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第二章 盾と剣
16 それは問いただすこと
しおりを挟む一柱として御姿を現したハカナームト神に、この場に居る全ての人間は皆等しく思ったに違いない。
神とは恐怖の総称。
命ある物を遍く押さえつけるのは、その御力故では無い。この身が、世界が知っているのだ。我が身はこの御方に捧げる為の物なのだと。そして、地べたに平伏す事すらこの上もない幸福かの様に『須くひれ伏せ、恐れよ』と己自身がこの身体の細胞一つ一つに命令している様で、私の理性が呟く。
信じられない
そんな感嘆の言葉すら否定と捉えられたのか、急にぐっと喉が締まる。まるで首を絞められる様な圧迫感に私は無意識に「申し訳ございません」と呟いていた。
神の愛し子。教会こそがそれなのだと我々は誇っていた。それ故に、 エルリン•オ•クァーデが力を失うに反比例するかの様に我々の魔力解放量が増加した事で傲っていた。我等こそが神の代弁者であると。
「ちょっと!お兄ちゃん!力抑えてよっ、みんな苦しそう」
『フロリアと呼んだ方が良いか?』
「え?あ、うん。もうどっちでもいいよ。好きに呼んでっ!それより、2人は何でそんなに殺気ぷんぷんなの?お話を代わりにして欲しかっただけなんだけど⁉︎」
私の目に映るのは、チリ一つ落ちていない磨かれた魔石の床だけで、一体どの様な光景がこの床の上で繰り広げられているのか。その光景を目にする事は許されなかった。
『其方、この愚か者共に苦しめられていたのでは無いのか?我はしかと助けを呼んだ様に聞こえたがの』
「は?いや、うん。ごめん、言い方が悪かったかな。証人というか、私の言葉が正しいって、間違ってないって証明して欲しかったの」
『何と……フロリアの言葉を疑うか。この塵芥共は』
神の不快。それは我々の不快でもあるのか、全身に虫が這い回った様な嫌悪感と恐怖が精神を狂わせた。これ以上の怒りを買いたくないと、泣き叫びたい心を私は押さえつけ堪えた。
『ならば何とする。我等とて其方を渋々この世界に預けておるのだ、この様な秩序無き環境に置いておかねばならぬ我等の不安が其方には分かるか』
「……シスコンと言いたい所だけど、さっき親心について怒られて反省した所。いつも守って応援してくれてるのにごめんね、不安にさせて。後でいっぱい応援するから怒らないで」
『……ならば今暫くは其方の盾に預けよう。ハリィ•トルソン、アルバート•フェルダーンよ立て』
トルトレス達は振り返り、足元で五体投地の様に突っ伏している2人に声を掛け、その手を翳す。すると、周囲の神力と圧が軽くなった。
「「有難き幸せにございます!再び拝する機会を御与え頂き感謝致します、主神ハカナームト様」」
『面を上げよ』
羨ましい、妬ましい、殺してしまいたい。自分の感情とは思えぬ激情を誰もが感じている。立ち上がる2人、そしてそんな2人を見つめる主神ハカナームトを一目見たいと、愚かにも裁判管理官が顔を上げた。
ゴンっ‼︎
教皇リヒャルテは恐る恐る視線を左に向ける。そこには、目を見開き床に転がり口から泡を吹いて痙攣する王室教会裁判管理官、ナナレア枢機卿がいた。リヒャルテは思わず「ひっ!」と声を上げたが、慌てて口を噤み床に額を付けた。
『見ておった』
「「はっ!」」
『何故フロリアを其方らに預ける事を許したか分かるか』
「「盾故にございます」」
『左様。1人は盾として、そしてもう1人は認めてはおらなんだったが、自ずと剣として振る舞う其方を信じた。そして我等が愛し子を守る事を絶対としたからだ』
「「身に余る光栄にございます」」
