面倒くさがり屋の異世界転生

自由人

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第12章 イグドラ亜人集合国

第330話 伝統工芸は守るべきもの1

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 携帯ハウスでひと晩明かしたケビンたちは、朝食を済ませると適度にくつろいで再びリーマの街を訪れる。

 そして行きつく先は、昨日の1件がどうなったか動向を探るために向かう冒険者ギルドである。

 ケビンたちがギルド内に入ると、その姿を確認した者たちが一斉に視線を向けてきて、その内の1人である受付嬢が奥へと慌ただしく走っていくのが見て取れた。

「厄介事の匂いだねぇ……」

「勘弁してくれ……」

 ケビンとクリスがいち早く事態を理解するとクリスはケビンを憐れむように、そしてそのケビンは嘆くようにして呟くのだった。

 ケビンが回れ右をしてギルドから出ようとすると、後ろから大きな声を挙げて呼び止められてしまう。

「出ていこうとしているそこの冒険者、待て!」

 今この場で出ていこうとしているのは当然ケビンたちだけであり、他の冒険者たちはことの成り行きを見守っているので、ピンポイントで呼び止められたことになるのだった。

「くそっ、『待て』だけなら逃げれたのに……」

「残念だったの、主殿よ」

 やむなく逃走を諦めたケビンが振り返ると、身なりがいい1人の男性がそこには立っていて、その後ろにもう1人男性が立っていた。

「お前たちは【ウロボロス】で間違いないか?」

「おたくは?」

「ちっ、これだから礼儀のなっていない冒険者は……」

「いくら領主様の遣いとはいえ、そのような物言いはやめて頂きたい」

 遣いの者の質問を質問で返すケビンの言葉を聞いて、見下す顔つきで言葉を吐き出した遣いの者の後ろに立っていた男が注意をして、権力者相手にも屈さず注意をした男に対して、ケビンの好感度が上昇した。
 
「それよりもお前たちは【ウロボロス】なのか、答えろ!」

「お前に名乗る名前は持ち合わせていない」

「おい、どうなっているんだギルドマスター! こんな奴がギルドの推す冒険者なのか?」

「その方たちは間違いなく今現在ここで1番強い冒険者パーティー【ウロボロス】です。昨日、クエスト受注の際に受付嬢がギルドカードを確認しておりますが、パーティー内の最高ランクはAランクで3人、次いでBランクが1人、残るはDランクが2人にEランクが1人です」

「数が合わないでないか! ここには8人いるぞ」

「そこの男性はギルドカードを提出していませんので、どういった身分かは存じ上げません」

「こいつでは話にならん! おい、そこの女性。お前たちに領主様から指名依頼がある。光栄に思え」

 話を振られたニーナはビクッと体を震わせたが、間に割り込んだクリスが遣いの者に対して淡々と言葉を返すのであった。

「貴方のような無礼な人を遣いに寄越す領主様の指名依頼など、丁重にお断りさせていただきます」

「何だと!?」

「貴方は勘違いをしておられるようですから説明を致しますが、冒険者とは自由を尊ぶ者。たとえ権力者であってもそれを侵害することはできません。指名依頼を出すことはできますが、それを受ける受けないは冒険者の自由ですから」

「そんなことをして貴族からの評判が落ちてもいいのか!」

「勘違いその2ですね。私たちは流れ者であり冒険者です。貴族からの評判など知ったことではありません」

「ぐぬぬ……」

「そもそも貴方は領主様の遣いであることを忘れておりませんか?」

「忘れるわけないだろ」

「では何故、傲岸不遜な態度を取っているのでしょうか? 貴方の言葉を借りるなら貴方の言動はそのまま領主様の評判へと繋がるのです。言わば貴方はその背に領主様の顔を背負っているのと同じ。先程から貴方はその顔に泥を塗っているのですよ? お気づきになられないのですか?」

「言わせておけば……」

 何をどうしてもクリスとの口論に勝てそうにない、いやむしろ勝てない遣いの者は額に青筋を立てながら顔を真っ赤に染め上げるのである。

「遣いの方、いい加減にしてくれないか。冒険者ギルドは独立組織。国と協力関係にあるとはいえ、命令を受ける必要性がないことぐらい知っているだろう? もしそれができるとしても国のトップである陛下のみ。一介の遣いである貴方にこの方たちを束縛する権利はない」

「お前ぇ……」

 味方だと思っていたギルドマスターにそうではないと言われてしまった遣いの者は、益々腹を立てて歯ぎしりをするのである。

「もう用がないなら街を出るけど? くだらないことに付き合う暇はない」

「くだらないことだとっ!」

「くだらないだろ? あんたは冒険者に対して礼儀がなっていないと言うが、遣いの者であるあんたこそが礼儀を知らないんじゃないか? どこからどう見ても尊敬できるような言動ではない。そんなあんたを相手にすること程くだらないことはない。じゃあな、勘違いをしている遣いの者さん」

