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婚約破棄
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ディアナはバス侯爵家のご令息、ジョージと婚約していた。
左手薬指には誕生石が黄緑に光る指輪をはめている。
外はなごり雪。
まだまだ寒い。
そんなさなか、ジョージに呼ばれたのだ。
執務室はヤニだらけであまつさえ葉巻臭い。
中には長いテーブル1つに4個のソファーがある。
天井にはシャンデリアがあり、絵画が描かれている。
神々の絵だろう。
周囲はエロスに関する本で溢れ返っていた。
よくぞまあそのような代物を、何の恥ずかしげもなく、堂々と人目にさらけ出せるものだ。
ディアナは思わず笑ってしまった。
本棚の下は艶々に光るツボが所狭しと置かれている。
ジョージの左側には桃色の髪を二つに分け束ね、黄色の瞳に四白眼、卵型の頭に雫を描いたような鼻に唇の薄い女がいた。彼女はゼンケ子爵令嬢のパトシリアだ。
眼前には緑の髪を逆立てて、緑の瞳の三白眼、尖ったわし鼻、褐色かかった肌に格幅の良い体型をし、フープ型のピアスを身に着けている男がいる。この男こそ、バス公爵令息のジョージだ。
ジョージは呑気にパイプを吸っていた。
なぜ、二人は一緒にいるのか。
嫌な予感がした。
「えへん。俺はお前に伝えなければならない事がある。それはな。パトシリア……」
ヘビースモーカーだからだろうか、バリトンのだみ声を出す。
ジョージ言うなり、パトシリアの左手を挙げた。
パトシリアの左手薬指には紫に輝く指輪が嵌められていた。
「こういう事だ」
やはり、嫌な予感は的中した。
しかし、こういう事とはどういう事だ。
俄に受け入れられるはずがない。
「こういう事ですか? こういう事ってどういう事ですの?」
「えへん。お前。パトシリアの左手を見ていなかったのか?」
再びパトシリアの左手を挙げ、これみよがしに指輪を見せつけてきた。
しかし、ディアナは怯まない。
(だから何だって言うの?)
「ジョージ様。私達は婚約していたではありませんの。指輪なら私も持っていますわ。これは赤誠の真心で贈ってくれたのではありませんの?」
ディアナも左腕を挙げた。
「えへん。そんなの記憶にないな。お前こそどこぞの馬の骨ともわからない男にその指輪、貰ったんじゃないのか?」
「とぼけないで下さい」
ジョージは完全にすっとぼけていた。
しかも、意味不明な話をでっち上げる。
「なぁ、パティ。俺とパティは婚約したんだよな」
ジョージは甘ったるい声を出して、パトシリアの名前を呼ぶ。
「そうですわよね。ジョージ様ぁ~」
パトシリアの甲高い声が部屋中に響く。
「いいえ。違いますわ。ジョージ様は私と婚約していたのですわよ、パトシリアさん」
「何を仰るんです? きゃあ! 嘘つきは泥棒の始まりですわ」
きゃあ、とパトシリアは黄色い声をあげた。
「えへん。往生際が悪いぞ、ディアナ。俺はパトシリアと婚約したんだ。お前との婚約は破棄だ!!」
「何ですって!? 俄には受け入れられないですわ。私に誠心誠意誓って君を愛すると言った台詞は覚えてないのですか?」
ジョージはパイプを口から離し、天井に向かって煙を吐いた。
「うぇっへん。鮮明な記憶は無いな。ま~、多分そう言ったんだろうな。もし、そう言ったなら撤回だ」
「しかし、どうしてパトシリアに浮気していたのです? 説明してもらおうではありませんの」
「えへん。あまりそういう事は詮索するモンじゃないぞ、ディアナ」
またしても、甘ったるい声を出してきた。
(ふざけるな、このヤサ男!)