『だが、その盾と剣は何をしておる。何故この様な場に、手足に枷を付けておるのだ?それで如何様にあの子を守ると言うのだ』
「「……面目御座いません」」
何故あの2人はこの神を前にして直答が出来るのか。恐怖で動けぬ者達は息を呑む。この先に待つのは神罰なのかと震え出す者もいた。しかし、この恐怖と静謐な空間を穢す様な 迂愚な声が響き渡る。
「お兄ぃちゃーん、やめてよー。そんな事の為に呼んだんじゃ無いんだってば!」
まるで学校の三者面談に両親揃って現れ、教師に詰め寄るかの如き姿にフロリアはハカナームトの足元の裾をツンと引っ張り抗議する。
『フロリア、しかしここはしかと己の立場を分からせねばなるまいよ?その為に我等を呼んだのではないのか』
「そうなんだけど、パパ達にそれを分からせてどうするの!十分2人はわかってくれてるから!」
何故なのか、リヒャルテはフロリアの威厳も何も無いその声に、無性に怒りを覚え、理由も無くこの存在を許してはいけない。そう感じていた。
『はぁ……仕方無し。だが、剣たる者よ。其方の言動には腹に据えかねる物がある。争いを否とするフロリアに対し【守るに値無し】とはどう言う了見だ。其方の一族諸共の命を賭しても守る値しか無いではないか!其方はなんだ……この優しきフロリアの心根を知っても守りたいとは思えぬとは病気なのではないか?そして何よりこの瞳に囚われる喜びを知らぬとはなんと哀れな』
アルバートはその言葉に目を閉じ、無言のまま片膝を着き頭を下げて非礼を詫びた。だが、この重苦しい空気の中で1人真っ赤な顔で震える者がいた。
「なっ!ちょっ、何言ってんの⁉︎欲目で語るのやめて!今すぐ口閉じて!消えて!今すぐ消えてっ!やめてー!みんな聞かないで!ぎゃわーーー!言わない約束だけど死にたい!今すぐ消えてなくなりたい!」
うずくまり、ハカナームトの神衣の裾に頭を突っ込み震えるフロリア。もうこれ以上此処には居られぬ程の羞恥が襲う。
『フロリア、其方も悪い。己の立場とその身にあった立ち居振る舞い、言動をせぬから我等が叱らねばならなくなるのだ。其方の傍若無人な様を我等は命のあるがままと愛しく思うが、盾以外はそうでは無い様だ』
「……うん、いや……はい。申し訳ありませんでした」
『我等は其方が全てと言って過言ない。だがな、ここには数名其方を疎ましく、妬ましく思う穢れに塗れた者もおる。それは其方の言動故ぞ。此度は其方への教育故、不問とするが次はない。そなたの快活さは大切にして欲しいが、責任もあるのだと言う事を努努忘れるな』
「はい。今後この様な事が無いよう気を付けたいと思います。大変申し訳御座いませんでした」
社会人としての敬語以外知らぬフロリアは、上司にこってり絞られた出来損ないの社員の様に立ち上がると直立不動で頭を下げた。
『……はぁ。分かっておらぬな。盾よ』
「はっ!」
『苦労をかけるな。しかし、我等は何分フロリアに強くは言えぬ。それを思えば、其方の愛は我等よりも真なのかも知れぬな。だが、我等が誰よりもフロリアを愛しておる事は忘れるな、一つ間違いあらばそなたであっても容赦はせぬからな』
「……申し訳御座いませんでした。私の不徳と致す所により次期フェリラーデ様のお身体にレネベント様の炎跡の如く傷を負わせました事、命を以てしてもお詫び出来ぬ所業で御座いました。申し訳御座いません」
「うむ。全てはフロリアへの愛故と分かっておる。すまぬが盾よ、我等に代わり……時に己が心に傷を付ける事になろうが、其方の中に芽吹いた物であの子を慈しんで欲しい。剣も良いな?ああも邪険に扱えばフロリアとて媚び諂うしか其方に関心を寄せさせる事は出来まい。もう少し、寄り添ってやってくれ」
「はっ……畏まり……ました」
