2 / 41
第一章 セレナお姉さま
1.僕と彼女の出会い
しおりを挟む
昼下がり。
今日は午前だけの講義。講義を終えた学生たちでざわざわと賑わう食堂を横目に、中庭へ真っ直ぐ向かって行く。
大きな銀杏の木が風に葉をならし、根本を円形に囲んだベンチに木漏れ日を落としている。
金色の濃淡と光と影のモザイクが、なんとも言えない不思議な雰囲気を醸し出していて、僕は好きだ。
「ふーーっ」
ため息をつきながらベンチに腰掛け、いつものように大学内の購買で買ったメロンパンとお茶をリュックから取り出した。
「校舎が工事中じゃなければ背景も完璧なのに、世界観台無しだよー。」
中庭が美しくても、その背景が鉄筋と灰色のシートじゃいまいちだ。
昼休み中は、工事の人たちも昼休憩なのか耳障りな機械音がしないだけまだ良い。
遠くに聞こえる学生達のお喋りと葉の掠れる音を耳に流しながら、ペットボトルの蓋を開けた。
明日も明後日も同じ毎日…。
特段に仲の良い友人もいない。講義内で話すだけの学友ならパラパラといるが、互いの時間も一緒に過ごすほどの関係じゃあない。
夢もわからない。学びたくて哲学科を選んだというより、ほかのより興味があったから。それだけで、周りのように強い思いもない。
ただただ目の前の講義をぼうっと過ごしてもう3年の秋。
就活に励む同学年の子達に劣等感と焦りを感じながらも、自分の行き先もわからず混沌のなかに囚われて動き出せない。
何より自分がわからない。
(僕は、ボクのままでいいのかわからない。)
コツンッ。
そんな僕を笑うように銀杏の木は実を落とす。頭を擦りながら、このぽろぽろと実を落とし独特な香りを放つがために人を寄せ付けない木に少し感謝した。
学内で唯一、一人で落ち着ける場所。
何もない僕のことも受け入れてくれてる気がした。
「神様、いるのなら、僕に道を標してよ…こんな今から、こんな自分から逃げさせて…。」
少しはっとして、その後少し口元が緩んだ。こんな台詞が自分の口から出るなんて。
「悲劇のヒロインのつもりか。僕は。」
気を取り直して、お茶を口に含みザラメがきらつくメロンパンにかぶりつく。
(うま…!やっぱパンが一番だよなぁ。)
美味しいパンと緩やかな時間、これがあるから生きてける。なんて思っていたその瞬間。
何処からか横殴りの強い風が吹いた。
一気に舞い散る葉と混ざって、黒い影が目の前をよぎった。
「ーーーで、気がついたらここにいたってわけね?」
皺のついた大きめのシャツを雑に着て、銀色の髪を適当にまとめた目の前の女性は、ぶっきらぼうに言い放つ。
「あのねぇ、私が聞きたいのは死亡の経緯じゃないのよ。」
ピンク色の唇を尖らせ、ほっぺを膨らませるその姿はまるで子供だ。見た目は僕よりも少し上…、二十代くらいに見えるのに肩肘ついたしゃべり方のせいで幼く思えてしまう。
「誰が幼子だっっ!」
目の前のカウンターから身を乗りだし、僕のほっぺを摘まんだ。
(えっ!?)
よく見たら彼女はシャツを体に1枚羽織ってるだけだ。そもそも太ももが露になってるのにそう身を乗り出してはさらにシャツがはだけて…
「あら、幼いとか言いながら体はしっかり見てるのねぇ。」
ぎゅぅっと摘まむ力を増しながらニヤリとこちらを覗きこむ。
「えっ!?いや、いた、痛いっ!!ですっ!??」
「私の悪口言ってる暇はないのよっ!今日はまだまだ捌かなきゃなんないんだからっ!!」
「ごめんなひゃぁっ!」
謝る前にほっぺたを摘ままれたまま、後ろに向かされた。
「見えるでしょ?何人も待機してんの。」
どこまでも続く真っ白な空間。そこには老若男女たくさんの人たち。物も景色も何もない。あるのは人と目の前の受付のようなカウンター、それにそこに座る数人の若い女の人たち。
異様な、見たこともない空間に言葉を失った。
ここは一体なんなんだろう。
「えっと…。僕は…。」
女性のほうを振り返ると、胸元らへんに斜めに留められた、小さな名札が目に入った。
『自殺者行き先選別女神・セレナ』
「じさつしゃせんべついきさきめがみ?」
なんだそれ。読んでも、思考が追いついてこない。
(自殺者の…行き先?え、自殺者??)
