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求めてもらう方法なら知っている
葉月の話②
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「葉月、ただいま」
「おかえり、亮」
今日は、するのかな?
「これさ、卵子にいいらしいよ」
「えっ?」
よくわからないサプリを差し出された。
「老化防ぐらしい」
「これが?」
「うん、だから葉月飲めよ」
「わかった」
「それから、パートやめたら?」
「何で?」
「ストレスがよくないらしいよ」
「ストレスなんか、感じてないよ!みんな、いい人だし」
「じゃあ、いいんだけど」
「うん」
亮は、この日は求めてこなかった。
次の日、私は洗濯を干すために洗面所にいた。
「葉月、ただいま」
「おかえり」
亮は、先輩と飲んで帰ってきた。
「大丈夫?」
「大丈夫だよ」
洗面所に亮がやってきた。
「葉月」
「何?」
「俺、赤ちゃん欲しい」
「うん」
「葉月の卵子腐ってんの治ったか?」
「知らないよ」
「じゃあ、試そうか」
「えっ?ちょっと」
私は、腕を引っ張られて寝室に連れてこられた。
「先輩が、卵子が腐ってんじゃねーのって笑うんだよ」
そう言いながら、私のルームウェアのボタンをはずしていく。
「四年も避妊してないのに、出来ないのは、嫁の卵子が腐ってるからだって言うんだ」
私の顔を見ないけれど、亮の涙が胸にポタリと当たるのはわかっていた。
世の中の人が、どれだけあなたを傷つけるの?
「葉月は、こんなにいい女なのにな」
「亮」
亮が、私を傷つけたくなる理由、ちゃんとわかってるから…。
「葉月、妊娠しろよ」
「うん」
ずっと思っていた。
治療をしない選択をしてよかったって!
ネットで、治療中ですって人の投稿を見つめながら思っていた。
この人達は、少なくとも卵子が腐ってるなんて言われた事がない人達だ。
私と人種が違うのだ。
終わると亮は、寝転がった。
「歯磨きしなきゃ、虫歯になっちゃうよ」
私のお腹に手を当てる。
「葉月との赤ちゃんが欲しい」
私と違って、亮は子供の事を散々聞かされている。
私は、パート先は若い子ばかりで、恋愛の話しはあっても妊娠や子供の話しはしてこなかった。
「亮、いいパパになれるよ」
「ここが、子宮?」
「そうだね」
「妊娠してくれよ!今度こそちゃんと」
そう言って、願掛けみたいにしていた。
暫くたった!
生理がやってきたのだ。
「何で、生理用品出てるの?」
「生理がきたからだよ」
「はあ?無駄遣いさせんなよ!あんなに、中に出したのに、何で生理きてんだよ」
「そんな事言われたって知らないよ」
「排卵してねーのかよ!葉月」
「わかんないよ」
「だって、チェッカー真っ白だったろ?一ヶ月全部!無駄金じゃねーかよ」
この日、亮は友人の斗真さんに会って苛立っていた。
「おかえり、亮」
今日は、するのかな?
「これさ、卵子にいいらしいよ」
「えっ?」
よくわからないサプリを差し出された。
「老化防ぐらしい」
「これが?」
「うん、だから葉月飲めよ」
「わかった」
「それから、パートやめたら?」
「何で?」
「ストレスがよくないらしいよ」
「ストレスなんか、感じてないよ!みんな、いい人だし」
「じゃあ、いいんだけど」
「うん」
亮は、この日は求めてこなかった。
次の日、私は洗濯を干すために洗面所にいた。
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「おかえり」
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「大丈夫?」
「大丈夫だよ」
洗面所に亮がやってきた。
「葉月」
「何?」
「俺、赤ちゃん欲しい」
「うん」
「葉月の卵子腐ってんの治ったか?」
「知らないよ」
「じゃあ、試そうか」
「えっ?ちょっと」
私は、腕を引っ張られて寝室に連れてこられた。
「先輩が、卵子が腐ってんじゃねーのって笑うんだよ」
そう言いながら、私のルームウェアのボタンをはずしていく。
「四年も避妊してないのに、出来ないのは、嫁の卵子が腐ってるからだって言うんだ」
私の顔を見ないけれど、亮の涙が胸にポタリと当たるのはわかっていた。
世の中の人が、どれだけあなたを傷つけるの?
「葉月は、こんなにいい女なのにな」
「亮」
亮が、私を傷つけたくなる理由、ちゃんとわかってるから…。
「葉月、妊娠しろよ」
「うん」
ずっと思っていた。
治療をしない選択をしてよかったって!
ネットで、治療中ですって人の投稿を見つめながら思っていた。
この人達は、少なくとも卵子が腐ってるなんて言われた事がない人達だ。
私と人種が違うのだ。
終わると亮は、寝転がった。
「歯磨きしなきゃ、虫歯になっちゃうよ」
私のお腹に手を当てる。
「葉月との赤ちゃんが欲しい」
私と違って、亮は子供の事を散々聞かされている。
私は、パート先は若い子ばかりで、恋愛の話しはあっても妊娠や子供の話しはしてこなかった。
「亮、いいパパになれるよ」
「ここが、子宮?」
「そうだね」
「妊娠してくれよ!今度こそちゃんと」
そう言って、願掛けみたいにしていた。
暫くたった!
生理がやってきたのだ。
「何で、生理用品出てるの?」
「生理がきたからだよ」
「はあ?無駄遣いさせんなよ!あんなに、中に出したのに、何で生理きてんだよ」
「そんな事言われたって知らないよ」
「排卵してねーのかよ!葉月」
「わかんないよ」
「だって、チェッカー真っ白だったろ?一ヶ月全部!無駄金じゃねーかよ」
この日、亮は友人の斗真さんに会って苛立っていた。
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