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婚約破棄
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アレクサンドラは王太子に呼ばれた。
真夏の暑い時期だった。
「暑いわ。私は東北生まれだから、冬よりは夏の方がマシなんだけど……」
アレクサンドラは生前、ニホンという国のヒロサキというところで生まれた。その後はカントウに住んだが……。
東北地方の冬は寒く、地吹雪もある。
それを思うと冬よりは夏の方が良かった。
一宮悠菜の記憶が戻ってからは。
物語上では夏が好きか冬が好きかの描写は無い。
しかし、それまでは夏の方が苦手だったのだ。
王太子の執務室へ向かう。
わかっている。婚約破棄だ。
しかし、王太子はクズ。
王太子という身分でありながら、コソコソとカジノへ通う。
そして、借金して火の車。
確か浮気相手はディアドラだったっけ。
ディアドラは学園の同級生でヒロインの親友。
いつもアレクサンドラを敵視していた。
そう。アレクサンドラがチャールズと一緒になってしまったのも、ディアドラも加担していた。
チャールズのようなダメンズとくっつけたのってどっちが悪役令嬢なんだか……。
王宮は広い。同じような場所がどこまでも続く。
迷子になりそうだ。
そして、階段を上がるとすぐにサウル王太子の部屋に着いた。
「あー、やっと着いたわ。何度も執務室には来ているけど、慣れないものねぇ。でも、これで王太子殿下とは縁切り。王太子殿下の執務室もこれで最後だわ」
サウルの執務室の前に来ると、既に息があがっていた。
「王太子殿下に呼ばれましたアレクサンドラと申します」
「はい。アレクサンドラ様ですね。話は王太子殿下から伺っております。どうぞ中へお入り下さい」
まだ、あどけなさが残る少年兵だった。
執務室へ入ると、やはり、ディアドラがいた。
もうそんな事は既にわかっていた。
「来たか。アレクサンドラ」
「はい、王太子殿下」
そこにいたのは黒髪のセミロングに黒い瞳で三白眼、立派な髭をたくわえた男と、オレンジ色のセミロングに群青色の瞳をし、ド派手なメイクをした女だった。
そう。彼らこそがサウル王太子とディアドラだった。
サウルは足を組み、ソファーにふんぞり返りパイプを吸っている。
ディアドラがニヤリとほくそ笑んだ。
すると、右側から八重歯が覗いた。
ディアドラは八重歯を弄っていた。
「私はこのようにディアドラと交際している。申し訳ないがアレクサンドラ・アンドレア・グラタナ。きみとは婚約破棄させてもらう!!」
もうそんな事は承知の上。
だから、動揺しなかった。
物語の中ではかなり狼狽していたようだけど、転生したのだから、物語の中のアレクサンドラではない。
「アレクサンドラ。随分と冷静だな。どうした? 元から俺のこと好きじゃ無かったんたんだな?」
浮気しておいて何を言う?
(お前が言う台詞じゃないだろ!!)
「いいえ。王太子殿下の事は愛していましたわ。だから、突然の出来事に驚愕しております」
「だろうな。俺とディアドラが交際していたなんて寝耳に水だったろうからな」
「はい。寝耳に水でしたわ」
ここは物語上のアレクサンドラの気持ちに寄り添う事にした。
とにかく、上手にお芝居をしないと……。
「アレクサンドラ。お前の父には弁護士として世話になっている。それゆえ、幼い頃からお互い交流があった」
サウルは天井に向かって煙を吐き出した。そして、続けた。
「だがな。お互いほぼ政略結婚みたいなものだった。俺にも結婚相手を選ぶ権利はある、だからお前も好きな人と結婚すると良い」
「言っていることはごもっとですが、王家とグラタナ家の間柄はこれからどうなってしまうのです? 世間体を考えていますか」
(うん。上手いこと良い台詞が出てきたわ。まあ、どんなに悪あがきしても、王太子と結ばれないのは理解の範疇)
「世間体も何も無い。その事は俺がグラタナ侯爵に説明しておくから安心しろ」
「それではお父様の面子が立ちませんわ」
「面子も何も無い。一国の王太子を尊重するのもグラタナ侯爵の務めさ」
(ああ言えばこう言う。そう。物語上でも口達者なキャラクターだったからね。それで王侯貴族を丸め込む人物なのだから。ま、これで私が王太子に一途だった事を証明できたわけね)
「いいですわ。婚約破棄を受け入れましょう。その代わり条件がありますわ」
「何だ? 条件って」
「私はこれから実家に帰ります。馬車の用意と護衛をお願いしますわ」
「あーわかったわかった。そのくらいならしてやろう」
(あんたの身勝手な行為なのだから、それくらいしてくれても良い筈だよね)
「おい、フィン。トビーを呼んでくれ」
「はい、わかりました」
と、先程の兵士が返事をした。
「俺も色々と忙しいんだからな」
サウルはパイプを深く吸い込むと、煙を部屋中に撒き散らすかのように吐き出した。
「これであんたは学園で話題になってみんなから注目されるわよ、アレクサンドラ。あんた人から注目されるの大好きでしょ?」
隣でずっと事の成り行きを見ていたディアドラが口を開いた。
アレクサンドラは敢えて何も答えなかった。
「あら? 絶句したの? そうね。だって図星なんだからね」
嫌味ったらしい性格がディアドラの特徴だった。
「うふふふ。王太子殿下。私を選んでくれてありがとうございますわ」
「ああ、ディアドラ!! そうさ。弟だって好きな人と結婚さたんだ。俺だって好きな人と結婚する権利はある」
「王太子殿下。トビーを呼んで来ました」
「トビー来たか」
「はい」
そこに中肉中背の黒い短髪をした男性が来た。
王宮に来てからアレクサンドラの護衛を務めていた。
真夏の暑い時期だった。
