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魔闘大会へ!
チート、魔闘大会へ!三日目
しおりを挟む翌日、俺の部屋から叫び声が鳴り響いた。
「うにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
うるさっ!?何?何事?
「どうした!?」
「な、なんで夜空の部屋に?」
なんだよ、そんな事かよ。びっくりしたぁ。
「昨日、お前が大泣きして泣き疲れて寝て起きなかったし、リリィの部屋分からんからここに運んだだけだ」
「き、昨日の事は忘れて欲しいにゃ」
リリィは、頭から湯気を出し俯いた。
「そんな事より飯できたぞ、氷翠がお腹すかせて待ってるから、早く来てくれ」
そして、俺達は飯を食い学校へ向かった。
学園
「今日で魔闘大会終了だから、気合い入れて行けよ?お前らが勝ったら俺の給料が…フッフッフ」
ライノがそこまで言うと、アナウンスが流れた。
「本日のターゲット戦のターゲットは…シルバークラスの夜空君です!」
え?俺?
「嘘でしょ…」
「マジか…」
「勝てる気がしないぜ」
「…にゃぁ」
俺を抜いた、いつメンは誰からも見てわかる位絶望のオーラを発して居た。
つーことは、あれか俺一人対学園全員か…。
「それと、夜空君にはハンデが与えられます何がいいですか?」
ハンデ?別にいらないな。
「いらない」
「おおっと!夜空君強気に出た!では、魔闘大会!最終日!頑張って下さい!」
と、女の人が言うと全員が転移した。
さて、ここはいろんな場所が混合されたステージの様だな。
気配がしないって事は、俺より少し遅れて転移されてくる感じか。
今回、俺が楽しめるのは精々、いつのも奴らとレナ、星羅位か。
マルス?誰それ、知らないぞそんな奴。
俺が、どう動くか考えていると周りをモブどもに囲まれた。
「こいつをやれば、俺達が優勝だぞ!」
「一斉にかかれば余裕だな!」
ギャアギャアうるさいな。
「残念ながら、お前達じゃ役不足だ。」
俺は、一瞬で周りを囲んでた奴らを排除していった。
「ふぅ、こんなもんか。さて、ミア達を探すとするか」
俺は、首をポキポキと鳴らし歩き出した。
一人か…昔の嫌な事が蘇って来やがる。昔は、よくいじめられたもんだ…。
そういや、あの二人は元気にしてるかな
感傷に浸っているとレナが何かあたふたしながら、居た。
「はわわわ!夜空先輩がターゲットなんて、どうしたら!」
「よう」
「ふわっ!?よ、夜空先輩」
さて、楽しめたらいいんだがな。
「やるか」
「ま、負けないですよう?」
俺は、魔法を展開しレナの出方を伺った。
「【サンダーボール】【ファイアーボール】【ウォーターボール】【アースボール】【ダークボール】【ライトボール】」
俺の周りに色とりどりのボールが滞空しレナに向かっていった。
「【ウォーターウォール】」
レナの前に、水の壁が現れて魔法を防ごうとしたが魔力の込め方が足りず、球は壁を貫通し、レナに命中した。
「いたた、やっぱりダメか」
お、気絶しなかった、ちゃんと成長してるじゃん。
「さて、そろそろ他の奴らとも遊んでやらないとダメだから終わらすか」
「嫌です!まだ、戦いたいです!」
えぇ、しょうがないもう少し遊んでやるか。
「なら、次はこれ【ファイアーアロー】【ウォーターアロー】【サンダーアロー】【ライトアロー】【ダークアロー】」
さっきの球の矢版だな。
「【ウォーターシェル】」
次は、しっかり魔力を込めたようで矢は水のドームにあたり全て消滅した。
「【水龍】」
ドームの中から、水のドラゴンが飛び出し俺に向かって来た。
なるほど、俺の視界を遮ってる間に強力な魔法を叩き込む算段か…。強くなって俺は嬉しいよ。
俺は、ドラゴンを蹴り砕き、レナの後ろに回り込み蹴りを叩き込みレナを気絶させた。
「お前は、よくやった。これならもっと強くなるさ」