 ケビンは言うだけ言うと踵を返して出ていこうとすると、周りにいる女性たちもそれに従ってついて行く。

「ま、待ってくれないか!」

 再び呼び止められたケビンは遣いの者の声ではなかったことで、面倒くさがらずに振り返ると、もう1人の男がケビンを追いかけるようにして近づいていた。

「貴方は? まぁ、遣いの者と一緒にいる時点でギルドマスターだとは思いますが」

「その通りだ。私はこのリーマ支部を受け持っている冒険者ギルドのギルドマスターで、名前をリアムと言う」

「ご丁寧にどうも。俺はケビンと言って冒険者と商売人をしています。武器や防具などつけていないからただの街人に見えるでしょうが」

「掛け持ちなのか?」

「たまたまそうなっただけです」

 明らかに態度の違うケビンに、取り残されていた遣いの者はまた噛みついてしまう。

「お前、さっきと態度が違うではないか!」

「お前こそいい加減に態度を改めろよ。クビになっても知らないぞ?」

「私がクビになるわけがないだろ! 旦那様は私を信頼して遣いに任命されたのだぞ!」

「信頼した結果がこれではな。領主も頭を抱えるしかないな」

「貴様ぁ、無礼にも程があるぞ、“様”をつけろ、“様”を!」

「よし、決めた。お前はクビにする。もう我慢の限界だ」

「ふざけるな! 貴様ごときが雇い主でもないのに私をクビにできるわけないだろ!」

「主殿よ、こやつ殺してもよいか? 私もいい加減こやつの主殿に対する無礼な態度には我慢がならん」

「ダメだ。あいつが殺しにきたならいいが、口しか出していないからな。やるとしてもクリスみたいに口論で叩きのめすんだ」

「ぬぅ……私にそれができると思うのか?」

「できないだろうな。だからこれで落ち着いてくれ」

 ケビンはクララを落ち着かせるために手を繋いだが、クララは手を繋ぐだけでは満足できずに、手を離すとケビンの後ろから抱きついた。

「クララ……?」

「こっちの方が落ち着くのだ」

「ちょっとクララ、貴女ズルいわよ!」

「何だ? ティナもしたければすればよかろう。前と左右が空いておるぞ」

「じゃあ私は左にしよ!」

 ティナが反応するよりも先に、話に加わっていなかったクリスがケビンの左腕を取って抱きつく。

「あぁー! クリス、何してるのよ!」

「早い者勝ち」

「くぅぅ……ケ、ケビン君……右に失礼しますけど怒らないでください……」

 ブツブツ呟いているケビンを見て、ティナはさすがにケビンから怒られるのではないかと思って、予防線を張りつつ右腕を取ると恐る恐る抱きつくのであった。

 そのような3人の行動に対してニーナがチラチラとケビンを見て、シーラとアリスは淑女として我慢しており、ニコルは泰然とした態度で後ろに控えていた。

「ニーナ、ここに立って」

 何かを呟いていたケビンがニーナの視線に気づいて自分の前に立たせると、身長差もあることから視界の邪魔にはならなかったので後ろから抱き寄せた。

「ぁ……」

「はぁぁ……苛立った気持ちが落ち着く……」

 前後左右が花に囲まれたケビンの姿に周りの者たちは唖然とした。それは遣いの者も同じであり、目の前の光景に言葉を失う。

 いったいどれくらいの時間が過ぎただろうか、もしかしたら大して時間は過ぎていないかも知れないが、静寂に包まれていたギルド内でギルドマスターが声を出す。

「……ケビンと言ったか。見た感じでは君がパーティーを纏めているみたいなので、是非とも話したいことがあるのだが時間を割いてはくれないか?」

「ギルドマスターが言うのであれば構いませんよ。貴方の権力者相手でもちゃんと注意する態度は好感が持てましたので」

「そうか……では、ギルド長室に向かうとするか」

「ようやく話が進むわけか。無駄な時間を消費させおって」

「いや、あんたは来なくていい。必要ないから」

「お前っ!」

「それに……そろそろ到着するようだ」

 何の脈略もないケビンの言葉に対して、様子を窺っていた者たちは誰1人として理解ができていなかったが、やがてギルド内に駆け込む身なりのいい者とその護衛であろう者が現れた。

「だ、旦那様!?」

 その姿にいち早く反応を示したのは遣いの者であった。領主はケビンとアリスの姿を目にすると驚きで一旦思考も行動も停止してしまうが、何とか気を持ち直して震える足を前へと出して歩き始めた。

