6 / 18
エリカからの手紙
しおりを挟む
婚約破棄をしたわたくしはしばらく邸にこもるようになってしまった。
部屋の窓には初夏の日差しが差し込んでいる。
窓の外では薔薇が咲いている。
薔薇はお母様が好きで植えています。
わたくしは観葉植物に水をあげていました。
わたくしは身辺整理がしたくなりました。
部屋の中にはクルト様からもらった婚約指輪があります。
さらに、幼少期にクルト様からもらったおもちゃの指輪もあります。
クルト様とわたくしの子供として大切に持っていた人形も本棚の上に置いてあります。
わたくしはあの頃が切なくなりました。
――クルト様。あのときは絶対に浮気しないって誓ってくれたのに。
わたくしは人形を、ドゥリを手に取った。
「ドゥリ、ごめんね。わたくしはクルト様と婚約を解消してしまったの」
人形に罪は無いし、わたくしはこの人形を大切にしてきました。
指輪は手放したいけれど、人形は手放したくない。
そんな思いが交差しました。
クルト様は髭に憧れていたけれど、実際は髭を伸ばしていない。
葉巻に憧れていたけれど、実際は葉巻を吸わない。
その代わりにピアスをしている。
メガネに憧れてヴィヴィアンの元へ行くだなんて。
と、そこへ。
トントン。
ドアをノックする音がした。
「はい」
来たのは侍女のサリーでした。
「アンジェラ様」
「どうしたの? サリー」
サリーは右手に手紙を抱えています。
「王太子妃殿下からのお便りです」
幼少時代よく遊んだエリカは今は立派な王太子妃。
「ありがとう。サリー」
わたくしはサリーから手紙を受け取りました。
「それでは」
サリーは踵を返した。
「エリカ」
わたくしは手紙を開封しました。
『親愛なるアンジェラへ
事情は兄より伺っています。
婚約破棄されたんですね。
アンジェラ。
兄はアンジェラが何の魅力も無いと言っていました。
兄は多くの女性から言い寄られています。
兄が女性に囲まれて居酒屋に入り浸るところを目撃した事があります。
兄は女遊びをしたかったんだと思います。
私は兄の浮気だと思っています。
兄は生まれながらにして婚約者が決められていた事に度々不平を漏らしていました。
わたくしも生まれながらにして王太子殿下と婚約していました。
だから、それを再三兄に言いました。
ところが兄はそれでも改心する事はありませんでした。
ヴィヴィアンもヴィヴィアンです。
私はアンジェラと兄の婚約解消は兄に非があると思っています。
でも、大丈夫です。
そんな女性から愛される兄ですが、アンドレア王女殿下は兄が好みではないようです。
兄のような人は誠実みが足りない……と。
女性に囲まれ浮かれている男は好みではない、と。
落胆しているかもしれません。
しかし、私はアンジェラの味方です。
それから、兄とヴィヴィアンの結婚式の日取りが決まったようです。
10月7日だそうです。
エリカ
追伸 季節の変わり目。体調には十分お気をつけ下さいませ』
エリカにはわかってもらえたようですわ。
わたくしも複数の女性に囲まれて居酒屋でのうのうと酒を煽っているところを目撃した事があります。
囲いの女は平民貴族問わず。
誰もがクルト様の虜になってしまうのです。
多くの女性を魅了させたクルト様だけど、アンドレア王女殿下だけはクルト様が好きではない、と。
皆が皆アンドレア王女殿下のような人ではありませんわ。
皆なぜかクルト様に釘付けになってしまうのです。
まるで魔法にかかったかのように。
確かに“魅了”の魔法を使える人はいます。
しかし、悪用する人がいるという事で、魅了の魔法は禁じられています。
だから、最近の若い人たちは魅了の魔法を使う事ができません。
クルト様は幼少期より既に人気者。
魅了の魔法を使わなくても女性はついていったのです。
それに……結婚式の日取りが決まったようですって?