「そう、自殺した方の行き先を決める重要な仕事!それをこなすのがこの私!女神セレナ!!」
摘まんでいた指をやっと離し、胸に手をあて鼻を高くして、そのセレナと名乗る女性は声をあげた。ヒリヒリとする頬を擦る僕はまるでお構いなしだ。
「あの、よくわかりませんが、僕は自殺なんてしてません。気がついたらここに…。たぶん事故で死んだんです。」
「突然死、ってわけね。そのわりには随分と冷静じゃない?もっと慌てるとかなんとかしなさいよ、つまんないわぁ。」
(つまんないって…)
苦笑いしながら、僕は答えた。
「とにかく、事故なんです。」
「工事中だった校舎の、何かしらが強風に煽られ落下したのが直撃した。それが原因って言いたいのよね?」
「そうです。だから自殺では…。」
「私は、あなたの願いが死に繋がった可能性のことを考えてるの。あからさまな自殺じゃないけどね。」
「願い…。」
全てお見通しのようだ。この女神とか言うセレナさんには。
こんな異質の空間ならそれも当たり前なのか。
「あなたの願いは死ぬことを必要としてた?」
さっさとは全然違う、真っ直ぐこちらを見据える深海のような紺色の瞳の深さにぎょっとした。
死ぬことが必要だったか?なんで突然死んだ僕にそんなことを聞くのか。
必要とか、そんなこと僕にはわからない。
でもただ、あの時の全てに浸かったままでいるのは嫌で何処かへ逃げたかった。
「逃げる、ねぇ。」
セレナさんはたらりと視線を空に向けた。
逃げる。それが僕の願い…?
「そういえば、行き先を決めるってさっき言ってましたよね?僕はどこに行くんですか。天国とか?」
「もう来てるじゃない。ここが天国。」
「ここが…。」
想像してた場所と違う。
ここまでミニマリストの部屋みたいに物がほぼない空間が天国とは思わなかった。
「なぁに?ミニマなんとかって。」
「えっ、あ、心の声に質問されると混乱する…。えっとミニマリストは…」
「ふーん?まぁいいわ。さっきの話しに戻りましょ。」
「まだ何も言ってませんけど。」
そっちから質問しておいて、めんどくさそうに話を切り上げるのはさほど興味を持たなかったからか。
「死者…自殺者の行き先はこの天界の何処か、もしくはー。」
「もしくは?」
勿体ぶるような言い方につられてつい繰り返してしまった。
「転生し新たな世界へ。」
転生。
新たな世界へ、新たな命として生まれる。
(今の全てと、今の自分と違う場所へ?よくゲームとか小説とかで見た転生して異世界で第二の人生ってやつ??)
「そう、それよ。」
全く別の世界…僕は、生まれ変われるのか。新しい自分として。
ゲームのような、RPGのような異世界でなら、シナリオにそった生き方が望めるんじゃないか。きっともう道に迷うことはないかもしれない。
(真っ直ぐに道を歩んでいけるかも…!)
「なら僕は転生します。」
「無理よ。」
「えぇっ?」
秒で言い返されコントみたいになってしまった。簡単に転生とか言った僕が滑稽だと言わんばかりにセレナさんはため息をついた。
「通常の死者なら、同じ世界に、もしくは異なる世界へ行くことを選択できるわ。でもねぇ…自ら死を望んだ者は違うのよ。」
通常の死者がどのような死者指すのかわからないが、おそらく自殺者以外の自然死もしくは事故や突然死した者のことだろう。
「でも僕は。」
「でもでもってうるさいわぁ。」
セレナさんは少しイラついた様子で続けた。
「あなたの場合なんだか難しそうだし、うーん…。」
「えっとセレナさん?あのー…?」
しばらく唸って考えるにしても、10分は経ってないか?時計はないからわからないけど。
あんなにうるさかったのに、今じゃ考える人みたいに眉間にシワを寄せ頬杖をついている。こんなボサボサな髪でしわしわの服で、女神とか言いながらその欠片も見られない、まるで休日のOLなのに。
(黙っていると…綺麗。)
長い睫毛。深海の瞳。銀色の艶やかな髪。ウェーブがかった髪がほどけて顔に少しかかってるのすら、完成された絵画のようだ。
「っは!」
何か閃いたのか一瞬で芸術作品からまるで子供のようなあどけない表情に変わった。
(あ、元に戻った。)
「あなた名前はなんだったかしら?」
「……千華」
チクリ。
胸に痛みが刺さるような感覚。
言いたくなかった。僕を僕じゃなくす名前。ワタシに縛り付ける…。
