家族で異世界転生!!

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魔闘大会へ!

チート、魔闘大会へ!リリィとミアの場合

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ミアサイド


  私とリリィは言われた通りに周りを警戒していた。


「しかし、暇ね」


「暇だにゃ」


全く、夜空は一人で戦いに行っちゃったし、スカル達は、ご飯の調達に行ってるし。


なんか、私達だけ地味じゃないかしら?


「ミアちゃん!何か来るにゃ!」


「え?何処!?」


ファントムが反応出来ないほどのスピードって事!?


「後ろにゃ!」


  リリィの声に私達が後ろを向くと黒い翼を生やし頭には、一本の角を持った人とは言い難い物が、滞空していた。


「何かしら?」


「味方じゃないのは確かにゃ」


私達が、そいつの動きを警戒していると悪魔が、口に火を貯めていた。


「ミアちゃん!結界!」


はっ!?そうだ!火なんか食らったら気 木が燃えてしまうわ!


「【フォッグプロテクション】」


霧が、木の全体を覆い炎を横に逸らした。


「くっ!きついわね…」


思ったよりも威力があったみたいね。


  リリィが、悪魔の後ろにいつのまにか移動していた、悪魔の背中を思いっきり蹴り飛ばした。

「にゃに、するんだにゃ!」


  悪魔は、私の横を通り抜け森の方へ吹き飛んで行った。


「追いかけるにゃ!」


「え?守りはどうするのよ!」


「そんなの、使い魔達に任せるにゃ!」


その手があった!


私達は、同時に使い魔を呼び出し


「後は、任せたわよ!」


と、言い悪魔が飛んで行った方へ向かった。


「どう言う事かにゃ?」


「分かりませんが、ここを守ればいいのかと」


「あーなるほどにゃ」


「「行ってらっしゃい」」


私達は、今ひたすら走り悪魔を探した。


「あそこね」


「いくにゃ」


  私達は、悪魔が落ちたであろう場所に立ち、周りを見渡した。


「いないわね」


「少し、待つにゃ」


リリィは、耳をピクピクさせ恐らく周りの音を聞いていた。


それにしても、あの耳…触りたい。


「見つけたにゃ」


「何処かしら?」


「上!」


その声に、上を見ると黒い雷が降ってきた。


「うわ!危ないわね!」


私達は、ギリギリ雷を避け上を見た。


あれ?悪魔の姿が変わってる?


  悪魔の姿は、二つだった羽が四つに増え一本だった角が二本になっていた。


身体変化?


「ミアちゃん、嫌な予感がするにゃ気をつけるにゃ」


「言われなくてもわかってるわ」


どうしよう、攻めるべきかしら


「ワレ、オマエラ、コロス。アノカタノタメニ」


うわ!喋った…。気持ち悪い声してるわね。


「シネ!」


悪魔は、リリィに向かって爪を突き立てた。


「リリィ!」


が、リリィは首を少しずらすだけでそれを避けていた。


リリィってこんなに強かったの?


「師匠の方が、格段に速かったにゃ」


リリィは、悪魔の手を持ち腹に蹴りを叩き込んだ。


  悪魔はガードも間に合わず吹き飛び木にぶつかった。


「オマエラ、コロス!」


悪魔は、両手に魔力を集中させた。


「あれは、流石にやばい気がするにゃ」


「同感ね。リリィこっちへ」


私は、リリィが来たのを確認して魔法を展開した。


「【フォッグウォール】」


  霧の壁が、私達の前に出て来ると同時に悪魔が、魔法を放った。


フォッグウォールは、一定量のダメージを無効にしてくれる魔法なので、とりあえずは安心。


「作戦、思いついたわ」


私達だと、この作戦が一番効率的ね。


「何かにゃ?」


あ、壁にヒビが入り出した。


「簡単なんだけど、私が全力の防御魔法でリリィを守るわ。リリィは、私を信じて突っ込んで欲しいのよ。相手が、何をしてこようともね」


成功するか、どうかは私の技量次第ね。


リリィは、少し考えた後満面の笑みを浮かべ


「任せたにゃ」


と、言った。


夜空風に行ってみましょうか。


「「さあ、狩りの始まりだ」」


被った…笑


「ふふっ、さあ行きましょうか!」


「にゃはは!いっくにゃー!」


  壁が、壊れると同時に左右に分かれリリィは、悪魔へと突っ込んだ。



「お願いよ!【ミストフィールド】」


この、魔法は対象の身体を霧に変えてあらゆる攻撃を無効にする魔法。


  そのかわり、使用者は動けないし魔力消費が膨大な為、使い所が難しい魔法だ。


「【ウィンドシェル】」


私の、周りに風が吹き荒れた。


これは、リリィの魔法…リリィありがとう。


やっぱり持つべきものは仲間ね。


リリィサイド


ミアちゃんに任されたからには、きっちり仕事はこなすにゃ。


「攻撃してこないのかにゃ?」


警戒してるようだにゃ。警戒するだけの頭はあったみたいだにゃ。


「来ないなら、こっちからいくにゃよ?」


  私は、悪魔の後ろに回り込み上に蹴り上げ、上げた所に先回りをして、上からかかと落としで、地面に叩き落とした。


「手応えが、ないにゃ」


当たってるんだけど、おかしな感触だにゃ。


「オマエ、ワレニハカテナイ」


  悪魔は、何事も無かったように立ち上がりニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべた。


確か、こう言う場合はダメージを吸収されてる確率が高いって聞いたにゃ。


吸収の場合は、吸収出来ないほどのダメージを与えるのが勇逸の突破口にゃ。


「目を覚ませ【月光】更に、私を喰らえ【魔装】」


月光から、風が巻き起こり竜巻が私を飲み込んだ。


竜巻が、やむと私の姿が変わった。


  髪が、腰まで伸び、制服からミニスカ版の浴衣に変わり、手には緑色の線が入った月光を着けていた。


ふぅ、さてこれで勝てなかったらお手上げにゃ。


私は、瞬時に魔族の懐に入り込み技を使った。


「【一ノ型・風流】」


  私は、両手の手のひらで悪魔のお腹に掌底を叩き込んだ。


すると、月光に風が纏わり付いた。


  私の魔装の特性はダメージを与えれば与える程攻撃力が上がると言うもの。


「休憩はさせないにゃ【二ノ型・風水】」


  立ち上がろうとしていた悪魔の上から、拳を叩き込んだ。


そして、月光の風が更に強くなった。


「【三ノ型・風廉】」


  悪魔が、立ち上がった瞬間に拳を八回叩き込んだ。


月光の風が、最大まで吹き荒れた。


「これで、終わりにゃ【終ノ型・烈風】」


  月光に溜めた、風を一気に解放すると月光に集まっていた風が、トルネードとなり悪魔を切り刻んで行った。


  風がやむと、悪魔は跡形もなく消滅していた。


「はぁはぁ、終わったにゃ」


  魔装を解いた瞬間私は、力が抜けその場に倒れそうになった。


「無茶するわね」


ミアちゃんが、抱えてくれたおかげで倒れずに済んだにゃ。


「にゃはは、凄かったでしょ?」


「ええ、凄かったわ。お疲れ様」


そして、私はミアちゃんの背中で意識を手放した。


「にゃあ、夜空は褒めてくれるかにゃ~」


「ふふっ、可愛い寝言ね。さて、帰って夜空達に報告ね」


そして、私達は拠点へと帰った。
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