神々にもてあそばれて転生したら神様扱いされました。

咲狛洋々

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心の枷編

※言い訳に甘えて※

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性的表現があります。
ご注意下さい。

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神々と通信をした日、皆に予言の原書が手に入った事と、神々が手伝ってくれる事を伝え、リャーレに頼んで読み込んだ予言書を送ってもらった。
多少の疲れは感じていたが、翌日になると不調は酷くなり、ベッドから起き上がれ無くなってしまった。しかし、朱雀とビクトラは騎士隊の訓練所で神格の使い方や魔粒子の使い方を互いに教え合っていて、楽しそうで、彼等を見ると甘えられなかった。昼を過ぎても結局回復せず、誰も知らぬ間に容体を悪化させていた。

あれ、身体が重い。なんか液体になった様にドロリとして動けない。

「グレース様!大丈夫ですか!?そろそろかと思ったんですけど、いけませんね。すぐ色見ますね?」

ルーナが部屋に入ってきて、助かったとグレースはルーナに感謝した。そして、ルーナはグレースの身体に魔粒子を流し込み、自身の色と相殺される色を見極め、足りない色を探した。

「アガットさんに三回程頑張ってもらうか、アガットさんと朱雀さん、リャーレさんにやってもらいます?」

「ん、、朱雀は、俺が入れたいからダメ。あ、、、今、や、ば、い。アガ、、ト」

ルーナはすぐ様通信魔道具でアガットを呼び出し、応急処置を施す。
すると2分も経たずにアガットが部屋に慌てて入室して、服を脱ぎ出した。

「ご、めん、嫌な、のに、な、、ご、め、、」

グレースは涙目でアガットの逞しい腕に手を乗せ、か細い力で縋る様にその腕を掴んだ。

「はぁ、、良いんですよ。こればかりは仕方ないです。仕方ない事なんですから、ご案じ召されなくて良いのですよ。消えられては困りますから。ルーナ、何回だ?」

ポーションを飲みながら準備をはじめたアガットにもう迷いは無かった。

「三回もあれば一週間は大丈夫じゃないですかね?じゃ、退出します。結界かけてくださいね!」

グレースは力を振り絞って結界を張ろうとした。
すると、アガットがその手を押さえて「私が。」そういって結界を張りグレースにそっと唇を重ねた。

アガットは決してグレースが嫌いな訳ではない。ただ、グイグイと攻め込まれるとどう対応したら良いかなら分からず反応に困るのだ。
しかし、本能がグレースへ持っていかれようとしているのは分かっていた。その抵抗は長くは保たないとも。








「ふっっ、、ん、、はぁっ、ん。」

アガットは魔粒子の色光を定めて送り続けた。集中しなくては定める事が難しい為、必然的にゆっくりとした抽挿となりグレースを追い詰めていた。ゆるゆると腸壁にそってぐるりと円を描くように刺激を与えて、最奥の入り口をヌクヌクと浅く出し入れする。すると、グレースもその柔らかい刺激に肉体の緊張もほぐれて、思いの外スルリ、クポン。とアガットの亀頭を咥え込んだ。

「あっあっ、、ちょっ、あ、いい。気持ちいい、アガット、アガット、赤紫強い、、んん、他のも、ちょー、、だい。」

涙目で蕩け、ツヤツヤと光を放つ唇にアガットはどこまでも優しく唇を重ねて応えた。舌先だけで触れ合い、口内には入らず絡め合うアガットは舌先から魔粒子を多めに流したい。