俺が、そう言い終わると同時にレナは転移していった。
さて、次は誰と会うかな。
あ、待てよ…確か、ギルドの方の仕事で最終日は、星羅参加してなかったような…。
最悪だ…楽しみが一つ減った。
俺が、うなだれていると遠くの方で火柱が空へと登って行った。
あの炎は、ホムラか分かりやすいなあいつは。
俺は、火柱が見えた方に歩いて行った。
そして、ついたわけだが。
「燃えてて何も見えないな」
周りから次々と転移して行ったから勝ったとは思うが…あ、居た。
「俺は、夜空と戦うために魔力温存しないと行けないだよ!弱い癖に向かってくるな」
「やっほー、お元気ですかぁ?」
俺は、片手を上げながらホムラに近づいた。
「やっと、来たか。待ちくたびれたぞ」
普通は、お前達が俺を探しに来るんだけどな…。
「そうかい、ならつべこべ言わずやるか」
「本気で来いよ?」
「あぁ、手抜きなんかしねーよ。招来せよ【黒亜】」
空から、黒亜が現れ俺の横に突き刺さった。
「【翔炎】」
俺達は互いに魔武器を持ち、構えた。
「使い魔は出さないのか?」
「出せないんだよ。向こうの世界での仕事が忙しくて緊急以外は呼ぶなって言われてんだよ」
仕事とかあるんだ…。
「そうか、なら行くぞ?」
「おう!」
俺の鎌とホムラの剣がぶつかり周りの木が吹き飛んだ。
そして、ホムラを弾き返しそのまま突っ込み蹴りを腹に放ったが、手でガードされ逆に拳を放たれた。
俺は、それを紙一重で避け距離を取った。
「今の当たったと思ったんだけどな」
「ホムラよ、それは俺も同感だ」
俺は、黒亜を消し拳を構えた。
「なんのつもりだ?」
「お前とは、武器より体術の方が楽しめそうだ」
「なるほど、なら俺も」
ホムラも、剣を消し拳を構えた。
「さあ、ここからが本番だ」
俺と、ホムラは同時に駆け出し俺の蹴りとホムラの拳がぶつかった。
弾き飛ばされた俺は、空中で身体を捻りホムラに蹴りを入れようとしたが、ホムラに手でずらされ、地面に当たると地面が割れた。
俺の顔にホムラの蹴りが当たる瞬間に後ろに少し傾き避け、足払いでホムラを地面に倒した。
あっぶねぇ。
俺は、更に身体を捻りホムラを上に蹴り上げた。
「くっ!」
ホムラは、なんとか受け身を取ったみたいだが、残念ながら俺は先回りをしていて、ホムラを蹴り落とした。
「くそ!早いな」
当たり前だ、お前らとは身体能力が違うんだよ。貰い物だがな。
俺が、地面に降り立つと同時にホムラの蹴りが飛んで来たので、俺は横に避けたが、避けた先に居たホムラの、蹴りを食らった。
「なるほど、足の属性を爆発させ、その威力を利用しての超移動か」
やべぇ、楽しくなって来た。
「ふっ、ハハハハハ!楽しいなぁおい!」
俺は、今までかけて居なかった身体強化を全体に施し、目に見えないスピードで懐にもぐりこみ鳩尾に、拳をめり込ませた。
「かはっ!」
ホムラの、口から空気が漏れ口から血が流れた。
「止まってんじゃねーぞ!」
俺は、姿勢を低くしくるりと回転し、ホムラの顔に蹴りを放ち、地面に蹴り倒した。
「はぁはぁ、速すぎんだろ」
立ち上がろうとして居たホムラの腹を蹴り上げ、落ちて来た所に前蹴りを叩き込むと、ホムラが吹き飛んだ。
「おらぁ!どうした!!」
「ちょっ、性格が違う!ごふっ!」
「しねぇぇぇぇ!」
「あぁぁぁぁあ!!」
そして、ひたすらいたぶり終え、よく見るとボロ雑巾の様になった、ホムラが地面に突っ伏して居た。
「すまん、テンション上がっちまった。」
「すまんじゃねーよ!あんなの、誰が勝てんだよ!」
まあ、軽くスピードが音速超えてたからな。
「ま、まあ、よくやった方だな」
「次は、負けねーからな?」
ホムラと、俺は拳を軽くぶつけた。
「勝てよ?」
「当たり前だ」
それだけ言うと、ホムラが転移して行った。
うし!次だ次!
俺は、一度空を見上げ歩き出した。
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