[プロットのみ]蜘蛛と機関銃[異世界×エロ]

プロット

プロット第二話『狐の嫁入り』

「今日は結婚式場に来ました。感想は?」

「……いつか私たちもここで挙げたいね？」

「目的金額の数倍かかるぞ？」

「別の所で挙げようね」

　ワタヌキとトドロキはその日は聖教の結婚式場にやってきた。友人の結婚式でも、親族の結婚式でもない。張り巡らされた不可視のクモの糸。指向性爆薬の派手な祝いの花火もある式場。結婚式を邪魔されずに行うのが目的で二人は雇われた。

　雇い主は九尾の実娘、その結婚式。多くの敵勢力を持つが今回はその勢力ではない。同じ勢力からの攻勢が予想されての警備である。トドロキアヤメ嬢のやる気が大きい中で行われる猛攻の守備。

　他にも同じように雇われたボディガードと共に騒々しく、空は晴れているが雨が降る婚式が今、始まる。