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魔闘大会へ!
チート、魔闘大会へ!夜空の場合
しおりを挟む俺は今、向かってくる魔物、モブを蹴散らしながら教師陣の元へと急いでいた。
「あぁ!もう、邪魔!」
くそ、思うようにすすめねーじゃねーか!
そして、ようやく教師陣達の元に辿り着き戦況を確認する為、近くの茂みに身を隠した。
えーっと、残ってるのがライノ、アース、月華のみか。
ギルマスって言うのは月華の事だったのか。それで、相手はやっぱり魔族か…。
あ、ライノがやられた。残りは、二人。どうすっかなぁ。
助けようにも、あんな雑魚に負ける二人じゃないだろうしな
とりあえず観戦しとくとするか。
そして、観戦する事30分。
お、月華が倒した。あの二人の割には時間掛かったな。
「はぁはぁ、きっつ。ふぅ、そこにいる奴いい加減出てきたらどうだ?」
あれま、バレてら。
俺が、そう思い出て行こうとすると、すぐ隣の茂みから魔族が、出ていった。
あ、俺じゃなかった…。恥ずかし!
俺が、手で顔を覆い転がっていると魔族と月華達が話し始めたので、聞き耳をたてることにした。
「あいつを倒すなんてやるな!ねーちゃん」
「次から次へと何の用じゃ」
「そうだ!そうだ!こっちは忙しんだよ!」
「まあまあ、そうカリカリすんなって」
あいつ、なかなか強いんじゃないか?もしかしなら、月華負けんじゃね?
「それと、そこにいる奴も出てきてお話ししようぜ?」
これは、俺の事だよな?間違い無いよな?
俺は、キョロキョロと周りを見渡してから外へと出て行った。
「お前のせいで恥かいたじゃねぇか!」
「いや、知らねーよ」
「なんじゃ、いたのか」
「夜ちゃぁぁぁん!!会いたかったよ!」
月華が、いきなり飛びついて来たので俺は、反射的に殴り飛ばしてしまった。
そして、それが致命的なダメージとなり月華が消えてしまった。
「やっちまった…」
「お主、馬鹿なのか?」
うるさい!いきなり、飛びついてきた月華が悪い!
「もういいか?」
「あ、すまん。忘れてた。それで?何の用だよ」
「お前ら人間は増えすぎた、だから皆殺しにしに来た。」
おっふ、なんて身勝手な理由だ…。
「そうか、まあでもお前レベルじゃ俺にかすり傷すら与えられないけど、大丈夫か?」
俺は、少し挑発するような口調で魔族に呟いた。
「はっ!思い上がりもそこまでにしとけよ?」
はい、まんまと挑発に乗ってくれた。これで、少しは楽になるだろ。
「お主、性格悪いのぉ」
「うるさいよ。それで、どうする?俺が一人でやってもいいが?」
「なら、任せたわい。ワシは、疲れた」
と、言い校長は転移していった。
「お前が一番最初の生贄だ!【ナイトメアダイナマイト】」
俺の周りに、黒い爆弾が無数に現れ俺の動きを封じた。
無効にしようと思えば出来るが、少し力の差って奴を見せつけてやるか。
「あっははは!強がった割にはびびって動けねーのかよ!情けないな!」
いや、動けないんじゃなくて動かないんだけどね。
全ての爆弾が、一気に爆発し爆風が俺を飲み込んだ。
「これで、死んだな。弱い奴を相手にすると疲れるぜ」
「あぁ、それに関しては同感だ」
俺は、手を横に振り煙を払った。
「な、無傷だと!」
「いや、あれでダメージ負う方がどうかしてるぞ?」
魔族は、俺の言葉を聞き額に青筋を浮かべ何を血迷ったら、体術で俺に仕掛けて来た。
俺は、魔族の拳を片手で掴み、握り潰した。
「ぎゃぁぁぁ!」
「あ、悪い。こんなに、脆いとは思わなかった」
てか、汚いな…。しかも、なんか臭いし若干綺麗好きの俺にとってはこれが一番のダメージだわ。
「次は、俺の番だな。【ドラゴニックライトニング】」
俺の人差し指から、雷で出来た龍が魔族に向かっていき、雷が魔族に当たると空から雷が降り注いだ。
魔族は、肉を焼かれながらも後ろへ飛び俺との距離を開けた…が、残念ながら読んでいたよ。
後ろへ飛んだ、魔族の背中に槍が数本刺さり魔族は、空中に固定された。
「さて、どうする?ていうか、これで帰ってくんない?」
「ふ、ふははは!いいだろう!貴様に新しい力を見せてやる!」
俺の魔法が、破壊され魔族を黒い光が包んだと思ったら、魔族の姿が変わっていた。
身体変化か…面倒な事になったな。追い詰めすぎたか?
魔族の姿は、身体がムキムキになり腕が、6本まで増え、身長が約3m位になっていた。
でかいし、きもいな…あの虫を想像させるこのフォルム…吐き気がする。
「ふははは!俺のスピードに追いつけるかな!」
魔族が目に見えない速さで放った蹴りを俺は、片手で受け止め、逆に蹴り返すと、
魔族の足の付け根からブチブチ!と、音がして魔族が吹き飛んだ。
あ、足が取れてしまった。まあ、いいかどうせ殺すんだしな。
この世界に来てから、殺しへの抵抗がなくなったな…大丈夫か?人として。
「馬鹿な!」
「お前にいいもん見せてやるよ。死の音色響かせ顕現せよ【黒亜】&我を飲み込み死を運べ【魔装】」
手に、黒亜が持たれたと思ったら黒亜が俺の胸を貫き俺の体を、闇が覆った。
そして、闇が開くと真っ黒なローブを身に纏い、頭にはツノが生え、背中には真っ黒な翼が生えた俺がいた。
「ふーん、こんなのになんのか」
俺が、魔族を見ると肩をワナワナと震わせ怒りの形相でこっちを見ていた。
「……何故、何故お前が魔族の姿に!それも、初代様の格好をしている!」
「うるさいな、知らねーよんなもん」
俺が、黒亜を横に振ると魔族の後ろの森を含め魔族の身体が横に切れた。
魔族が、グヂュグヂュと気持ち悪い音を出しながら、再生してる途中で足を切り落とし、次に腕も切り落とし、魔族の上半身の上に座った。
「どうする?辞める?」
「ま…だ、終われない」
諦めの悪い男は嫌われんぞ?
そして、黒亜の持ち手の先端で目を潰し、舌を切り落とした。
「ふぅ、そろそろ終わらすか」
俺は、魔族を黒亜に引っ掛け空へと投げ飛ばし、落ちてくるであろう場所に炎を作り出した。
「お前は、火あぶりの刑だ」
そして、魔装を解き魔族が落ちてくるのを待たずに拠点の道を歩いて行った。
後ろで、魔族の断末魔が聞こえたのでうまく落ちてくれたようだ。あ、ちなみに炎の周りに結界を貼ったから、燃え移りはしないぞ?あいつも出れないけど…。
ちなみに白狐と紫水を呼ばなかった理由はあの二人には氷翠の面倒を見てもらっている。
だって、氷翠俺が行こうとすると泣くんだもん。
帰り道にホムラを発見し、近場でスカルも発見した為、担いで帰る事にした。
べつに放置でも良かったんだが死なれちゃ困るからな。
しっかし、スカルの奴この傷でよく転移しなかったな。普通は、死ぬ傷だぞこれ。
まあ、いいか。
俺は、腹が減った為急いで帰る事にした。
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