でも、不思議と優しい声に引き出されてしまった。恐る恐るセレナさんのほうを見上げる。
無邪気な笑顔で彼女は言った。
「チカ!今からあなたは私の妹。」
「え?」
「私、セレナお姉さまと一緒に暮らすの!!」
今日は午前だけの講義。講義を終えた学生たちでざわざわと賑わう食堂を横目に、中庭へ真っ直ぐ向かって行く。
大きな銀杏の木が風に葉をならし、根本を円形に囲んだベンチに木漏れ日を落としている。
金色の濃淡と光と影のモザイクが、なんとも言えない不思議な雰囲気を醸し出していて、僕は好きだ。
「ふーーっ」
ため息をつきながらベンチに腰掛け、いつものように大学内の購買で買ったメロンパンとお茶をリュックから取り出した。
「校舎が工事中じゃなければ背景も完璧なのに、世界観台無しだよー。」
中庭が美しくても、その背景が鉄筋と灰色のシートじゃいまいちだ。
昼休み中は、工事の人たちも昼休憩なのか耳障りな機械音がしないだけまだ良い。
遠くに聞こえる学生達のお喋りと葉の掠れる音を耳に流しながら、ペットボトルの蓋を開けた。
明日も明後日も同じ毎日…。
特段に仲の良い友人もいない。講義内で話すだけの学友ならパラパラといるが、互いの時間も一緒に過ごすほどの関係じゃあない。
夢もわからない。学びたくて哲学科を選んだというより、ほかのより興味があったから。それだけで、周りのように強い思いもない。
ただただ目の前の講義をぼうっと過ごしてもう3年の秋。
就活に励む同学年の子達に劣等感と焦りを感じながらも、自分の行き先もわからず混沌のなかに囚われて動き出せない。
何より自分がわからない。
(僕は、ボクのままでいいのかわからない。)
コツンッ。
そんな僕を笑うように銀杏の木は実を落とす。頭を擦りながら、このぽろぽろと実を落とし独特な香りを放つがために人を寄せ付けない木に少し感謝した。
学内で唯一、一人で落ち着ける場所。
何もない僕のことも受け入れてくれてる気がした。
「神様、いるのなら、僕に道を標してよ…こんな今から、こんな自分から逃げさせて…。」
少しはっとして、その後少し口元が緩んだ。こんな台詞が自分の口から出るなんて。
「悲劇のヒロインのつもりか。僕は。」
気を取り直して、お茶を口に含みザラメがきらつくメロンパンにかぶりつく。
(うま…!やっぱパンが一番だよなぁ。)
美味しいパンと緩やかな時間、これがあるから生きてける。なんて思っていたその瞬間。
何処からか横殴りの強い風が吹いた。
一気に舞い散る葉と混ざって、黒い影が目の前をよぎった。
「ーーーで、気がついたらここにいたってわけね?」
皺のついた大きめのシャツを雑に着て、銀色の髪を適当にまとめた目の前の女性は、ぶっきらぼうに言い放つ。
「あのねぇ、私が聞きたいのは死亡の経緯じゃないのよ。」
ピンク色の唇を尖らせ、ほっぺを膨らませるその姿はまるで子供だ。見た目は僕よりも少し上…、二十代くらいに見えるのに肩肘ついたしゃべり方のせいで幼く思えてしまう。
「誰が幼子だっっ!」
目の前のカウンターから身を乗りだし、僕のほっぺを摘まんだ。
(えっ!?)
よく見たら彼女はシャツを体に1枚羽織ってるだけだ。そもそも太ももが露になってるのにそう身を乗り出してはさらにシャツがはだけて…
「あら、幼いとか言いながら体はしっかり見てるのねぇ。」
ぎゅぅっと摘まむ力を増しながらニヤリとこちらを覗きこむ。
「えっ!?いや、いた、痛いっ!!ですっ!??」
「私の悪口言ってる暇はないのよっ!今日はまだまだ捌かなきゃなんないんだからっ!!」
「ごめんなひゃぁっ!」
謝る前にほっぺたを摘ままれたまま、後ろに向かされた。
「見えるでしょ?何人も待機してんの。」
どこまでも続く真っ白な空間。そこには老若男女たくさんの人たち。物も景色も何もない。あるのは人と目の前の受付のようなカウンター、それにそこに座る数人の若い女の人たち。
異様な、見たこともない空間に言葉を失った。
ここは一体なんなんだろう。
「えっと…。僕は…。」
女性のほうを振り返ると、胸元らへんに斜めに留められた、小さな名札が目に入った。
『自殺者行き先選別女神・セレナ』
「じさつしゃせんべついきさきめがみ?」
なんだそれ。読んでも、思考が追いついてこない。
(自殺者の…行き先?え、自殺者??)
