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心の枷編
※悪魔のキス with ビクトラ&アガット※(2)
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「み、都様?なんっで!」
「おい!馬鹿ども!俺の全てを愛するんだよな?」
腰に手を当てグレースが二人の前で仁王立ちした。
「いや、でも!都様は、え?いつから?」
「うるせぇよ。都も俺だ。都も俺達に愛されたかったんだ!」
「都がお前らと関わる前に俺らがこんな関係になっちまったから、入ってこれなかったんだよ!それになぁ、ヴィク。お前が隷属したのは都だぞ?俺とお前が会ったのは天界から戻ってからだ。」
「最初にこの身体に惚れた時、あれは都だったんだよ。」
「なのに、今は都を愛せないってのか?なら、いい。」
「ヴィクとアガットは帝都に置いていく。」
「なっ!!おいっ!ちょっと待て!何でそうなるんだ!」
アガットは口元を手で隠してショックを受けていた。
「しかし、都様は、その、なんだ。俺達を怖がってただろ?」
「だから、ルーナ、リャーレ、サリザンドでその恐怖や理性をぶっ壊したんだろうが!今や都は可愛い本能の化身だ。見てみるか?どうする?抱けないなら見せない。」
ビクトラは息を吐いて頷いた。
「都様を抱けたら、俺も行けるんだな?」
「お前の心次第だ。仕方なくならつれてかない。まぁ、この都見たらお前らのうっすい理性は飛ぶだろうけどな。アガットはどうする?」
アガットは目を閉じて考えた。
「都様は、、お守りする方。懸想するなど、、」
「お前の中で、俺はどういう立ち位置なの?俺も守れよ!まぁ、いいや。良く見とけよ。」
——— 都ちゃん、本音ぜーんぶぶちまけて、可愛いくおねだりするんだよ?
「んっ、、あ、、私、、」
都は恥ずかしさで床に座り込みながらも、頬を紅く染め、二人
を見上げて懇願した。
「お二人に、私も、、、愛して、は、、貰えないでしょうか?」
「グレースの様に可愛く無いですが、私も二人に愛されたい。」
身体が七色の光りで包まれた都の姿は、グレースのトゲトゲとした雰囲
気は無く、可憐さと愛らしさがあった。二人は今までに感じた事の
無い庇護欲を感じ、興奮し始める。
そして、ビクトラは出会った時の全てが奪われる感覚をまた感じた。
「本当に愛されたいですか?私達に。」
アガットは、都の肩を抱いて立たせた。
「はい。お二人に、、グレースの様に愛されたい。望んでは、いけないと、、ふっ、うっうっ、思って、、いたんです。でも、、望んで、しまいました。ごめんなさい、ごめんなさい。」
肩を震わせ、都はアガットの胸に額をつけて泣いた。
「誰かを、愛するのは、、怖くて。でも、皆んながグレースを
愛している姿が、多分、、羨ましくて、認めたくなかった。だって、皆はグレースの、ものだもの。愛したら、グレースを傷つける。」
「でも、私も皆と、愛し合いたい。抱きしめて欲しい。」
「浅ましい私は、汚いですか?」
涙に濡れて尚懇願する姿に、アガットはグレースの刃の様な美しさとは
違う、美しさを見た。
「私はグレースを愛しています。誰よりも。都様はそれでも私を愛せますか?」
都は微笑み笑った。
「ありがとう、私の宝物を愛してくれて。だから、私は貴方を愛せる」
その言葉でアガットは都にも、心を預けようと決めた。
「口付けをよろしいか?」
都は、背伸びしてアガットの唇に触れるキスをした。
アガットは都を抱き上げ深く口付けベットへ向かう。
「おい!ちょっと待ってくれ。」
ビクトラはアガットの肩を掴むと都を引き離してベットに座らせた。
「都様、少し宜しいですか?」
ビクトラは座る都を見上げた。都もまた、二つの青を見つめ
ビクトラの頬に触れた。
「ビクトラさん、貴方の心を乱して。ごめんなさい。」
「貴方の心に、貴方は従ってもいいんです。これは私の我儘。旅は同行して貰いますから。心配しないで?」
今にも泣きそうな、苦しそうな顔にビクトラは唸った。
「分からないのです。私はグレースの全てが欲しい。欲を言うなら、誰にも見せず囲って孕ませて、俺以外を想えないようにしたい。なのに、、グレースの全ては貴方でもある。私はどうしたら良いのか分からない。」
都は後悔した。こんな本音、出すべきではなかったと。
スッと熱が引く気がした。その瞬間グレースが声をかけた。