納得できない、何故俺までも。そんな感情が顔を見ずとも分かったフロリアは、目をぎゅっと瞑り羞恥に耐えていた。
「さて、長くなってしまったが。フロリアよ、我にどうして欲しい」
「はい。その、えっと……私の出自、存在の定義を国王陛下並びに、ご列席の皆様にご理解頂きたく存じますが、私の言葉ではご理解頂くのも難しいかと思いまして、御力添え頂けないかと思った次第でございます」
『其方は適宜と言う物を知る必要がある。盾よ、正き姿を見せよ』
「はっ!失礼致します」
ハリィは、手枷をジャラジャラと鳴らしながらフロリアの横に行くと膝を着いた。そしてニコリと微笑むと、フロリアの手を掴み胸元で交差させた。
「さぁ、膝を着いて」
言われるがままに、フロリアは跪きハリィの顔を見上げる。
「フロリア様は女性で、愛し子でございます。この様な場での言葉遣いが軍人の私達とは違いますので、大変難しいかもしれませんが、私に続いてください」
「はい」
「結びの神フェリラーデの聖花の種より開花しました、私フロリアの正偽が問われております。何卒、固き結びを解くために御力をお貸しください」
これが適宜なのか?意味が分からない。フロリアは気の遠くなる様な絶望感を感じたが、黙ってその言葉に従った。すると、柔らかく微笑むハカナームトが『許す』と応えた。
『我が問う』
先程までの空気は穏やかな物へと打って変わり、皆緊張と畏怖、そして畏敬の念を以ってホールの中央に集まり跪いている。
「「何なりと」」
『我等が聖花の花園を探るのは誰ぞ』
この言葉に、リヒャルテは固く目を瞑る。
愚かにも聖騎士の言葉を疑いその存在の秘密を暴こうとした陛下の過ちを如何にして正せば良いのだろうか。素直に疑っていたと申し開けば許して下さるだろうか?それとも、愛し子であるフロリア様に皇太子同様、忠誠を誓えば神の僕として連ねて頂けるだろうか。何が正しいのか分からない、そう困惑していた。
『誰ぞ』
再度問われ、リットールナ国王、ヒルト•レイスターク•ヴォード•リットールナは声を上げた。
「全知万能の神にして、我等が守護神ハカナームト様にお答え致します。私、ヒルト•レイスターク•ヴォード•リットールナが問いまして御座います」
『何を知りたい』
誰もが、今更何を聞く事があろうかと思った。ハカナームト神が【愛し子】と呼んだ時点で、フロリアは神子であり敬うべき存在となった。それを今更、背信の徒である前聖女の子としてその罪を負わせる事は大罪だとその心を改めていた。しかし、ヒルトは微かに笑みを浮かべ公然と問うた。
「愛し子様は、神なのでしょうか」
『フロリアがそれを望めば、今この瞬間にも上神するだろう。其方は、神で無ければ其方に付き従うべき人の子と思っておる様だが、それは違うぞ』
「‼︎」
『くくくっ愚かよな。お主らの祖を作ったのは我々だ。その心一つ読めぬとでも思うたか。契約を破棄したいのであれば、破棄してやろう。しかし、その瞬間からこの星の命全てが我等3神5形威の敵となる事を忘れるな。理解出来ぬ顔をしておるな、良かろう。後程ロヴィーナとやらに聞いてみよ。何故我等が契約の破棄を恐れぬのかな』
ヒルトはその言葉に振り返りロヴィーナを見た。ロヴィーナは、フロリアの『信仰心はこの星以外からも得られる』と言う言葉を思い出し、あの言葉はこの事にも繋がるのかと目を瞑り頷いた。
「分かりました。では、お答え頂きたい。ハカナームト神は何故魔力を我々に御与えになったのです」
その質問に、皆俯いていたが目を見張る。そしてたらりと落ちる汗と跳ねる鼓動に緊張が高まるのを感じた。