怒りは頂点に達していた。
はぐらかして逃げるつもりだ。
「ふざけないで下さい!」
「ふ~ざけてなんかないさ、なぁ、パティ。俺は歌が上手いディアナより、楽器が弾けるパティの方が好きさ。そうさ、楽器には癒やす力があるからな。なぁパティ」
「はぁい、ジョージ様」
「そうだったんですね」
「っていうか~、歌が上手いってより声質が良いだけの間違いじゃない? 歌唱力は並だと思うけど~」
パティが嫌味いっぱいで言ってきた。
そして、ニヤリと笑った。
「えへん。そうだな。歌唱力は並だな。その高くて響くソプラノの声だけが唯一の自慢だろうな。がははは」
再びジョージはパイプを咥えた。そして、煙を吐いた。
隣に目を移せば、パトシリアもまたパイプを吸っていた。
「それにな」
ジョージは左腕で背中を掻きながら続けた。
「うぉっふぉん。お前はパイプを吸わない。お前、ある日俺の事口が臭いと言ったな」
それは身に覚えがある。
パイプを吸う上にコーヒーを飲むから、口臭が最悪な事になっていた。
パイプを吸わないのも、喘息であるに加え、両親ともパイプを吸い、なかんずく父親はヘビースモーカー。それが嫌でパイプを吸わないのだ。
弟のセインもディアナが喘息の発作で苦しむ姿を見て、パイプを吸わないと決心した。
「はい。それは覚えがありますわ。それはジョージ様がパイプを吸う上にコーヒーを飲むから、口臭が激しい、と」
「えへん。そうだ。それだ。だが、パティは一口たりと俺の口が臭いなどと言った事は無い」
「そうですわ。口が臭いなんて失礼ですわよ」
それはただ単にパトシリアがパイプを吸うから、パイプの匂いが麻痺しているだけ。
「それについてですが……パトシリアさんがパイプを吸うからパイプの匂いがわからないだけか……と」
「ふん。ごっちゃごっちゃごっちゃごっちゃ煩いやつだ。ああ言えばこう言う。お前の話なんか聞いてられない。それにな」
ジョージはパイプを咥え、続けた。
「お前なんか見たくないから、目の前から去ってくれ!目ぇー障りだ!!」
煙を鼻から勢いよく吐き出し、そして、テーブルを激しく叩き出した。
テーブルの上の水晶玉が踊っている。
「いいですわ。出ていきますわ。こんなパイプ臭くて煙い部屋。精々楽器演奏に癒やされて下さいね。私は私で幸せになりますからー」
そう吐き捨てるように言って執務室をあとにした。
外はなごり雪が今も降り続いている。
流石は豪雪地帯だ。
雪が高く降り積もっている。
左手薬指には誕生石が黄緑に光る指輪をはめている。
外はなごり雪。
まだまだ寒い。
そんなさなか、ジョージに呼ばれたのだ。
執務室はヤニだらけであまつさえ葉巻臭い。
中には長いテーブル1つに4個のソファーがある。
天井にはシャンデリアがあり、絵画が描かれている。
神々の絵だろう。
周囲はエロスに関する本で溢れ返っていた。
よくぞまあそのような代物を、何の恥ずかしげもなく、堂々と人目にさらけ出せるものだ。
ディアナは思わず笑ってしまった。
本棚の下は艶々に光るツボが所狭しと置かれている。
ジョージの左側には桃色の髪を二つに分け束ね、黄色の瞳に四白眼、卵型の頭に雫を描いたような鼻に唇の薄い女がいた。彼女はゼンケ子爵令嬢のパトシリアだ。
眼前には緑の髪を逆立てて、緑の瞳の三白眼、尖ったわし鼻、褐色かかった肌に格幅の良い体型をし、フープ型のピアスを身に着けている男がいる。この男こそ、バス公爵令息のジョージだ。
ジョージは呑気にパイプを吸っていた。
なぜ、二人は一緒にいるのか。
嫌な予感がした。
「えへん。俺はお前に伝えなければならない事がある。それはな。パトシリア……」
ヘビースモーカーだからだろうか、バリトンのだみ声を出す。
ジョージ言うなり、パトシリアの左手を挙げた。
パトシリアの左手薬指には紫に輝く指輪が嵌められていた。
「こういう事だ」
やはり、嫌な予感は的中した。
しかし、こういう事とはどういう事だ。
俄に受け入れられるはずがない。
「こういう事ですか? こういう事ってどういう事ですの?」
「えへん。お前。パトシリアの左手を見ていなかったのか?」
再びパトシリアの左手を挙げ、これみよがしに指輪を見せつけてきた。
しかし、ディアナは怯まない。
(だから何だって言うの?)
