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死闘
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腕を引きちぎられ、苦しみ悶える牛の精を、【カミの使い】は殴りつけた。
一撃で霧散する牛の精。
それは、【カミの使い】が虫けらを叩き潰すが如く圧倒的な攻撃力を有する事を意味する。
「なん・・・だと・・・!?」
「みんな集まっているなら丁度良い。あなたたちを片付けて、駿河の国を丸ごと【シュ】に献上すると致しましょう」
次の瞬間、【カミの使い】は山の精の目前に移動していた。
素早いその動きを捕らえられた者は、誰もいなかった。
【カミの使い】が山の精の腹を殴ると、山の精の腹に風穴があいた。
「ぐぼっ・・・い・・・痛いんだな・・・」
山の精も息絶え、霧散した。
続いて【カミの使い】は、手刀で器物の精の首を落とした。
声も無く霧散する器物の精。
そして【カミの使い】は鳥の精を捕まえ、喰らった!
「う~ん・・・不味い♡」
「ひいいいいっ!!」
恐慌を起こした土地神たちは、散り散りに逃げ出そうとした。
そこから先は、戦闘ですらない、一方的な虐殺であった。
「ふん」
「ぎゃあああああ!」
「はっ」
「畜・・・生・・・!」
一撃で霧散する牛の精。
それは、【カミの使い】が虫けらを叩き潰すが如く圧倒的な攻撃力を有する事を意味する。
「なん・・・だと・・・!?」
「みんな集まっているなら丁度良い。あなたたちを片付けて、駿河の国を丸ごと【シュ】に献上すると致しましょう」
次の瞬間、【カミの使い】は山の精の目前に移動していた。
素早いその動きを捕らえられた者は、誰もいなかった。
【カミの使い】が山の精の腹を殴ると、山の精の腹に風穴があいた。
「ぐぼっ・・・い・・・痛いんだな・・・」
山の精も息絶え、霧散した。
続いて【カミの使い】は、手刀で器物の精の首を落とした。
声も無く霧散する器物の精。
そして【カミの使い】は鳥の精を捕まえ、喰らった!
「う~ん・・・不味い♡」
「ひいいいいっ!!」
恐慌を起こした土地神たちは、散り散りに逃げ出そうとした。
そこから先は、戦闘ですらない、一方的な虐殺であった。
「ふん」
「ぎゃあああああ!」
「はっ」
「畜・・・生・・・!」
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