——— ならヴィクを捨てろ。都は俺だと言っても俺達を引き離して考えるなら捨てろ。要らない。
「だめ!そんな事思っちゃだめ!ビクトラさんが正しい!」
ビクトラは眉を顰めて聞いた。
「グレースはなんと?」
都はただ首を振った。
「グレースの事だ、ビクトラを捨てると言ったんじゃないか?」
その言葉にビクトラがアガットを見上げる。
「別の人格でも、二人で一つだ。都様を愛せないと言うことはグレースも愛せないと言ったも同義だ。そうでは無いですか?都様」
都は目をぎゅっと瞑って頷いた。
「そんな!俺はっ!クソッ。」
「大丈夫、グレースは。貴方を愛してる。今も求めてる。今は私の事に少し過保護になってるだけだから、大丈夫。間違ってない。ビクトラさんは、ビクトラさんの愛し方で良いんです。アガットさんも。良いんです。私を無理にグレースと同一化させなくて。忘れて下さい。今日の事。」
そう言って微笑んだ顔は、月の光に照らされた水面の様に穏やかで
心が凪いった。
「貴方は、それで辛くはないのですか?」
アガットが肩を抱いて、抱き寄せた。
「分かりません。もしかしたら、神核に戻れば泣くかも知れない。でも、良かったと思うと思います。大事な、大事なグレースを裏切る事なく愛してくれる人が居るのだと思えるから。」
「でも、貴方はっ、、私の中で、、神なのです。汚したくない。」
ふふっと都は笑って、頬杖をついてビクトラを見つめた。
「私は、人の子で、親でした。神の力を得たのはそうしなければいけなかったから。でも、私は今でも、私を神だとは思ってませんよ?嫉妬して、羨んで、願って強請って浅ましくもお二人の欲に欲情した。愚かな女です。」
「女?」
「えぇ。感情で生きる生き物です。一度は捨てた感情を、グレースがまたくれました。だから、もう手放さない。愛を知った」
「だから、ビクトラさんはビクトラさんの愛し方を大切にして下さい。お願いします。」
ビクトラは目を瞑り都の膝に手を置いた。
「口付けをしても、良いでしょうか?」
「貴方の心がそれで定まるのなら。」
涙を見せず、美しい微笑みに見惚れて優しいキスをした。
「私が汚しても、神は許してくださいますか?」
「神が許さないのならば、共に罰を。」
——— 都、出てもいいかな?
「いいよ。ありがとう。」
「都様?」
「俺でしたーーーー!あ、今変わったからな?」
「どうよ?決まったのかよ。心は。」
ニヤリと笑うグレースに、ビクトラは唇を噛み締める様に笑った。
「お前にゃ負けたよ。俺も都様に首ったけだ」
そう言ってグレースにキスをした。予定外にビクトラが粘った所為で
睦み合うまでに時間がかかったが、それからルーナを呼んで三人に
都を可愛がって貰った。
明日からの巡行に悩みは無くなった。さぁ、この世界を救いに行こう。
朱雀と、ソレスは何も知らず巡行に持っていくオヤツを抱えて爆睡し、翌日から皆のグレースへの対応が熱を更に帯びた事に首を傾げた。
「おい!馬鹿ども!俺の全てを愛するんだよな?」
腰に手を当てグレースが二人の前で仁王立ちした。
「いや、でも!都様は、え?いつから?」
「うるせぇよ。都も俺だ。都も俺達に愛されたかったんだ!」
「都がお前らと関わる前に俺らがこんな関係になっちまったから、入ってこれなかったんだよ!それになぁ、ヴィク。お前が隷属したのは都だぞ?俺とお前が会ったのは天界から戻ってからだ。」
「最初にこの身体に惚れた時、あれは都だったんだよ。」
「なのに、今は都を愛せないってのか?なら、いい。」
「ヴィクとアガットは帝都に置いていく。」
「なっ!!おいっ!ちょっと待て!何でそうなるんだ!」
アガットは口元を手で隠してショックを受けていた。
「しかし、都様は、その、なんだ。俺達を怖がってただろ?」
「だから、ルーナ、リャーレ、サリザンドでその恐怖や理性をぶっ壊したんだろうが!今や都は可愛い本能の化身だ。見てみるか?どうする?抱けないなら見せない。」
ビクトラは息を吐いて頷いた。
「都様を抱けたら、俺も行けるんだな?」
「お前の心次第だ。仕方なくならつれてかない。まぁ、この都見たらお前らのうっすい理性は飛ぶだろうけどな。アガットはどうする?」
アガットは目を閉じて考えた。
「都様は、、お守りする方。懸想するなど、、」
「お前の中で、俺はどういう立ち位置なの?俺も守れよ!まぁ、いいや。良く見とけよ。」
——— 都ちゃん、本音ぜーんぶぶちまけて、可愛いくおねだりするんだよ?
