その男マイペースにつき

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現場にて合間見える薬草

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その人タコ?達は俺にすぐに気付き、話しかけてきた。
タコ「ここに何のようだ?
ここには何も無いぞ。」

俺はタコ達の足元にある薬草が欲しいと言うと

タコ「えっと、、
これは、毒草だよ?
頭に怪我でもしたのか?」

すんごく優しくて泣きそうになったが、
堪えながら交渉を続けてみた。
どうにかそれが欲しいと。
すると、タコの片割れが足元に生えている
のと似た草を一杯持ってきてくれた。

タコ?「これが、薬草さ。
君、冒険者だろう?大変だね。
僕たちオークトリューンの一族は代々冒険者達に守られて時には守ってきた一蓮托生の一族なんだ。覚えるのは大変だと思うけど、
頑張ってね。
あっ、後ね、僕たちが依頼をしたときは君を推薦したいんだけど良いかな?」

俺はありがとうと伝え、
俺の力の範囲で出来ることが有れば言ってくれと伝えた。
見た目で判断しちゃいけないな。
ここは、異世界で多種多様な歴史が有るんだよな。

ギルドに戻ると、早速薬草を渡さした。

すると、受付の人が凄く驚いて。

受付「薬草ではないか!」

こう叫んだ。
何でも話を聞くとオークトリューの一族は
その見た目で判断され迫害を喰らっている
一族らしく、ニンゲンという種族以外には
とても攻撃的な存在らしい。

ニンゲンって良いな。
ラッキーだった。
初仕事は自分の力では決して達成できなかった。
ありがとう。
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