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第79話 日和と年始
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「初詣に行こう!」
元旦の朝。
すやすやと安らかに眠っていた僕を、日和の溌剌とした声が叩き起こした。
「……寒い、眠い」
布団に包まり、断固として目を閉じたまま日和に背を向ける。
「ああっー!」と咎めるような声が背中に刺さるも、気にしない。
「こーらー、いつまで寝てるのー。もう9時だよ?」
「まだ9時なの」
布団を引っぺがそうとする2本の腕に対抗しながら、思い起こす。
昨晩は結局、年明けてからしばらく駄弁ってお開きになったのは3時くらいだった。
つまりまだ6時間程度しか経っておらず、睡眠時間としては物足りない。
「というわけで、おやすみ」
「もーっ、ねぼすけ! ほら、ゆーみんも言ってやって!」
ん?
「望月さん、起きてください。初詣に行きますよ」
布団に包まったまま飛び上がるかと思った。
一気に覚醒する。
「あっ、起きた!」
ぱっと笑う日和の隣に、小動物を彷彿とさせる少女。
中学生かと思うほど幼い顔立ち。
短く切りそろえられた栗色の髪。
日和とは対照的なこぢんまりとした背丈。
「どうも、お久しぶりですー」
のんびりとした、聞き覚えのある声色。
「……えーと」
「橋下 結海(ゆうみ)です。ひよりんから、望月さんはニックネーム呼びは好まれないとのことでしたので、特別に本名を名乗ってあげましたー」
恭しく告げてから、親友さん──結海がぺこりと頭を下げる。
まるで、親戚の前で紹介される幼子みたいに。
「……えーーと」
「むっ、もしかして私のこと、忘れちゃったんですか?」
こめかみに手を添える僕に、結海が頬が膨らませる。
「いや、覚えてるよ。状況を飲み込めなくて、頭を悩ませているだけ」
「ふふっ、それは良かったですー」
にこりと、結海がたんぽぽみたいに笑う。
「いや、よくない。どういうことなの、これ」
日和に視線を投げる。
「どういうことって、単純よ。私とゆーみんの二人で、一緒に初詣に行く会だよ」
「その会が発足した経緯を知りたいのだけれど」
「前言ってたじゃん。今度、ゆーみんと一緒にどっか遊ぼうねーって」
ああ、確かそんな事言ったような気がする。
「初詣あるじゃんって思って、連れて来ちゃいました!」
言われて、悟る。
おそらく、深い意味はないんだろうと。
日和の行動のほぼ全ては帆船のごとく気まぐれだし、そこに論理的な意味を求める事自体、意味がない。
この3ヶ月で悟った。
つまり今僕が取るべき行動は一つしか残されていない。
肺が裏返ってしまいそうなくらい大きなため息をついてから、白旗を掲げる。
「……コンビニで朝ごはん買ってくる」
「あ、それなら心配しないで。さっき作ったから」
「抜かりなさすぎて怖い」
確かに言われてみると、香ばしい匂いがしている。
卵焼きとかウィンナーとか、そんな感じの。
「というか、温かいうちにって思って早く起こそうとしたんだけど」
「心遣いはありがたいけど、次からはまずは起きる意思を確認してから作ってくれるとありがたい」
ベットから降り、蜜の匂いに釣られた蜂みたいな足取りでリビングへ。
テーブルの上にはオーソドックスな朝食セットが一人分、用意されていた。
……おお。
卵焼きにウィンナー、キャベツサラダ、お味噌汁、白ご飯
目覚め一発目の栄養源としては理想極まりない献立だった。
ひとまず、これで溜飲を下げることにしよう。
「結海は、もう食べたのか?」
「はい。先ほどひよりんと一緒に済ませました。お気遣いありがとうございますー」
「どんだけ早起きしたんだ」
苦笑いとともに食材に感謝を告げて、まずは黄金色に輝く卵焼きを頬張る。
「美味しい」
「良かった!」
「完全に僕好みの味付け」
「おっ、そこに気づいてくれるとは。前、明美さんが教えてくれた通り、醤油多めにしてあるの」
「ああ、確か伝授してたなそんなこと……ありがとう」
「ふふっ、どういたしまして」
ぱしゃり。
熱愛中の芸能人とかが聞いたら卒倒しそうなシャッター音が響く。
「こーらーっ、なに撮ってんのー」
「なんか微笑ましくて、ついー」
日和が非難の声を上げているが、嫌がっているというよりも恥ずかしがっているように見えた。
「いいもんね。私も治くんをパシャるもんね」
「なんでそうなるの」
容赦無くスマホを向けられ、ぱしゃり。
「僕に肖像権は無いのか」
無いらしかった。
「お気に入りに追加~」
日和がうきうきしながらスマホを操作している。
なんだ、お気に入りって。
「望月さんの寝顔、可愛らしかったですよ」
結海の唐突な言葉に、鼻から卵焼きを発射しそうになる。
脳裏にフラッシュバックする、箱根で不意撮りされた不覚の一枚。
「……見せたの?」
「なんのこと?」
「シラを切るんじゃない」
「拡散はしてないよ! ゆーみんにだけしか見せてないもん」
「そういう問題じゃ」
くすり。
僕のでも、日和のでもない小さな笑い声が聞こえて、振り向く。
人形さんみたいな顔立ちに、結海が柔和な笑みを浮かべていた。
「もー、なに笑ってんのー」
「仲、いいなーって思って」
仲がいい。
言われて、第三者からしてもそう見えているのかと、微かな驚きを覚えた。
同時に、妙に気恥ずかしくなってくる。
僕と日和とのやりとりを俯瞰の立場に立ってみた場合、その様子はまるで……。
「望月さん」
「ん?」
「顔、赤くありませんー?」
結海に言われて頬に手を当てると、指の腹からじんわりと熱が伝わってきた。
朝は1日のうちで最も体温が下がるはずなのに、おかしい。
「……胃が、消化活動を始めて熱エネルギーを放出し始めたのかと」
それっぽい理由を言い放ってから、さっさと残りの朝ごはんをかき込む。
「なるほど、そうですかー」
結海はそれ以上、突っ込んでこなかった。
口元をふっと緩ませてから、僕と日和を微笑ましそうに眺めていた。
元旦の朝。
すやすやと安らかに眠っていた僕を、日和の溌剌とした声が叩き起こした。
「……寒い、眠い」
布団に包まり、断固として目を閉じたまま日和に背を向ける。
「ああっー!」と咎めるような声が背中に刺さるも、気にしない。
「こーらー、いつまで寝てるのー。もう9時だよ?」
「まだ9時なの」
布団を引っぺがそうとする2本の腕に対抗しながら、思い起こす。
昨晩は結局、年明けてからしばらく駄弁ってお開きになったのは3時くらいだった。
つまりまだ6時間程度しか経っておらず、睡眠時間としては物足りない。
「というわけで、おやすみ」
「もーっ、ねぼすけ! ほら、ゆーみんも言ってやって!」
ん?