「んっ、、あ、、私、、」
都は恥ずかしさで床に座り込みながらも、頬を紅く染め、二人
を見上げて懇願した。
「お二人に、私も、、、愛して、は、、貰えないでしょうか?」
「グレースの様に可愛く無いですが、私も二人に愛されたい。」
身体が七色の光りで包まれた都の姿は、グレースのトゲトゲとした雰囲
気は無く、可憐さと愛らしさがあった。二人は今までに感じた事の
無い庇護欲を感じ、興奮し始める。
そして、ビクトラは出会った時の全てが奪われる感覚をまた感じた。
「本当に愛されたいですか?私達に。」
アガットは、都の肩を抱いて立たせた。
「はい。お二人に、、グレースの様に愛されたい。望んでは、いけないと、、ふっ、うっうっ、思って、、いたんです。でも、、望んで、しまいました。ごめんなさい、ごめんなさい。」
肩を震わせ、都はアガットの胸に額をつけて泣いた。
「誰かを、愛するのは、、怖くて。でも、皆んながグレースを
愛している姿が、多分、、羨ましくて、認めたくなかった。だって、皆はグレースの、ものだもの。愛したら、グレースを傷つける。」
「でも、私も皆と、愛し合いたい。抱きしめて欲しい。」
「浅ましい私は、汚いですか?」
涙に濡れて尚懇願する姿に、アガットはグレースの刃の様な美しさとは
違う、美しさを見た。
「私はグレースを愛しています。誰よりも。都様はそれでも私を愛せますか?」
都は微笑み笑った。
「ありがとう、私の宝物を愛してくれて。だから、私は貴方を愛せる」
その言葉でアガットは都にも、心を預けようと決めた。
「口付けをよろしいか?」
都は、背伸びしてアガットの唇に触れるキスをした。
アガットは都を抱き上げ深く口付けベットへ向かう。
「おい!ちょっと待ってくれ。」
ビクトラはアガットの肩を掴むと都を引き離してベットに座らせた。
「都様、少し宜しいですか?」
ビクトラは座る都を見上げた。都もまた、二つの青を見つめ
ビクトラの頬に触れた。
「ビクトラさん、貴方の心を乱して。ごめんなさい。」
「貴方の心に、貴方は従ってもいいんです。これは私の我儘。旅は同行して貰いますから。心配しないで?」
今にも泣きそうな、苦しそうな顔にビクトラは唸った。
「分からないのです。私はグレースの全てが欲しい。欲を言うなら、誰にも見せず囲って孕ませて、俺以外を想えないようにしたい。なのに、、グレースの全ては貴方でもある。私はどうしたら良いのか分からない。」
都は後悔した。こんな本音、出すべきではなかったと。
スッと熱が引く気がした。その瞬間グレースが声をかけた。
——— ならヴィクを捨てろ。都は俺だと言っても俺達を引き離して考えるなら捨てろ。要らない。
「だめ!そんな事思っちゃだめ!ビクトラさんが正しい!」
ビクトラは眉を顰めて聞いた。
「グレースはなんと?」
都はただ首を振った。
「グレースの事だ、ビクトラを捨てると言ったんじゃないか?」
その言葉にビクトラがアガットを見上げる。
「別の人格でも、二人で一つだ。都様を愛せないと言うことはグレースも愛せないと言ったも同義だ。そうでは無いですか?都様」
都は目をぎゅっと瞑って頷いた。
「そんな!俺はっ!クソッ。」
「大丈夫、グレースは。貴方を愛してる。今も求めてる。今は私の事に少し過保護になってるだけだから、大丈夫。間違ってない。ビクトラさんは、ビクトラさんの愛し方で良いんです。アガットさんも。良いんです。私を無理にグレースと同一化させなくて。忘れて下さい。今日の事。」
そう言って微笑んだ顔は、月の光に照らされた水面の様に穏やかで
心が凪いった。
「貴方は、それで辛くはないのですか?」
アガットが肩を抱いて、抱き寄せた。
「分かりません。もしかしたら、神核に戻れば泣くかも知れない。でも、良かったと思うと思います。大事な、大事なグレースを裏切る事なく愛してくれる人が居るのだと思えるから。」
「でも、貴方はっ、、私の中で、、神なのです。汚したくない。」
ふふっと都は笑って、頬杖をついてビクトラを見つめた。
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「女?」
「えぇ。感情で生きる生き物です。一度は捨てた感情を、グレースがまたくれました。だから、もう手放さない。愛を知った」
「だから、ビクトラさんはビクトラさんの愛し方を大切にして下さい。お願いします。」
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「口付けをしても、良いでしょうか?」
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涙を見せず、美しい微笑みに見惚れて優しいキスをした。
「私が汚しても、神は許してくださいますか?」
「神が許さないのならば、共に罰を。」
——— 都、出てもいいかな?
「いいよ。ありがとう。」
「都様?」
「俺でしたーーーー!あ、今変わったからな?」
「どうよ?決まったのかよ。心は。」
ニヤリと笑うグレースに、ビクトラは唇を噛み締める様に笑った。
「お前にゃ負けたよ。俺も都様に首ったけだ」
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