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バレンタイン
下駄箱前
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「あの、これっ!」
バレンタイン当日に先輩の帰りを下駄箱前で待ち伏せチョコを渡してダッシュで走り去る。
「足速っ!」
あまりの勢いに思わず受け取ってしまった。知らない下級生が一瞬で見えなくなる。
「可愛い~」
「てか告白せずに逃げんのかい!」
「他の娘は下駄箱に食べ物入れるか」
靴入れがチョコでぎゅうぎゅう。それを三人が見て呆れる。
「どないすんのそれ」
「知らない人に貰ったもんを食べる勇気はねえ」
「それな~」
「明日返してまわる」
「イケメンはつらいね~」
「ブーメランだろ」
二人とも同じ様に靴入れが贈り物でみっちり埋まっていた。
「僕置き逃げはホカさせてもらうよ」
「オレもその場で返す以外知らね~」
二人はそのままごそっと取り出して下駄箱の上に置いて行く。
「この罰当たりどもが!」
可愛いくてモテない男が優等生&ヤンキーコンビをど突いて八つ当たる。
「君は男から無茶苦茶貰ってるやん」
「全然嬉しくねえ!」
バレンタイン当日に先輩の帰りを下駄箱前で待ち伏せチョコを渡してダッシュで走り去る。
「足速っ!」
あまりの勢いに思わず受け取ってしまった。知らない下級生が一瞬で見えなくなる。
「可愛い~」
「てか告白せずに逃げんのかい!」
「他の娘は下駄箱に食べ物入れるか」
靴入れがチョコでぎゅうぎゅう。それを三人が見て呆れる。
「どないすんのそれ」
「知らない人に貰ったもんを食べる勇気はねえ」
「それな~」
「明日返してまわる」
「イケメンはつらいね~」
「ブーメランだろ」
二人とも同じ様に靴入れが贈り物でみっちり埋まっていた。
「僕置き逃げはホカさせてもらうよ」
「オレもその場で返す以外知らね~」
二人はそのままごそっと取り出して下駄箱の上に置いて行く。
「この罰当たりどもが!」
可愛いくてモテない男が優等生&ヤンキーコンビをど突いて八つ当たる。
「君は男から無茶苦茶貰ってるやん」
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