「暑いわ。私は東北生まれだから、冬よりは夏の方がマシなんだけど……」
アレクサンドラは生前、ニホンという国のヒロサキというところで生まれた。その後はカントウに住んだが……。
東北地方の冬は寒く、地吹雪もある。
それを思うと冬よりは夏の方が良かった。
一宮悠菜の記憶が戻ってからは。
物語上では夏が好きか冬が好きかの描写は無い。
しかし、それまでは夏の方が苦手だったのだ。
王太子の執務室へ向かう。
わかっている。婚約破棄だ。
しかし、王太子はクズ。
王太子という身分でありながら、コソコソとカジノへ通う。
そして、借金して火の車。
確か浮気相手はディアドラだったっけ。
ディアドラは学園の同級生でヒロインの親友。
いつもアレクサンドラを敵視していた。
そう。アレクサンドラがチャールズと一緒になってしまったのも、ディアドラも加担していた。
チャールズのようなダメンズとくっつけたのってどっちが悪役令嬢なんだか……。
王宮は広い。同じような場所がどこまでも続く。
迷子になりそうだ。
そして、階段を上がるとすぐにサウル王太子の部屋に着いた。
「あー、やっと着いたわ。何度も執務室には来ているけど、慣れないものねぇ。でも、これで王太子殿下とは縁切り。王太子殿下の執務室もこれで最後だわ」
サウルの執務室の前に来ると、既に息があがっていた。
「王太子殿下に呼ばれましたアレクサンドラと申します」
「はい。アレクサンドラ様ですね。話は王太子殿下から伺っております。どうぞ中へお入り下さい」
まだ、あどけなさが残る少年兵だった。
執務室へ入ると、やはり、ディアドラがいた。
もうそんな事は既にわかっていた。
「来たか。アレクサンドラ」
「はい、王太子殿下」
そこにいたのは黒髪のセミロングに黒い瞳で三白眼、立派な髭をたくわえた男と、オレンジ色のセミロングに群青色の瞳をし、ド派手なメイクをした女だった。
そう。彼らこそがサウル王太子とディアドラだった。
サウルは足を組み、ソファーにふんぞり返りパイプを吸っている。
ディアドラがニヤリとほくそ笑んだ。
すると、右側から八重歯が覗いた。
ディアドラは八重歯を弄っていた。
「私はこのようにディアドラと交際している。申し訳ないがアレクサンドラ・アンドレア・グラタナ。きみとは婚約破棄させてもらう!!」
もうそんな事は承知の上。
だから、動揺しなかった。
物語の中ではかなり狼狽していたようだけど、転生したのだから、物語の中のアレクサンドラではない。
「アレクサンドラ。随分と冷静だな。どうした? 元から俺のこと好きじゃ無かったんたんだな?」
浮気しておいて何を言う?
(お前が言う台詞じゃないだろ!!)
「いいえ。王太子殿下の事は愛していましたわ。だから、突然の出来事に驚愕しております」
「だろうな。俺とディアドラが交際していたなんて寝耳に水だったろうからな」
「はい。寝耳に水でしたわ」
ここは物語上のアレクサンドラの気持ちに寄り添う事にした。
とにかく、上手にお芝居をしないと……。
「アレクサンドラ。お前の父には弁護士として世話になっている。それゆえ、幼い頃からお互い交流があった」
サウルは天井に向かって煙を吐き出した。そして、続けた。
「だがな。お互いほぼ政略結婚みたいなものだった。俺にも結婚相手を選ぶ権利はある、だからお前も好きな人と結婚すると良い」
「言っていることはごもっとですが、王家とグラタナ家の間柄はこれからどうなってしまうのです? 世間体を考えていますか」
(うん。上手いこと良い台詞が出てきたわ。まあ、どんなに悪あがきしても、王太子と結ばれないのは理解の範疇)
「世間体も何も無い。その事は俺がグラタナ侯爵に説明しておくから安心しろ」
「それではお父様の面子が立ちませんわ」
「面子も何も無い。一国の王太子を尊重するのもグラタナ侯爵の務めさ」
(ああ言えばこう言う。そう。物語上でも口達者なキャラクターだったからね。それで王侯貴族を丸め込む人物なのだから。ま、これで私が王太子に一途だった事を証明できたわけね)
「いいですわ。婚約破棄を受け入れましょう。その代わり条件がありますわ」
「何だ? 条件って」
「私はこれから実家に帰ります。馬車の用意と護衛をお願いしますわ」
「あーわかったわかった。そのくらいならしてやろう」
(あんたの身勝手な行為なのだから、それくらいしてくれても良い筈だよね)
「おい、フィン。トビーを呼んでくれ」
「はい、わかりました」
と、先程の兵士が返事をした。
「俺も色々と忙しいんだからな」
サウルはパイプを深く吸い込むと、煙を部屋中に撒き散らすかのように吐き出した。
「これであんたは学園で話題になってみんなから注目されるわよ、アレクサンドラ。あんた人から注目されるの大好きでしょ?」
隣でずっと事の成り行きを見ていたディアドラが口を開いた。
アレクサンドラは敢えて何も答えなかった。
「あら? 絶句したの? そうね。だって図星なんだからね」
嫌味ったらしい性格がディアドラの特徴だった。
「うふふふ。王太子殿下。私を選んでくれてありがとうございますわ」
「ああ、ディアドラ!! そうさ。弟だって好きな人と結婚さたんだ。俺だって好きな人と結婚する権利はある」
「王太子殿下。トビーを呼んで来ました」
「トビー来たか」
「はい」
そこに中肉中背の黒い短髪をした男性が来た。
王宮に来てからアレクサンドラの護衛を務めていた。
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2024年12月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
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