「礼は取るなよ。俺は今冒険者なんだ」

 ケビンの前へと出て、今まさに跪こうかとした矢先にケビンから機先を制されてしまい、領主は軽くつんのめりになってしまう。

「旦那様、この冒険者たちが指名依頼を受けないと言うのです! 領主である旦那様からの指名依頼を受けないことなどありえないことです」

「ありえないのは貴様だ、愚か者めが!」

 領主から受ける突然の叱責に対して、遣いの者は何故叱責を受けるのか理解できずに唖然としてしまう。

「ギルドマスター、この度はこの遣いの者がこちらの冒険者たちに対して失礼を働いたというのは事実であろうか?」

「何を持ってして失礼になるかはわかりかねますが、領主様からの遣いとしての態度とは到底思えないような言動を繰り返しておりました」

 領主とギルドマスターがやり取りを行っている中で、事態の早さについていけないティナがケビンへと質問をした。

「ねぇ、ケビン君。何で都合よく領主様が来たの? ケビン君は知ってたみたいだけど」

 ティナからの質問にケビンが回答するよりも早く、クリスがティナへ教えるのであった。

「私が抱きついた辺りで、ことの次第を魔法で知らせていたんだよ」

「えっ!? クリスは知っていたの?」

「だって、ケビン君が傍でブツブツ呟いていたから聞き耳を立てたら、そこの遣いの人の話をこと細かに誰かに対して伝えるような内容だったから」

「クリス、凄い……私、わからなかった……」

「ティナってケビン君に抱きついたら、それで満足していたでしょ? 心ここに在らずだったよ」

「だって……ケビン君の抱き心地って昔からいいんだもん」

 ティナとクリスが会話をしている中で、領主とギルドマスターの会話が終わりを迎えたようで、領主がケビンに振り向くと謝罪を始める。

「この度は私の関係者が無礼を働いてしまったようで、まことに申し訳あり「俺は冒険者」……」

「……も、申……申しわけ……な、な、にゃい」

 ケビンから暗にただの冒険者として扱えというプレッシャーに、領主は頑張りに頑張って応えて見せたが、最後の最後で噛んでしまうという失態を犯してしまい、目も当てられない状態に陥ってしまう。

 だが、ケビンは指摘するような真似はせずに、気づかなかったフリをするのである。

「まだ名乗っていなかったので自己紹介をさせていただきます。私はのケビンという者です。ちなみに後ろにいるアリスや周りにいる女性たちも同じく冒険者となります」

 領主は内心『マジか……』と思いつつアリスへ視線を向けると、ニッコリ笑って頷かれてしまい、一世一代の無礼講をしなければならないことに額から汗がダラダラと流れてしまう。

「え、えぇ……私はリーマ領を治めていま……いる、キャノモ・リーマと言う者で、子爵位を陛下から賜っていま……いる」

「そうですか。ところで、そこの遣いの者が指名依頼を出したと言っていたのですが、本当のことでしょうか? 私たちがこの街に到着したのは昨日のことなのですが」

「そのことなのです……なのだが、別室にて話せれば」

「わかりました。ちょうど先程ギルドマスターとギルド長室へ向かうところでしたので」

「では、領主様とウロボロスのメンバーは私の部屋へ行きましょう」

 リアムの先導により全員が動き始めた時に、遣いの者もついて行こうとしていたが、キャノモから制されてしまう。

「カバナカツィ、貴様は今この時点でクビだ。荷物をまとめ今日中に屋敷から立ち去れ」

「だ、旦那様! 何故ですか!? 私がいったい何をしたと」

「貴様はこの場において私の顔に泥を塗ったのだ。処罰されないだけありがたいと思え。本来なら死罪だ」

「ッ!」

「だとさ、荷物をまとめて立ち去るんだな。クリスが言った時点で身の振りを考えればこうはならなかったのに、馬鹿なことをしたな」

「貴様ぁ……」

「カバナカツィ、口を慎め! 私の顔へ更に泥を塗るつもりか!」

「ぐっ……」

「もういい、この恥さらしを連れて行け。荷物をまとめさせたら屋敷から早急につまみ出せ」

 護衛のうちの1人が返事をするとカバナカツィを掴んで、強制的に引き連れて行くのであった。

「旦那様、何卒再考を! 再考を!」

 護衛によってカバナカツィが外へ連れ出されたら、キャノモは周りにいた冒険者たちへと謝罪をすると、リアンの後に続いてギルド長室へ向かうのだった。

 そしてギルド長室へ全員が入ると人払いが済んだところで、キャノモは思いっきりケビンへ泣きごとを言うのである。

「陛下、勘弁してください! 胃がキリキリして生きた心地がしません!」

「ははっ! すまん、すまん」

 ケビンとキャノモのやり取りを見ていたリアムは、その光景に度肝を抜かれて唖然としていた。

 領主であるリアムが一介の冒険者を“陛下”と呼び、その冒険者は気安く謝っているのだ。驚くなという方が無理である。

「あの……話の途中ですまないのだが、ケビンはいったい何者なのだ? 私が聞いたのは冒険者と商売人の掛け持ちという話だけで、領主様は先程陛下と呼んでいたが、陛下はヴィクトール様なので意味がわからないのだが」