「あーっっ!ん、はぁぁ、、、んんんん!」

その刺激にグレースは仰け反り、痙攣して絶頂を迎えた。しかし、吐精出来ずに未だ芯は硬いまま立ち続けている。

「グレース様、正直に申し上げると。いつもの貴方様は刺激が強すぎるのです。ですが今の貴方様を見て色を定めるのは、本当に苦痛なのです、、ふっ、、はっっ、、はっ、」

グレースはゾワゾワと腹の奥が疼くのを我慢出来ず、うすら開く眼からアガットの獰猛な肉食獣の本能を見た。

「な、ら、うんんん、、ん、、ん、、俺の、こと、、食べ、てよぅ、」

キラキラと七色の光が黒目を縁取り、涙で輝く瞳が縋り付く。満たされぬと叫んでいた。

「後悔召されるなよ。宜しいですか?」

グレースは唇を噛み締め、腰を上下前後に揺らして急かした。

「っっ!貪欲な者は嫌いだが、貴方のそれは、、煽られる!」

アガットはグレースを抱き起こし、繋がったまま反対に向かせ背面座位で思い切り最奥を貫いた。

「っっっ!!!イク!イク!ダメッ!!あ″ぁぁぁぁ、気持ちいいよー、うっうぇっ、ふっ、あっあっあぁっら気持ちいい、気持ちいい、もっと!奥刺して!あーーーーーー!!!気持ちいい、アガット、アガット!」

嬌声と絶叫が混じり合った艶声がアガットの耳を刺激する。

「んっ、一度イかれるといい。」

そう言うとグレースのそれを獣体化した手の肉球でふにふにと雁首を刺激し、両手の肉球で上下に擦り上げた。そしてグレースは我慢する事なく欲望を吐き出し果てた。しかしまだまだ足りないと、振り向いてアガットの頭を抱えて舌を出した。

「はっ!美しいなっ!貴方はっどこまでも。」

グレースが浮くほど腰を打ち付け最奥の奥を刺激しながらその真っ赤な舌先を啜り飲み込む。

「ふぅんんんん!ばっああああっ!」

グレースは後手でアガットの尻肉を掴み、自身の腰に引き寄せさらに奥を責めろと強請る。

「これは、我慢がで、きませ、んんっイキますよっ、どちらに?」

「中!中がい!奥にっっだして!いっぱい!!気持ちいいっ気持ちいいよっあぁーーダメ!メスイキ気持ちいい、もっと!もっと!」

ズンっと突き上げるとアガットの流し込む物が腹を逆流して入り込むのを感じた。一度引き抜くとグレースの顔の前に立ち「こちらでも」と唇にヌチャヌチャと擦り付けた。

「はっはっはっあ!アガットのだ!俺のアガット!んぶっんっんっ」

グレースは夢中で咥え込み喉の奥まで飲み込み、まだ少し残る欲望の残滓を搾り出し口の中に溜めて舌で転がし味わった。

「美味いですか?」

アガットは膝立ちになったまま、座り込むグレースの顔を両手で包み込んで顔を上げさせた。

「ゴクンッ。はあっ、美味しい。大好きなアガットのだから、美味しいよ?アガットの揺れない眼がっ好きだ。俺を見てよ。逃げないで、お願いだからっ、んっあぁ、痙攣止まんないっ、ん、んんっ。」

まだ息も上がらず静かに立つアガットに縋りつき、グレースはしっかりと色のついた胸の飾りに吸い付き舌を動かした。舌を刺激するその突起にグレースは夢中になっていた。未だ上下にカクカクと揺れるその痴態を穏やかに見つめ、手の甲の豹の毛でグレースの魔道具が貫いている果実の先端をサワサワと刺激する。

「あっ、あっ、いや!それ!気持ちいいか、らぁ!尻尾!尻尾で!」

アガットの尾てい骨からスラリと伸びた、柔らかくしっかりとした尻尾を掴み先端をグチャグチャと舐め上げ飲み込む。
好奇心からアガットは今までやったことは無いが、飲み込ませてみようと尻尾を喉の奥の奥までゆっくりと進めた。ピクピクと動く尻尾と毛皮でザワザワと刺激され、吐きそうなのを尻尾と共に飲み下し、自身の胸で揺れる果実同士を繋ぐチェーンをこれでもかと引っ張り刺激する。アガットは「はっ!ははっくっ、これは凄い。」と感嘆してグレースの瞳を見つめた。

その光景にいい得ぬ充足感と背徳感にアガットはまたイキリ立った。

ガクガクと揺れる腰を見下ろした後、恍惚とした顔のグレースを見た。
支配して望みのままに懐に囲い込み、こんなな愛らしい獲物を誰にも渡したくない。アガットは初めての欲望を自覚した。それから深夜になるまでグレースをだき潰し、ドロドロのまま二人は抱き合い眠りに落ちた。








































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