「ジョージ様。私達は婚約していたではありませんの。指輪なら私も持っていますわ。これは赤誠の真心で贈ってくれたのではありませんの?」
ディアナも左腕を挙げた。
「えへん。そんなの記憶にないな。お前こそどこぞの馬の骨ともわからない男にその指輪、貰ったんじゃないのか?」
「とぼけないで下さい」
ジョージは完全にすっとぼけていた。
しかも、意味不明な話をでっち上げる。
「なぁ、パティ。俺とパティは婚約したんだよな」
ジョージは甘ったるい声を出して、パトシリアの名前を呼ぶ。
「そうですわよね。ジョージ様ぁ~」
パトシリアの甲高い声が部屋中に響く。
「いいえ。違いますわ。ジョージ様は私と婚約していたのですわよ、パトシリアさん」
「何を仰るんです? きゃあ! 嘘つきは泥棒の始まりですわ」
きゃあ、とパトシリアは黄色い声をあげた。
「えへん。往生際が悪いぞ、ディアナ。俺はパトシリアと婚約したんだ。お前との婚約は破棄だ!!」
「何ですって!? 俄には受け入れられないですわ。私に誠心誠意誓って君を愛すると言った台詞は覚えてないのですか?」
ジョージはパイプを口から離し、天井に向かって煙を吐いた。
「うぇっへん。鮮明な記憶は無いな。ま~、多分そう言ったんだろうな。もし、そう言ったなら撤回だ」
「しかし、どうしてパトシリアに浮気していたのです? 説明してもらおうではありませんの」
「えへん。あまりそういう事は詮索するモンじゃないぞ、ディアナ」
またしても、甘ったるい声を出してきた。
(ふざけるな、このヤサ男!)
怒りは頂点に達していた。
はぐらかして逃げるつもりだ。
「ふざけないで下さい!」
「ふ~ざけてなんかないさ、なぁ、パティ。俺は歌が上手いディアナより、楽器が弾けるパティの方が好きさ。そうさ、楽器には癒やす力があるからな。なぁパティ」
「はぁい、ジョージ様」
「そうだったんですね」
「っていうか~、歌が上手いってより声質が良いだけの間違いじゃない? 歌唱力は並だと思うけど~」
パティが嫌味いっぱいで言ってきた。
そして、ニヤリと笑った。
「えへん。そうだな。歌唱力は並だな。その高くて響くソプラノの声だけが唯一の自慢だろうな。がははは」
再びジョージはパイプを咥えた。そして、煙を吐いた。
隣に目を移せば、パトシリアもまたパイプを吸っていた。
「それにな」
ジョージは左腕で背中を掻きながら続けた。
「うぉっふぉん。お前はパイプを吸わない。お前、ある日俺の事口が臭いと言ったな」
それは身に覚えがある。
パイプを吸う上にコーヒーを飲むから、口臭が最悪な事になっていた。
パイプを吸わないのも、喘息であるに加え、両親ともパイプを吸い、なかんずく父親はヘビースモーカー。それが嫌でパイプを吸わないのだ。
弟のセインもディアナが喘息の発作で苦しむ姿を見て、パイプを吸わないと決心した。
「はい。それは覚えがありますわ。それはジョージ様がパイプを吸う上にコーヒーを飲むから、口臭が激しい、と」
「えへん。そうだ。それだ。だが、パティは一口たりと俺の口が臭いなどと言った事は無い」
「そうですわ。口が臭いなんて失礼ですわよ」
それはただ単にパトシリアがパイプを吸うから、パイプの匂いが麻痺しているだけ。
「それについてですが……パトシリアさんがパイプを吸うからパイプの匂いがわからないだけか……と」
「ふん。ごっちゃごっちゃごっちゃごっちゃ煩いやつだ。ああ言えばこう言う。お前の話なんか聞いてられない。それにな」
ジョージはパイプを咥え、続けた。
「お前なんか見たくないから、目の前から去ってくれ!目ぇー障りだ!!」
煙を鼻から勢いよく吐き出し、そして、テーブルを激しく叩き出した。
テーブルの上の水晶玉が踊っている。
「いいですわ。出ていきますわ。こんなパイプ臭くて煙い部屋。精々楽器演奏に癒やされて下さいね。私は私で幸せになりますからー」
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