「この方は元々冒険者であられるが、経歴を簡単に言うなら僅か9歳で伯爵位を叙爵され、その後ミナーヴァ魔導学院をご卒業される13歳の時にミナーヴァ魔導王国の侯爵位を叙爵し、卒業後に本国へ戻ってこられたらこちらでも侯爵位へ陞爵して、更に15歳の時には先の戦争を終結させた英雄となり、今や隣国のエレフセリア帝国の初代皇帝となられたお方だ」

「……」

「うむ、リアム殿の気持ちは痛いほどにわかる。私も不敬だとは思うが同じことを感じているからな。“ありえない”……だがそれが事実だ。現実を受け入れるしかないのだよ。ちなみに冒険者ランクはXだ。リアム殿もギルドマスターなら知っているだろう? このランクが持つ真の意味を」

「……たった1人で国を滅ぼせる……絶対に怒らせてはいけない相手……」

「そう、その通りだ。いやぁ、ギルドへ来た時に陛下の姿を見て、『あ、俺死んだな……』って思ってしまったよ。全くあの元使用人はお使いができないどころか、陛下に喧嘩を売るとはね。まぁ、身バレや権力を振りかざすことを嫌う陛下が皇帝として動かないのも過分にあるのだが、そこは言っても仕方のないことだ」

 散々好き勝手に喋っているキャノモに対して、さすがのケビンも呆れ果ててしまう。ここまでおしゃべり好きな貴族も珍しいものだと。

「で、キャノモ。楽しく喋っているところ悪いんだが、用件はワイバーンか?」

「いやぁ、不敬だとは存じていますが1度死を覚悟したものですから、吹っ切れたと言いますか何と言いますか。こう、日頃のストレスがパァっと花開いて次から次に言葉が出てしまうのです。あ、ちなみに用件は陛下の仰った通りでワイバーンのことです」

「別に不敬罪を問うことはない。それとワイバーンの群れが近くにいれば張り詰めるのもわかるが、問題はそこではないのだろう?」

「実はこの地には白蛇様の社という祠がありまして――」

 キャノモの語る【白蛇様の社】とは、元々は祠など立てておらずに岩場を削った住居跡地であったらしい。

 そこは大昔に先祖が住んでいた場所であり、文明が進むにつれて子孫がその地を離れて利便性のいい所へ住みつきだしたので、今となっては廃墟となってしまったのだとか。

 それでも子孫たちは自然と集まり手入れを行いつつ、先祖の地を維持していたらしい。その理由が、そこで採れる工芸品の素材が必要であり、誰も住んでいなくとも休憩所として使用できるからだ。

 その子孫たちが今現在で言うリーマの街に住みついていて、工芸品を作り出している職人として代を築いている。

 それから職人たちが集まり現地に簡単な祠を作って先祖を祀っていたのだが、過去の領主がそのことを知るとちゃんとした祠を建てて、その地を【白蛇様の社】として、領主代々も維持に努めるようになった。

 その地の名前の由来は、当時祠を建てる際に領主が視察へ赴いた時に、いきなり草陰から出てきた白蛇にびっくりしてしまい、その衝撃が強かったために「神の導きだ!」と言い放つと、その地の名前として使ったり、リーマ家の家紋すら白蛇に変える申請をしたくらいの徹底ぶりであった。

「――とまぁ、このような感じでございます」

「よし、引き受ける」

「え……? クエストの内容も確認せずにお引き受けになられるのですか?」

「この街の工芸品は気に入っているんだ。伝統を守って未来に残していかなくてはならないだろ?」

 キャノモの説明が終わりクエストの話が出てきたところで、ようやく出番かと思ったリアムが口を開いた。

「陛下、現地の情報を「俺は今冒険者」……いや、ですが……」

 ケビンのあくまでも冒険者であるというスタンスにリアムが戸惑っていると、アリスが助け舟を出すのだった。

「ケビン様は冒険者であることを望まれています。であれば、陛下呼びはやめて“ケビン”もしくは“ケビン殿”とお呼びすればよいのです。一般の方でもケビン様が皇帝と知ってもなお、ケビンとお呼びしている方もいますし、それを咎めるようなケビン様ではありません」

「で、では、身分を知ってしまった以上、呼び捨てにはできそうにないのでケビン殿と」

「ギルドマスターなんだからケビンでも構わないけど? 冒険者に対してへりくだり過ぎるのも良くないだろ?」

「ケビン様、あまり強制してはいけません。ケビン殿呼びで納得しましょう?」

「んー……それもそうか」

 あまり強制しては権力を使うような形になってしまうと感じたケビンは、アリスの案を受け入れて納得するのであった。
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