『この星はフェリラーデが最も愛した星であった故、神力が強すぎたのだ。生き物は栄え、進化し、神に等しい程の力を持った。だが、その力を互いを殺し合う殺戮に使った。フェリラーデは傷付きながら、その力を弱き者の為に与え続け守った。その結果……神魂は砕けた。守る為の力、それが魔力だ。そしてその弱き者達は人間、其方等だ』
「ならば原因を生み出した神から我々に世界を返して頂きたい」
『……返して頂きたいだと?』
「「陛下‼︎」」
誰もがその言葉の選択が誤っている事を理解していた。だが、ヒルトにはヒルトなりに譲れぬ思いがあった。
「この世界の人間達は魔力の強い者が世界を、国を統治する事を誰もが望んでおります。しかし、統治に、為政に魔力は関係無いと常々思っておりました。新しき事を成す為には神の神託無くしては成せぬこと、才覚有し者も神のご意志に反すると裁断を下されればそれまでである事も納得出来ずにおります。国を奪い合う事も神への忠誠から良しとされてきました。経済すら神託が下されたとなれば、神への信仰を盾に優位を譲る事も御座います。全てが神の為と我等が意思、希望、願望が奪われるのでございます。ハカナームト神はそれを如何にお思いなのでしょうか」
『故に魔力を、信仰を捨て新たに世界を作ろうと思ったのか』
「全てをゼロに戻したいのです。人の手により作られる世界が、後の世の民を幸福にするでしょう。名も無き民などが存在せぬ公平な世を私は望みます」
ハカナームトは、その言葉に目を瞑る。すると、ハカナームトの隣に立っていたフロリアが裾を引っ張り声を上げた。
「ハカナームト様、陛下に聞きたい……いや、えと。と、問いたい事がございます。いいですか?」
『構わぬ』
「陛下にお聞きします」
「何なりとお聞きください」
「何故魔力が無ければ公平だと思うのですか?」
「魔力、それは人の命すら如何様にも出来る物。それを扱う物にはそれ相応の力量と精神の強さが求められるのです。ですが、その様な者はごく僅かなのです。貴族で申し上げれば、多くは魔力量の多さ、能力、加護や祝福を盾に派閥を作り、王権に食い込もうとします。その者にとって優位な国策を立てられれば、苦しむのはそれ以外の者達なのです。それが公平と言えましょうか。己の自力のみで生きられてこそ、平等なのではありませんか?」
「私は……公平に魔力の有無は関係無いと思うんですけど。そもそも、求める公平とはなんですか?魔力があろうが無かろうが、自力で生きていける人は強い人です。それに、魔力があるからこそ才を発揮出来る人もいる。魔力が無くなればその人達が苦しみますが、それは公平ですか?私は全てが神中心に世界が回る事が良いと言っているわけじゃないです。勿論お兄ちゃん……ハカナームト神もそんな事最初から望んで無いと思います。あの、陛下。本当の理由はなんですか?」
「本当の理由?述べました事以上の理由がありましょうか?」
「違ったらごめんなさい。後、貶したい訳でも否定したい訳でも無いと先に言わせて下さい」
「分かりました。お気遣い感謝します」
フロリアは、それでも言い辛いのかもじもじとした後、ハカナームトを見上げその反応を伺っていた。
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「う、うん。でも……」
『構わぬ。聞くと良い、この者に自覚させれば良いではないか』
本当にそれで良いのかと思ったが、だが魔力や神と言う存在を不要とする事と、公平がどうしても結び付かないフロリアは、おずおずとヒルトの前に行くと、耳元で囁いた。
「本当は陛下がハカナームト神になり代わりたいのではないですか?」
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