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魔闘大会へ!
チート、魔闘大会へ!1日目終了と二日目へ
しおりを挟む俺が拠点に戻るとリリィとミアの姿が無く二人の使い魔が何かを話していた。
「それは、本当なのですか?」
「本当にゃ、リリィは夜空に惚れてるにゃぁ」
もうちょっと見学するか。
「リリィのあの顔は惚れてる顔にゃ」
「早く、夜空さんも気づいて上げないとリリィさんが可愛そうですね」
えぇ、俺のせいに何のかよ…。
「それで?俺がなんだって?」
「「いつからそこに!?」」
二人は、肩をビクッとさせゆっくり俺の方を振り向く。
「ついさっきだ」
「い、今の話聞いてたかにゃ?」
「全部、はっきりとな」
「リリィさんにはご内密にお願いします!」
いや、内緒も何も
「後ろにいるぞ?」
「「え?」」
「二人共余計な事言わなくていいにゃ!」
あーあ、怒ってらっしゃるぞ。俺、しーらね。
「あんた達、やっちゃったわね」
「覚悟するにゃ!」
「私、帰りますね!」
ミアの使い魔である時雨は、そそくさと消えていった。
「あ、あの…リリィ…さん?」
リリィは、にっこり笑い…あ、目が笑ってない黒染を蹴り飛ばした。
「にゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
おお!よく飛ぶなあいつ…おっと、それよりこいつらの処置が先だな。
俺は、肩に担いでいたスカルとホムラを下ろし、治療を始めた。
ホムラの方は、気絶してるだけだから問題無いとして、問題はスカルだな。
なんかの、ウイルスか?血が、止まってない。
「あの、夜空?さっきの話は…」
「あ?あー、なんだっけ?忘れたわ」
とりあえず、めんどくさい事になると嫌なので、忘れたふりをする事にしよう。
さて、スカルのこの傷どうしたもんか…。
「とりあえず【キュアサークル】」
俺が、魔法を唱えるとスカルの傷を覆う様に緑色のリングが現れた。
とりあえず、これでウイルスを消滅させて
魔法で治すのは簡単なんだが、それだと治癒能力が落ちるからなぁ。
仕方ない、縫うか。
あ、糸と針無いじゃん…。
「誰か、糸と針持ってないか?」
「私、持ってるわよ。」
なんで、持ってんだよって言う疑問は置いといて、さっさとやらないと手遅れになるな。
水で傷の周りを洗って、消毒液をぶっかけて傷を縫う。
「とりあえず、こんなもんでいいか」
まあ、応急処置程度だから激しく動いたりすると傷開くけどな。
「凄いわね」
「そうか?とりあえず、起きるの待つ間に飯作るとするか」
木の表面にうすーい結界を貼りその上に火を起こし水の入った鍋を置く。
水の沸騰を待ってる間に、魚を捌き帰る途中で、見つけたイノシシを同じように捌き鍋にぶっこんだ。
「料理もできるにゃ?」
「ん?ああ、少しだけな」
こんなもんか。
鍋が、完成した少し後に二人の目が開いた。
「ん…いって!」
「おいおい、無理すんなってお前腹に穴空いてたんだぞ?」
「夜空が、助けてくれたのかありがとう」
「気にすんな。ほら、お前の分だ…あ、動けないか。ミア、食べさせてやれ」
「「は?」」
え?いや、だって動けねーよ?少し、毒混ぜたから…あ、消毒液に少しな。
「た、たしかに動けないが」
「あ、あんたが食べさせてあげなさいよ!」
「やだよ、男にアーンとか。気持ち悪い」
「ダメにゃ!夜空は私とアーンするんだにゃ!」
「なんでだよ!」
あ、そうだそうだ。
「ホムラは、大丈夫か?」
「俺は、少し魔力使いすぎただけだから大丈夫だぜ?」
「ほい、お前の分。食えるようなら食べとけよ?」
そして、ご飯が終わり全員が眠りにつき魔闘大会1日目が終了した。
翌日-二日目-
俺達は朝早くにアナウンスを聞かされ次のステージへと転移させられた。
二日目のフラッグ戦のステージは、荒野で辺りには砂漠が広がっている。
「作戦は3人が攻めて、二人が旗の防衛だ。」
俺は、全員の顔を見てから少し考えた。
どうすっかな、俺が攻めても面白く無いし…これで、いいか。
「攻めが、スカル、ミア、ホムラで守りは俺とリリィが引き受ける」
「なんでその組み合わせなのかしら?リリィのスピードで速攻攻撃仕掛けた方が、確実じゃないかしら?」
うん、ごもっともな意見だな。
「リリィの五感は防衛に必要だ。それに、星羅達がここに攻めてきた時に、止めれる奴がいるか?」
学年別で行うと思った?俺もそう思ってた。
「だが、もし副マスターが防衛に徹してた場合どうするんだ?」
「その時は、スカルが星羅の相手をして他の二人は、スカルのサポートに回れ。これに関しては負けても構わん」
「了解した。」
いや、待てよホムラは単体で行かせた方が力を発揮できるか。
「作戦変更、ホムラは一人で他の奴らの旗を取ってこい。お前の魔法は広範囲攻撃が多いからな」
「俺に、任せとけ!」
「私達はどうするにゃ?」
「俺とリリィは、基本的には待機。リリィは、敵が近づいたら俺に知らせてくれ。」
「了解したにゃ」
こんなもんかな?
「うーし!お前ら、力の限りぶちのめせ!解散!」
俺がそう言うと、三人が行動を開始する為、散っていった。
さてと、どうなるかな…。
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