神月流

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第2魂

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時は少し遡る。
オーバーテクノロジーを人々は手にしたが、人間の欲望はそれだけに留まらなかった。
不老不死、人間の欲望は手に入らない魂の領域にまで踏み込もうとしていた。
様々な実験が行われていたが、どれも不老不死に至らなかった。実験された人間は驚異的な力を手にいれたが、精神を壊し、もはや魔物に近い存在になってしまったそうな。
やがて実験は犯罪者だけでは無くなり一般市民にも飛び火した。
人々は恐怖し、実験を中断するべきであると声が挙がったが時すでに遅い。
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