筆頭公爵ともなると、国中の王侯貴族が集いお祝いに駆けつけます。
クルト様とヴィヴィアンは神様の前で永遠の愛を誓います。
でも、神様が善神であるならば、二人には必ず天罰が下るはずですわ。
エリカも二人の結婚を臨んでいない。
恐らく、二人の結婚式にはお父様とお母様も招待されるかもしれない。
招待するとなればまともな感性ではありませんわ。
一方的に浮気をして、婚約を破談させたのですから。
コンコン
再びドアをノックする音がしました。
「姉上!!」
弟のルイでした。
「ルイ!」
「姉上に王太子妃殿下からお便りがあったようで」
「あったわ」
「それと……今日ですが、同時にクルト様から結婚式への招待状が来ていました」
案の定……。
わたくしはため息をつきました。
「姉上。どうであれ、悪いのはクルト様とヴィヴィアンです」
ルイとヴィヴィアンは学園時代の同級生でした。
「僕は知っています。ヴィヴィアンの正体を」
「ええ」
「ヴィヴィアンはヤリマンのような女性です。かつて僕にも言い寄ってきました。言い寄ってきたというより、男なら誰でも良いのでしょう」
ルイがヴィヴィアンに言い寄られた事があったなんて……。
ルイは続けた。
「ヴィヴィアンはクルト様とは逆に男性に囲まれて喜ぶというような女性でした」
「そうね。そう見えるわ」
「身分の高い男性に積極的に猛アプローチをかけていました」
そうでしょうね。
わたくしは何となくわかるのです。
クルト様とヴィヴィアンは酒場で出会った事を。
クルト様の行きつけの酒場。
『バドの酒場』
だから、二人は酒場で酒を大量にあおり、行為に及んだのかもしれない。
「ヴィヴィアンは妊娠しているんだよな?」
「そうよ」
「信じられない。姉上を裏切って、結婚式にも招待するだなんて」
「お父様とお母様は結婚式に参加するのかしら?」
「うん。それについてだけど、やはり拒否するみたいですよ」
そうに決まってますわ。
王侯貴族の中ではわたくしとクルト様が婚約していたのは承知の如く。
カーネギー家が結婚式に不参加なだけでお察しかしら?
部屋の窓には初夏の日差しが差し込んでいる。
窓の外では薔薇が咲いている。
薔薇はお母様が好きで植えています。
わたくしは観葉植物に水をあげていました。
わたくしは身辺整理がしたくなりました。
部屋の中にはクルト様からもらった婚約指輪があります。
さらに、幼少期にクルト様からもらったおもちゃの指輪もあります。
クルト様とわたくしの子供として大切に持っていた人形も本棚の上に置いてあります。
わたくしはあの頃が切なくなりました。
――クルト様。あのときは絶対に浮気しないって誓ってくれたのに。
わたくしは人形を、ドゥリを手に取った。
「ドゥリ、ごめんね。わたくしはクルト様と婚約を解消してしまったの」
人形に罪は無いし、わたくしはこの人形を大切にしてきました。
指輪は手放したいけれど、人形は手放したくない。
そんな思いが交差しました。
クルト様は髭に憧れていたけれど、実際は髭を伸ばしていない。
葉巻に憧れていたけれど、実際は葉巻を吸わない。
その代わりにピアスをしている。
メガネに憧れてヴィヴィアンの元へ行くだなんて。
と、そこへ。
トントン。
ドアをノックする音がした。
「はい」
来たのは侍女のサリーでした。
「アンジェラ様」
「どうしたの? サリー」
サリーは右手に手紙を抱えています。
「王太子妃殿下からのお便りです」
幼少時代よく遊んだエリカは今は立派な王太子妃。
「ありがとう。サリー」
わたくしはサリーから手紙を受け取りました。
「それでは」
サリーは踵を返した。
「エリカ」
わたくしは手紙を開封しました。
『親愛なるアンジェラへ
事情は兄より伺っています。
婚約破棄されたんですね。
アンジェラ。
兄はアンジェラが何の魅力も無いと言っていました。
兄は多くの女性から言い寄られています。
兄が女性に囲まれて居酒屋に入り浸るところを目撃した事があります。