「そう、自殺した方の行き先を決める重要な仕事!それをこなすのがこの私!女神セレナ!!」
摘まんでいた指をやっと離し、胸に手をあて鼻を高くして、そのセレナと名乗る女性は声をあげた。ヒリヒリとする頬を擦る僕はまるでお構いなしだ。
「あの、よくわかりませんが、僕は自殺なんてしてません。気がついたらここに…。たぶん事故で死んだんです。」
「突然死、ってわけね。そのわりには随分と冷静じゃない?もっと慌てるとかなんとかしなさいよ、つまんないわぁ。」
(つまんないって…)
苦笑いしながら、僕は答えた。
「とにかく、事故なんです。」
「工事中だった校舎の、何かしらが強風に煽られ落下したのが直撃した。それが原因って言いたいのよね?」
「そうです。だから自殺では…。」
「私は、あなたの願いが死に繋がった可能性のことを考えてるの。あからさまな自殺じゃないけどね。」
「願い…。」
全てお見通しのようだ。この女神とか言うセレナさんには。
こんな異質の空間ならそれも当たり前なのか。
「あなたの願いは死ぬことを必要としてた?」
さっさとは全然違う、真っ直ぐこちらを見据える深海のような紺色の瞳の深さにぎょっとした。
死ぬことが必要だったか?なんで突然死んだ僕にそんなことを聞くのか。
必要とか、そんなこと僕にはわからない。
でもただ、あの時の全てに浸かったままでいるのは嫌で何処かへ逃げたかった。
「逃げる、ねぇ。」
セレナさんはたらりと視線を空に向けた。
逃げる。それが僕の願い…?
「そういえば、行き先を決めるってさっき言ってましたよね?僕はどこに行くんですか。天国とか?」
「もう来てるじゃない。ここが天国。」
「ここが…。」
想像してた場所と違う。
ここまでミニマリストの部屋みたいに物がほぼない空間が天国とは思わなかった。
「なぁに?ミニマなんとかって。」
「えっ、あ、心の声に質問されると混乱する…。えっとミニマリストは…」
「ふーん?まぁいいわ。さっきの話しに戻りましょ。」
「まだ何も言ってませんけど。」
そっちから質問しておいて、めんどくさそうに話を切り上げるのはさほど興味を持たなかったからか。
「死者…自殺者の行き先はこの天界の何処か、もしくはー。」
「もしくは?」
勿体ぶるような言い方につられてつい繰り返してしまった。
「転生し新たな世界へ。」
転生。
新たな世界へ、新たな命として生まれる。
(今の全てと、今の自分と違う場所へ?よくゲームとか小説とかで見た転生して異世界で第二の人生ってやつ??)
「そう、それよ。」
全く別の世界…僕は、生まれ変われるのか。新しい自分として。
ゲームのような、RPGのような異世界でなら、シナリオにそった生き方が望めるんじゃないか。きっともう道に迷うことはないかもしれない。
(真っ直ぐに道を歩んでいけるかも…!)
「なら僕は転生します。」
「無理よ。」
「えぇっ?」
秒で言い返されコントみたいになってしまった。簡単に転生とか言った僕が滑稽だと言わんばかりにセレナさんはため息をついた。
「通常の死者なら、同じ世界に、もしくは異なる世界へ行くことを選択できるわ。でもねぇ…自ら死を望んだ者は違うのよ。」
通常の死者がどのような死者指すのかわからないが、おそらく自殺者以外の自然死もしくは事故や突然死した者のことだろう。
「でも僕は。」
「でもでもってうるさいわぁ。」
セレナさんは少しイラついた様子で続けた。
「あなたの場合なんだか難しそうだし、うーん…。」
「えっとセレナさん?あのー…?」
しばらく唸って考えるにしても、10分は経ってないか?時計はないからわからないけど。
あんなにうるさかったのに、今じゃ考える人みたいに眉間にシワを寄せ頬杖をついている。こんなボサボサな髪でしわしわの服で、女神とか言いながらその欠片も見られない、まるで休日のOLなのに。
(黙っていると…綺麗。)
長い睫毛。深海の瞳。銀色の艶やかな髪。ウェーブがかった髪がほどけて顔に少しかかってるのすら、完成された絵画のようだ。
「っは!」
何か閃いたのか一瞬で芸術作品からまるで子供のようなあどけない表情に変わった。
(あ、元に戻った。)
「あなた名前はなんだったかしら?」
「……千華」
チクリ。
胸に痛みが刺さるような感覚。
言いたくなかった。僕を僕じゃなくす名前。ワタシに縛り付ける…。
でも、不思議と優しい声に引き出されてしまった。恐る恐るセレナさんのほうを見上げる。
無邪気な笑顔で彼女は言った。
「チカ!今からあなたは私の妹。」
「え?」
「私、セレナお姉さまと一緒に暮らすの!!」
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる