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魔王からの招待編
第67話 目指す場所は
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転移された場所は森のようだった。
とはいえ、女神にされた時のように、森の中というわけではない。
あと一歩踏み込めば森、というところである。
だが、一歩先は雰囲気が違う。
今俺が立つ場所とは、明らかに違う何かがある。
どこか、ここと一歩先とに境界線があるかのような。
まさしく、”一寸先は闇”である。
俺はここを知識として知っていた。
俺が今立っている場所は、人族領域と呼ばれている。そのままの意味で、人々が暮らす領域だ。
そして、一歩先は魔族領域。魔族の暮らす土地となる。
とはいえ、人族領域に魔族がいないかと言えば別問題だ。
基本的な区分がされているだけであって、人族領域に住む魔族も存在するらしい。
逆に、魔族領域に住む人族も居るのではないかと思ったが、どうやらそちらは居ないらしい。
理由は単純、危険だからだ。
尤も、だからといって魔族領域が未踏の地かと言われれば、違う。
高ランクの冒険者であれば、魔族領域を生業としている者も少なくない。
魔族領域では人族領域と比べて、魔獣の強さが上だ。つまり、高ランクの魔獣が多く見受けられる。
そんな境にいる俺だが、なぜここに転移されたのかは分かっていなかった。
タクトの思惑によるものなのか、はたまたそうではない要因なのか。
魔王がタクトなのであれば、このまま魔王城を目指すのも良い。
そこまで辿り着けるかは別問題として、タクトに会えれば安全は保証される。
では、タクトの意思とは関係ない要因だった場合はどうか。
間違いなく、魔族領域は俺にとって過酷な場所となるだろう。無理にでもガーベラや戦士長を呼ぶべきか、迷うほどに。
どうすれば良いか分からない。
こういう時に都合よくタクトが出てきてくれれば、とも思うが、彼だって俺の保護者ではないのだ。
そういえば、タクトは俺に死なれたくないと言っていた。
そう考えれば、タクトの思惑通りなのかもしれない。
実際、タクトが現れる様子はないし、魔族領域とのちょうど境に飛ばされたのも不可解だ。
とはいえ、タクトが全ての自称を把握していると考えるのも危険だ。
「迷っているのか?」
ふと、声がかかる。
それは、後ろから聞こえた。
聞いたことがあるような、男の声。
殺意や敵意は感じ取れない。
俺は素早く後ろを振り返る。
一応、隠し持っていたスクロールには手を伸ばし、いつでも使える状態にして、だ。
「まぁ、警戒する気持ちは分かるが…」
そこに立っていたのは、勇者の一人。
魔夜中紫怨だった。
何もないところに悠々と立ち、俺に向かって話している。
腰に刺さっている一本の細剣は、見たことのあるデザイン──ガルデの剣と酷似していた。
殺そう。
直ぐにそう思った。
決断してからは早い。
俺はすぐさま攻撃魔法のスクロールを取り出し──
「待て待て。話をまずは聞け。それからだ」
──なぜか止められた。
そこで、確かに話は聞いても良いかもしれないという気になる。
女神の手先にしては敵意を感じないし、すぐに襲ってくる気配もない。
俺の実力を確かめたいのかもしれないが、それにしても構えないのは不自然だ。
───アオイが逃走したことがまだバレていない?
その可能性は十分にある。
だが、魔夜中紫怨がちょうど俺が転移する先に居たことに説明がつかない。
───自分の意思でここにいる?女神とは無関係?
様々な場合を考慮するも、どれも決定打には欠けていた。
しかし、それは魔夜中紫怨本人の口から語られることとなる。
「俺はお前を害する気はない。タクトの指示だと思ってくれれば良い。女神とは無関係だ」
俺は攻撃の意思を失くした。
単純な話だが、”タクト”という名前が出てきて、どこかで安心を覚えた。
この場に転移したことがタクトの意思であると感じ、次に取るべき行動が分かったからかもしれない。
女神に存在がバレた以上、人族領域で生活するのは困難になる。
結局魔族領域に行かなくてはならなかったのだが、それがタクトの認識にあるのならば、心強い。
そう思うのは、すこしタクトに信頼を置きすぎだろうか。
願いの結晶に助かったことは事実だし、少しくらいは信用してやっても良いと思う。
指輪を付けていたはずの指を見れば、そこには何も無かった。
一度切りしか使えないと聞いていたし、問題はない。
ともあれ、今は魔夜中紫怨だ。
「魔夜中紫怨、さん?どういう要件で?」
「呼び捨てで構わない。敬語も要らない。俺は──葵に感謝してるからな」
急に葵と呼ばれるのも気持ち悪い気がする。
まぁ、俺も内心では駿河屋光輝を光輝と呼んでいたし、似たようなものか。
呼び方くらい好きにしろってもんだ。
感謝についてはよく分からない。
タクトと巡り会えたこと、とか。
もしくは女神との関係に何かあった、とか。
考えは浮かぶが、どれもしっくりこなかった。
「で、要件だったな。薄々気付いてるかもしれないが、魔王城を目指せ。それを伝えに来た」
「理由を聞いてもいいか?」
「すまないが、答えられない。だが、概ね葵が考えていることで間違いない」
葵、と呼ばれるような関係があっただろうか。
と、それは良い。
俺が考える理由。
タクトが魔王で、タクトに会いに来れば支援をしてやる、とかか。
タクトが魔王でなくとも、魔王を関わりのある人物であることは確定しているのだ。
もしかしたら俺を保護するように一筆書いてくれてるのかもしれない。
「分かった。それで──お前はなんなんだ?」
「俺のことはいい。味方であることは確かだ。それに……いつか話すことになる。葵は先を急げ。魔族領域まで行けば女神も容易に手出しはできない」
「なるほど…」
どうせ行く宛も無いし、タクトが言うならそうするしかない。
問題は俺の力で辿り着けるか、なのだが。
「お前はどうするんだ?」
「ん?俺か?俺は一応女神に仕える立場ということになってるからな。魔族領域には簡単に入れないんだよ」
そうなのか。
てっきり女神の元からは去っているかと思ったのだが、スパイのような立ち位置か?
タクトの考えはよく分からない。
ただ、少なくとも魔夜中紫怨は信頼できる相手ではない。あくまで俺にとって、だが。
「他に要件は?」
「ない。一応、戦いになっても良いように警戒は怠るな。それだけは言っておこう」
───そうだよな…。そう簡単に魔王城に行けるわけないもんな……。
「それじゃあ俺は行くぞ。健闘を祈る」
健闘。
戦いが起きること前提なのはどうかと思う。
───魔王城に着くまでに戦いが起きないというのもおかしいか。
考えてみれば、魔王城はラスボスの根城だ。
スムーズに辿り着けるわけがないのだ。
魔夜中紫怨はそれだけ言って消えていった。
どうやって消えたのかは分からないが、固有スキルか魔法だろう。どちらでも良いので考えない。
今すべきことは、固有スキル<生殺与奪>の確認だ。
桃原愛美を殺した際、スキルレベルがまた1つ上がった。
多分、条件だろうが、今回は桃原愛美を<支配>していない。条件は未だ謎に包まれている。
「まぁ…とりあえずは確認だな」
魔族領域に踏み込む前に、これは確認しておこう。
固有スキル<生殺与奪>Lv5では、スキルが1つ追加された。
追加されたスキルは、
<奪取>…<支配>した対象のスキルを一部得る。
というものだ。
<模倣>と似ているが、こちらはスキルを獲得するというもの。
本来スキルというのは技術に応じて獲得できるものだが、そこはどうなってるのか。
「とりあえず…ものは試し、だよな」
最初に想像したのはガーベラの魔法。
スクロールの中にも入っていた、<火炎>という魔法だ。
スキルを獲得したところで使い方は分からない。
魔法がどういうメカニズムで発動するのかは理解しているが、それの引き起こし方は全く分からない。
とはいえ、グズグズと時間を浪費するのも勿体ない。
俺は右手を前に突き出す。
魔法と言えば誰もが想像するであろう、それっぽい姿勢だ。
「たしか………ふぁいあ!」
俺が魔法名を呟くと、手の平に魔法陣が現れ、
そこから炎が飛び出す──なんてことは起こらない。
うんともすんとも言わなかった。
「ん……?」
恥ずかしい気持ちを抑えながら、原因を探る。
考えられるのは、獲得した一部スキルに<火炎>が含まれていないということ。
だが……
「もしかして…これ、使わなくちゃいけないタイプのスキルか…?」
どことなく、そんな気がした。
「<奪取>」
直感を信じ、俺はガーベラを対象としてスキルを使う。
<支配>さえしていれば対象に触れる必要もなく、目の前に居なくても良いのは楽だった。
>スキル「炎属性魔法」Lv3を獲得。
>スキル「水属性魔法」Lv3を獲得。
>スキル「風属性魔法」Lv3を獲得。
>スキル「土属性魔法」Lv3を獲得。
>スキル「治癒魔法」Lv2を獲得。
……
…
結果は、成功。
そして、同時にあらゆる知識が流れ込んできた。
魔法の使い方から、その感覚。
それぞれの魔法の効果やエフェクトなど。
獲得したスキルに関する全ての情報が、一気に脳内を駆け巡る。
それに伴う頭痛。頭に無理やり何かを詰め込まれているような感覚だ。
頭が苦しく、痛い。
ガーベラに拷問された時以上の痛みが俺を襲う。
ただ、今回は幸いだった。
俺はその後すぐ、意識を手放した。
・ ・ ・
次の日、俺は目覚めた。
とはいえ、女神にされた時のように、森の中というわけではない。
あと一歩踏み込めば森、というところである。
だが、一歩先は雰囲気が違う。
今俺が立つ場所とは、明らかに違う何かがある。
どこか、ここと一歩先とに境界線があるかのような。
まさしく、”一寸先は闇”である。
俺はここを知識として知っていた。
俺が今立っている場所は、人族領域と呼ばれている。そのままの意味で、人々が暮らす領域だ。
そして、一歩先は魔族領域。魔族の暮らす土地となる。
とはいえ、人族領域に魔族がいないかと言えば別問題だ。
基本的な区分がされているだけであって、人族領域に住む魔族も存在するらしい。
逆に、魔族領域に住む人族も居るのではないかと思ったが、どうやらそちらは居ないらしい。
理由は単純、危険だからだ。
尤も、だからといって魔族領域が未踏の地かと言われれば、違う。
高ランクの冒険者であれば、魔族領域を生業としている者も少なくない。
魔族領域では人族領域と比べて、魔獣の強さが上だ。つまり、高ランクの魔獣が多く見受けられる。
そんな境にいる俺だが、なぜここに転移されたのかは分かっていなかった。
タクトの思惑によるものなのか、はたまたそうではない要因なのか。
魔王がタクトなのであれば、このまま魔王城を目指すのも良い。
そこまで辿り着けるかは別問題として、タクトに会えれば安全は保証される。
では、タクトの意思とは関係ない要因だった場合はどうか。
間違いなく、魔族領域は俺にとって過酷な場所となるだろう。無理にでもガーベラや戦士長を呼ぶべきか、迷うほどに。
どうすれば良いか分からない。
こういう時に都合よくタクトが出てきてくれれば、とも思うが、彼だって俺の保護者ではないのだ。
そういえば、タクトは俺に死なれたくないと言っていた。
そう考えれば、タクトの思惑通りなのかもしれない。
実際、タクトが現れる様子はないし、魔族領域とのちょうど境に飛ばされたのも不可解だ。
とはいえ、タクトが全ての自称を把握していると考えるのも危険だ。
「迷っているのか?」
ふと、声がかかる。
それは、後ろから聞こえた。
聞いたことがあるような、男の声。
殺意や敵意は感じ取れない。
俺は素早く後ろを振り返る。
一応、隠し持っていたスクロールには手を伸ばし、いつでも使える状態にして、だ。
「まぁ、警戒する気持ちは分かるが…」
そこに立っていたのは、勇者の一人。
魔夜中紫怨だった。
何もないところに悠々と立ち、俺に向かって話している。
腰に刺さっている一本の細剣は、見たことのあるデザイン──ガルデの剣と酷似していた。
殺そう。
直ぐにそう思った。
決断してからは早い。
俺はすぐさま攻撃魔法のスクロールを取り出し──
「待て待て。話をまずは聞け。それからだ」
──なぜか止められた。
そこで、確かに話は聞いても良いかもしれないという気になる。
女神の手先にしては敵意を感じないし、すぐに襲ってくる気配もない。
俺の実力を確かめたいのかもしれないが、それにしても構えないのは不自然だ。
───アオイが逃走したことがまだバレていない?
その可能性は十分にある。
だが、魔夜中紫怨がちょうど俺が転移する先に居たことに説明がつかない。
───自分の意思でここにいる?女神とは無関係?
様々な場合を考慮するも、どれも決定打には欠けていた。
しかし、それは魔夜中紫怨本人の口から語られることとなる。
「俺はお前を害する気はない。タクトの指示だと思ってくれれば良い。女神とは無関係だ」
俺は攻撃の意思を失くした。
単純な話だが、”タクト”という名前が出てきて、どこかで安心を覚えた。
この場に転移したことがタクトの意思であると感じ、次に取るべき行動が分かったからかもしれない。
女神に存在がバレた以上、人族領域で生活するのは困難になる。
結局魔族領域に行かなくてはならなかったのだが、それがタクトの認識にあるのならば、心強い。
そう思うのは、すこしタクトに信頼を置きすぎだろうか。
願いの結晶に助かったことは事実だし、少しくらいは信用してやっても良いと思う。
指輪を付けていたはずの指を見れば、そこには何も無かった。
一度切りしか使えないと聞いていたし、問題はない。
ともあれ、今は魔夜中紫怨だ。
「魔夜中紫怨、さん?どういう要件で?」
「呼び捨てで構わない。敬語も要らない。俺は──葵に感謝してるからな」
急に葵と呼ばれるのも気持ち悪い気がする。
まぁ、俺も内心では駿河屋光輝を光輝と呼んでいたし、似たようなものか。
呼び方くらい好きにしろってもんだ。
感謝についてはよく分からない。
タクトと巡り会えたこと、とか。
もしくは女神との関係に何かあった、とか。
考えは浮かぶが、どれもしっくりこなかった。
「で、要件だったな。薄々気付いてるかもしれないが、魔王城を目指せ。それを伝えに来た」
「理由を聞いてもいいか?」
「すまないが、答えられない。だが、概ね葵が考えていることで間違いない」
葵、と呼ばれるような関係があっただろうか。
と、それは良い。
俺が考える理由。
タクトが魔王で、タクトに会いに来れば支援をしてやる、とかか。
タクトが魔王でなくとも、魔王を関わりのある人物であることは確定しているのだ。
もしかしたら俺を保護するように一筆書いてくれてるのかもしれない。
「分かった。それで──お前はなんなんだ?」
「俺のことはいい。味方であることは確かだ。それに……いつか話すことになる。葵は先を急げ。魔族領域まで行けば女神も容易に手出しはできない」
「なるほど…」
どうせ行く宛も無いし、タクトが言うならそうするしかない。
問題は俺の力で辿り着けるか、なのだが。
「お前はどうするんだ?」
「ん?俺か?俺は一応女神に仕える立場ということになってるからな。魔族領域には簡単に入れないんだよ」
そうなのか。
てっきり女神の元からは去っているかと思ったのだが、スパイのような立ち位置か?