兄は女遊びをしたかったんだと思います。
私は兄の浮気だと思っています。
兄は生まれながらにして婚約者が決められていた事に度々不平を漏らしていました。
わたくしも生まれながらにして王太子殿下と婚約していました。
だから、それを再三兄に言いました。
ところが兄はそれでも改心する事はありませんでした。
ヴィヴィアンもヴィヴィアンです。
私はアンジェラと兄の婚約解消は兄に非があると思っています。
でも、大丈夫です。
そんな女性から愛される兄ですが、アンドレア王女殿下は兄が好みではないようです。
兄のような人は誠実みが足りない……と。
女性に囲まれ浮かれている男は好みではない、と。
落胆しているかもしれません。
しかし、私はアンジェラの味方です。
それから、兄とヴィヴィアンの結婚式の日取りが決まったようです。
10月7日だそうです。
エリカ
追伸 季節の変わり目。体調には十分お気をつけ下さいませ』
エリカにはわかってもらえたようですわ。
わたくしも複数の女性に囲まれて居酒屋でのうのうと酒を煽っているところを目撃した事があります。
囲いの女は平民貴族問わず。
誰もがクルト様の虜になってしまうのです。
多くの女性を魅了させたクルト様だけど、アンドレア王女殿下だけはクルト様が好きではない、と。
皆が皆アンドレア王女殿下のような人ではありませんわ。
皆なぜかクルト様に釘付けになってしまうのです。
まるで魔法にかかったかのように。
確かに“魅了”の魔法を使える人はいます。
しかし、悪用する人がいるという事で、魅了の魔法は禁じられています。
だから、最近の若い人たちは魅了の魔法を使う事ができません。
クルト様は幼少期より既に人気者。
魅了の魔法を使わなくても女性はついていったのです。
それに……結婚式の日取りが決まったようですって?
筆頭公爵ともなると、国中の王侯貴族が集いお祝いに駆けつけます。
クルト様とヴィヴィアンは神様の前で永遠の愛を誓います。
でも、神様が善神であるならば、二人には必ず天罰が下るはずですわ。
エリカも二人の結婚を臨んでいない。
恐らく、二人の結婚式にはお父様とお母様も招待されるかもしれない。
招待するとなればまともな感性ではありませんわ。
一方的に浮気をして、婚約を破談させたのですから。
コンコン
再びドアをノックする音がしました。
「姉上!!」
弟のルイでした。
「ルイ!」
「姉上に王太子妃殿下からお便りがあったようで」
「あったわ」
「それと……今日ですが、同時にクルト様から結婚式への招待状が来ていました」
案の定……。
わたくしはため息をつきました。
「姉上。どうであれ、悪いのはクルト様とヴィヴィアンです」
ルイとヴィヴィアンは学園時代の同級生でした。
「僕は知っています。ヴィヴィアンの正体を」
「ええ」
「ヴィヴィアンはヤリマンのような女性です。かつて僕にも言い寄ってきました。言い寄ってきたというより、男なら誰でも良いのでしょう」
ルイがヴィヴィアンに言い寄られた事があったなんて……。
ルイは続けた。
「ヴィヴィアンはクルト様とは逆に男性に囲まれて喜ぶというような女性でした」
「そうね。そう見えるわ」
「身分の高い男性に積極的に猛アプローチをかけていました」
そうでしょうね。
わたくしは何となくわかるのです。
クルト様とヴィヴィアンは酒場で出会った事を。
クルト様の行きつけの酒場。
『バドの酒場』
だから、二人は酒場で酒を大量にあおり、行為に及んだのかもしれない。
「ヴィヴィアンは妊娠しているんだよな?」
「そうよ」
「信じられない。姉上を裏切って、結婚式にも招待するだなんて」
「お父様とお母様は結婚式に参加するのかしら?」
「うん。それについてだけど、やはり拒否するみたいですよ」
そうに決まってますわ。
王侯貴族の中ではわたくしとクルト様が婚約していたのは承知の如く。
カーネギー家が結婚式に不参加なだけでお察しかしら?