「望月さん、起きてください。初詣に行きますよ」
布団に包まったまま飛び上がるかと思った。
一気に覚醒する。
「あっ、起きた!」
ぱっと笑う日和の隣に、小動物を彷彿とさせる少女。
中学生かと思うほど幼い顔立ち。
短く切りそろえられた栗色の髪。
日和とは対照的なこぢんまりとした背丈。
「どうも、お久しぶりですー」
のんびりとした、聞き覚えのある声色。
「……えーと」
「橋下 結海(ゆうみ)です。ひよりんから、望月さんはニックネーム呼びは好まれないとのことでしたので、特別に本名を名乗ってあげましたー」
恭しく告げてから、親友さん──結海がぺこりと頭を下げる。
まるで、親戚の前で紹介される幼子みたいに。
「……えーーと」
「むっ、もしかして私のこと、忘れちゃったんですか?」
こめかみに手を添える僕に、結海が頬が膨らませる。
「いや、覚えてるよ。状況を飲み込めなくて、頭を悩ませているだけ」
「ふふっ、それは良かったですー」
にこりと、結海がたんぽぽみたいに笑う。
「いや、よくない。どういうことなの、これ」
日和に視線を投げる。
「どういうことって、単純よ。私とゆーみんの二人で、一緒に初詣に行く会だよ」
「その会が発足した経緯を知りたいのだけれど」
「前言ってたじゃん。今度、ゆーみんと一緒にどっか遊ぼうねーって」
ああ、確かそんな事言ったような気がする。
「初詣あるじゃんって思って、連れて来ちゃいました!」
言われて、悟る。
おそらく、深い意味はないんだろうと。
日和の行動のほぼ全ては帆船のごとく気まぐれだし、そこに論理的な意味を求める事自体、意味がない。
この3ヶ月で悟った。
つまり今僕が取るべき行動は一つしか残されていない。
肺が裏返ってしまいそうなくらい大きなため息をついてから、白旗を掲げる。
「……コンビニで朝ごはん買ってくる」
「あ、それなら心配しないで。さっき作ったから」
「抜かりなさすぎて怖い」
確かに言われてみると、香ばしい匂いがしている。
卵焼きとかウィンナーとか、そんな感じの。
「というか、温かいうちにって思って早く起こそうとしたんだけど」
「心遣いはありがたいけど、次からはまずは起きる意思を確認してから作ってくれるとありがたい」
ベットから降り、蜜の匂いに釣られた蜂みたいな足取りでリビングへ。
テーブルの上にはオーソドックスな朝食セットが一人分、用意されていた。
……おお。
卵焼きにウィンナー、キャベツサラダ、お味噌汁、白ご飯
目覚め一発目の栄養源としては理想極まりない献立だった。
ひとまず、これで溜飲を下げることにしよう。
「結海は、もう食べたのか?」
「はい。先ほどひよりんと一緒に済ませました。お気遣いありがとうございますー」
「どんだけ早起きしたんだ」
苦笑いとともに食材に感謝を告げて、まずは黄金色に輝く卵焼きを頬張る。
「美味しい」
「良かった!」
「完全に僕好みの味付け」
「おっ、そこに気づいてくれるとは。前、明美さんが教えてくれた通り、醤油多めにしてあるの」
「ああ、確か伝授してたなそんなこと……ありがとう」
「ふふっ、どういたしまして」
ぱしゃり。
熱愛中の芸能人とかが聞いたら卒倒しそうなシャッター音が響く。
「こーらーっ、なに撮ってんのー」
「なんか微笑ましくて、ついー」
日和が非難の声を上げているが、嫌がっているというよりも恥ずかしがっているように見えた。
「いいもんね。私も治くんをパシャるもんね」
「なんでそうなるの」
容赦無くスマホを向けられ、ぱしゃり。
「僕に肖像権は無いのか」
無いらしかった。
「お気に入りに追加~」
日和がうきうきしながらスマホを操作している。
なんだ、お気に入りって。
「望月さんの寝顔、可愛らしかったですよ」
結海の唐突な言葉に、鼻から卵焼きを発射しそうになる。
脳裏にフラッシュバックする、箱根で不意撮りされた不覚の一枚。
「……見せたの?」
「なんのこと?」
「シラを切るんじゃない」
「拡散はしてないよ! ゆーみんにだけしか見せてないもん」
「そういう問題じゃ」
くすり。
僕のでも、日和のでもない小さな笑い声が聞こえて、振り向く。
人形さんみたいな顔立ちに、結海が柔和な笑みを浮かべていた。
「もー、なに笑ってんのー」
「仲、いいなーって思って」
仲がいい。
言われて、第三者からしてもそう見えているのかと、微かな驚きを覚えた。
同時に、妙に気恥ずかしくなってくる。
僕と日和とのやりとりを俯瞰の立場に立ってみた場合、その様子はまるで……。
「望月さん」
「ん?」
「顔、赤くありませんー?」
結海に言われて頬に手を当てると、指の腹からじんわりと熱が伝わってきた。
朝は1日のうちで最も体温が下がるはずなのに、おかしい。
「……胃が、消化活動を始めて熱エネルギーを放出し始めたのかと」
それっぽい理由を言い放ってから、さっさと残りの朝ごはんをかき込む。
「なるほど、そうですかー」
結海はそれ以上、突っ込んでこなかった。
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