タクトの考えはよく分からない。
ただ、少なくとも魔夜中紫怨は信頼できる相手ではない。あくまで俺にとって、だが。
「他に要件は?」
「ない。一応、戦いになっても良いように警戒は怠るな。それだけは言っておこう」
───そうだよな…。そう簡単に魔王城に行けるわけないもんな……。
「それじゃあ俺は行くぞ。健闘を祈る」
健闘。
戦いが起きること前提なのはどうかと思う。
───魔王城に着くまでに戦いが起きないというのもおかしいか。
考えてみれば、魔王城はラスボスの根城だ。
スムーズに辿り着けるわけがないのだ。
魔夜中紫怨はそれだけ言って消えていった。
どうやって消えたのかは分からないが、固有スキルか魔法だろう。どちらでも良いので考えない。
今すべきことは、固有スキル<生殺与奪>の確認だ。
桃原愛美を殺した際、スキルレベルがまた1つ上がった。
多分、条件だろうが、今回は桃原愛美を<支配>していない。条件は未だ謎に包まれている。
「まぁ…とりあえずは確認だな」
魔族領域に踏み込む前に、これは確認しておこう。
固有スキル<生殺与奪>Lv5では、スキルが1つ追加された。
追加されたスキルは、
<奪取>…<支配>した対象のスキルを一部得る。
というものだ。
<模倣>と似ているが、こちらはスキルを獲得するというもの。
本来スキルというのは技術に応じて獲得できるものだが、そこはどうなってるのか。
「とりあえず…ものは試し、だよな」
最初に想像したのはガーベラの魔法。
スクロールの中にも入っていた、<火炎>という魔法だ。
スキルを獲得したところで使い方は分からない。
魔法がどういうメカニズムで発動するのかは理解しているが、それの引き起こし方は全く分からない。
とはいえ、グズグズと時間を浪費するのも勿体ない。
俺は右手を前に突き出す。
魔法と言えば誰もが想像するであろう、それっぽい姿勢だ。
「たしか………ふぁいあ!」
俺が魔法名を呟くと、手の平に魔法陣が現れ、
そこから炎が飛び出す──なんてことは起こらない。
うんともすんとも言わなかった。
「ん……?」
恥ずかしい気持ちを抑えながら、原因を探る。
考えられるのは、獲得した一部スキルに<火炎>が含まれていないということ。
だが……
「もしかして…これ、使わなくちゃいけないタイプのスキルか…?」
どことなく、そんな気がした。
「<奪取>」
直感を信じ、俺はガーベラを対象としてスキルを使う。
<支配>さえしていれば対象に触れる必要もなく、目の前に居なくても良いのは楽だった。
>スキル「炎属性魔法」Lv3を獲得。
>スキル「水属性魔法」Lv3を獲得。
>スキル「風属性魔法」Lv3を獲得。
>スキル「土属性魔法」Lv3を獲得。
>スキル「治癒魔法」Lv2を獲得。
……
…
結果は、成功。
そして、同時にあらゆる知識が流れ込んできた。
魔法の使い方から、その感覚。
それぞれの魔法の効果やエフェクトなど。
獲得したスキルに関する全ての情報が、一気に脳内を駆け巡る。
それに伴う頭痛。頭に無理やり何かを詰め込まれているような感覚だ。
頭が苦しく、痛い。
ガーベラに拷問された時以上の痛みが俺を襲う。
ただ、今回は幸いだった。
俺はその後すぐ、意識を手放した。
・ ・ ・
次の日、俺は目覚めた。
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