0
あなたにおすすめの小説
看病しに行ったら、当主の“眠り”になってしまった
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全36話⭐︎
倒れた当主を看病する役目を振られた使用人リィナは、彼の部屋へ通うことになる。
栄養、灯り、静かな時間、話し相手――“眠れる夜”を整えていく。そして、回復していく当主アレクシス。けれど彼は、ある夜そっと手を握り返し、低い声で囁く。
「責任、取って?」
噂が燃える屋敷で、ふたりが守るのは“枠(ルール)”。
手だけ、時間だけ、理由にしない――鍵はリィナが握ったまま。
けれど、守ろうとするほど情は育ち、合図の灯りはいつしか「帰る」ではなく「眠る」へ変わっていく。
看病から始まった優しい夜は、静かな執着に捕まっていく。
それでも、捕獲の鍵は彼ではなく――彼女の手にある。
『婚約破棄されたので玉座から降りました。――理で王国をざまあします
ふわふわ
恋愛
王太子から突然の婚約破棄を告げられた公爵令嬢。
社交界の中心で恥をかかされ、次期王妃の座を奪われた――はずだった。
けれど彼女は泣かなかった。怒鳴らなかった。復讐を誓いもしなかった。
「玉座は、座るより設計したほうが面白いですわ」
そう言って一歩退いた彼女は、王妃教育制度を立ち上げ、王と王妃を“育てる側”へと回る。
感情で動く王太子は、やがて理を学び始める。
新たに選ばれた王妃候補は、責任と孤独を知りながら成長していく。
武力でも陰謀でもない。
透明性と制度、そして対話で国を立て直していく静かな逆転劇。
婚約破棄で笑った者たちは、気づけば彼女の作った仕組みの中で頭を下げていた。
これは復讐ではない。
これは成熟。
選ばれなかった令嬢が、王国そのものを進化させる物語。
断罪後の気楽な隠居生活をぶち壊したのは誰です!〜ここが乙女ゲームの世界だったなんて聞いていない〜
白雲八鈴
恋愛
全ては勘違いから始まった。
私はこの国の王子の一人であるラートウィンクルム殿下の婚約者だった。だけどこれは政略的な婚約。私を大人たちが良いように使おうとして『白銀の聖女』なんて通り名まで与えられた。
けれど、所詮偽物。本物が現れた時に私は気付かされた。あれ?もしかしてこの世界は乙女ゲームの世界なのでは?
関わり合う事を避け、婚約者の王子様から「貴様との婚約は破棄だ!」というお言葉をいただきました。
竜の谷に追放された私が血だらけの鎧を拾い。未だに乙女ゲームの世界から抜け出せていないのではと内心モヤモヤと思いながら過ごして行くことから始まる物語。
『私の居場所を奪った聖女様、貴女は何がしたいの?国を滅ぼしたい?』
❋王都スタンピード編完結。次回投稿までかなりの時間が開くため、一旦閉じます。完結表記ですが、王都編が完結したと捉えてもらえればありがたいです。
*乙女ゲーム要素は少ないです。どちらかと言うとファンタジー要素の方が強いです。
*表現が不適切なところがあるかもしれませんが、その事に対して推奨しているわけではありません。物語としての表現です。不快であればそのまま閉じてください。
*いつもどおり程々に誤字脱字はあると思います。確認はしておりますが、どうしても漏れてしまっています。
*他のサイトでは別のタイトル名で投稿しております。小説家になろう様では異世界恋愛部門で日間8位となる評価をいただきました。
【完結】ひとつだけ、ご褒美いただけますか?――没落令嬢、氷の王子にお願いしたら溺愛されました。
猫屋敷むぎ
恋愛
没落伯爵家の娘の私、ノエル・カスティーユにとっては少し眩しすぎる学院の舞踏会で――
私の願いは一瞬にして踏みにじられました。
母が苦労して買ってくれた唯一の白いドレスは赤ワインに染められ、
婚約者ジルベールは私を見下ろしてこう言ったのです。
「君は、僕に恥をかかせたいのかい?」
まさか――あの優しい彼が?
