、和利君と番号を交換した。
最初は、メッセージのやり取りをしていた。
【今日、マジでダルい】
【頑張ってね】
彼は、フリーターだった。
昼間は、コンビニでバイトをし夜はbarで働いていた。
いつか、自分のbarを持つためにお金を貯めて修行をしてると話していた。
【お疲れ様!今日も無事1日終わった。おやすみ】
夜中の二時に入ってくるメッセージには、返事が出来なかった。
それから、一ヶ月半やり取りをして…。
彼から、こう連絡がやってきたのだ。
【明日、休みなんだ!デートしない?】
【いいよ】
【じゃあ、待ち合わせは初めて出会った場所で】
【わかった】
何度目かのやり取りで、晩御飯を食べに行く事に決まったのだ。
私は、次の日昼間からファションショーをしていた。
もうこの時、和利君への気持ちは高まっていたのだと思う。
色んな服を着て、私は結局膝丈のスカートとフワリとした上服に決めたのだった。
待ち合わせ場所につくと、黒いパンツにシャツを合わせた和利君が立っていた。
「ごめんね、待たせちゃった?」
「ううん、俺も今来た所」
「それなら、よかった」
「行こうか」
手が、触れるか触れないかの微妙な距離感で私と和利君は歩いて行く。
それが、焦れったくて、くすぐったくて、何だか心地よかった。
この時に、和利君の彼女になりたいって強く思った。
「ここだよ」
そう言われて、焼鳥屋さんに入った。
他愛もない話をして、焼鳥を食べる。
楽しい時間が、どんどん過ぎていってしまう。
今日が、終わってしまう。
焼鳥を食べ終わって、帰るか聞かれた。
嫌だと話したら、カラオケに行こうって話になった。
和利君の歌ってくれる歌を聞いていた。
「麗奈ちゃんも、歌いなよ」
「うん」
私も、歌った。
馬鹿みたいに、友達に教えられた片想いの歌ばっかり…。
「もうすぐ、終電になっちゃうね!行こうか?」
「うん」
気づいたら、そんな時間だった。
駅まで、歩いて行く。
「帰りたくない」
ポツリと呟いた言葉を、和利君は聞きのがさなかった。
「じゃあ、いいの?」
「朝まで、居てくれるの?」
「明日は、昼からだからいいよ」
私は、ゆっくり頷いた。
当時、私は23歳だった。
好きな人としか、体の関係は持ってはいけない。そう思って生きて来たんだ。
この人に、出会うまでは…。
彼の名前は、尾身和利(おみかずと)28歳。
友達が、開いてくれた飲み会で出会った。
「麗奈ちゃん、番号交換しようよ」
「いいですよ」
何となく初対面から、この人はアリだと思っていた。
私は、和利君と番号を交換した。
最初は、メッセージのやり取りをしていた。
【今日、マジでダルい】
【頑張ってね】
彼は、フリーターだった。
昼間は、コンビニでバイトをし夜はbarで働いていた。
いつか、自分のbarを持つためにお金を貯めて修行をしてると話していた。
【お疲れ様!今日も無事1日終わった。おやすみ】
夜中の二時に入ってくるメッセージには、返事が出来なかった。
それから、一ヶ月半やり取りをして…。
彼から、こう連絡がやってきたのだ。
【明日、休みなんだ!デートしない?】
【いいよ】
【じゃあ、待ち合わせは初めて出会った場所で】
【わかった】
何度目かのやり取りで、晩御飯を食べに行く事に決まったのだ。
私は、次の日昼間からファションショーをしていた。
もうこの時、和利君への気持ちは高まっていたのだと思う。
色んな服を着て、私は結局膝丈のスカートとフワリとした上服に決めたのだった。
待ち合わせ場所につくと、黒いパンツにシャツを合わせた和利君が立っていた。
「ごめんね、待たせちゃった?」
「ううん、俺も今来た所」
「それなら、よかった」
「行こうか」
手が、触れるか触れないかの微妙な距離感で私と和利君は歩いて行く。
それが、焦れったくて、くすぐったくて、何だか心地よかった。
この時に、和利君の彼女になりたいって強く思った。
「ここだよ」
そう言われて、焼鳥屋さんに入った。
他愛もない話をして、焼鳥を食べる。
楽しい時間が、どんどん過ぎていってしまう。
今日が、終わってしまう。
焼鳥を食べ終わって、帰るか聞かれた。
嫌だと話したら、カラオケに行こうって話になった。
和利君の歌ってくれる歌を聞いていた。
「麗奈ちゃんも、歌いなよ」
「うん」
私も、歌った。
馬鹿みたいに、友達に教えられた片想いの歌ばっかり…。
「もうすぐ、終電になっちゃうね!行こうか?」
「うん」
気づいたら、そんな時間だった。
駅まで、歩いて行く。
「帰りたくない」
ポツリと呟いた言葉を、和利君は聞きのがさなかった。
「じゃあ、いいの?」
「朝まで、居てくれるの?」
「明日は、昼からだからいいよ」
私は、ゆっくり頷いた。
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