そんなはずはない。そう信じていた私に、現実は冷たく突きつけられました。
子爵令嬢カトリーヌの冷笑と取り巻きの嘲笑。
でも、私には、味方など誰もいませんでした。
ただ一人、“氷の王子”カスパル殿下だけが。
白いハンカチを差し出し――その瞬間、止まっていた時間が静かに動き出したのです。
「……ひとつだけ、ご褒美いただけますか?」
やがて、勇気を振り絞って願った、小さな言葉。
それは、水底に沈んでいた私の人生をすくい上げ、
冷たい王子の心をそっと溶かしていく――最初の奇跡でした。
没落令嬢ノエルと、孤独な氷の王子カスパル。
これは、そんなじれじれなふたりが“本当の幸せを掴むまで”のお話です。
※全10話+番外編・約2.5万字の短編。一気読みもどうぞ
※わんこが繋ぐ恋物語です
※因果応報ざまぁ。最後は甘く、後味スッキリ
魔力ゼロと捨てられた私を、王子がなぜか離してくれません ――無自覚聖女の王宮生活――
ムラサメ
恋愛
伯爵家で使用人同然に扱われてきた少女、エリナ。
魔力も才能もないとされ、義妹アリシアの影で静かに生きていた。
ある日、王国第一王子カイルの視察で運命が動き出す。
誰も気づかなかった“違和感”に、彼だけが目を留めて――。
謹んで、婚約破棄をお受けいたします。
パリパリかぷちーの
恋愛
きつい目つきと素直でない性格から『悪役令嬢』と噂される公爵令嬢マーブル。彼女は、王太子ジュリアンの婚約者であったが、王子の新たな恋人である男爵令嬢クララの策略により、夜会の場で大勢の貴族たちの前で婚約を破棄されてしまう。
選ばれなかった令嬢は、均衡で世界を削り直す
しおしお
恋愛
「価値なし」と断じられ、王都から遠ざけられた公爵令嬢。
王家直属顧問の座も、名誉も、像も――すべて拒み、彼女が選んだのは北の地での研究と沈黙だった。
だが彼女は、ただ退いたのではない。
王都の魔術制度に潜む“偏り”を見抜き、世界を安定させる新理論《均衡》を打ち立てる。
それは敵を打ち倒す力ではない。
支配する力でもない。
ただ、偏りを削り、依存を断ち、世界を自立させる理論。
王家は彼女に頼ろうとし、研究局は彼女を中心に据えようとし、市民は像を建てようとする。
だが彼女は言う。
「中心は不要です」
制度は分散され、権力は削られ、世界は静かに書き換わっていく。
ざまぁは派手ではない。
失脚も断罪もない。
あるのは、依存を断たれた者たちが自ら立つという“静かな逆転”。
選ばれなかった令嬢は、誰の上にも立たない。
だからこそ、世界は初めて安定する。
これは、中心にならなかった令嬢が、 世界そのものを変えてしまう物語。
結婚前夜に婚約破棄されたけど、おかげでポイントがたまって溺愛されて最高に幸せです❤
凪子
恋愛
私はローラ・クイーンズ、16歳。前世は喪女、現世はクイーンズ公爵家の公爵令嬢です。
幼いころからの婚約者・アレックス様との結婚間近……だったのだけど、従妹のアンナにあの手この手で奪われてしまい、婚約破棄になってしまいました。
でも、大丈夫。私には秘密の『ポイント帳』があるのです!
ポイントがたまると、『いいこと』がたくさん起こって……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる