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ギルドバトル
チート、ギルドバトル!氷翠の戦闘
しおりを挟む氷翠サイド
勝ったらパパとデートできるみたいなので、絶対勝つよ!
私は、ステージの上で小さくガッツポーズをし、相手の人を見る。
「おいおい、こんな子供が相手かよ…萎えるわ」
むー、子供だと思って侮っていると痛い目見るよ!
「よろしくお願いしますね、おじさん」
私は、ふふっと笑い相手を挑発した。
「は?俺はまだ、20代だ!」
「私からしたら、おじさんですよ?あ、後ついでにギャンギャン言ってると、弱く見えますよ?」
「この…ガキ…もう容赦しねーぞ!」
魔力が、溢れ出してるねー。こんな単純な手で魔力を溢れさすなんてお馬鹿さんですね。
私が、ニヤニヤと笑っていると審判の人が話し出したので、聞く事にした。
「それでは、これより【天使の輪】対【夜天の星】一回戦を開始します!
魔武器、使い魔共にあり!殺しは、無しです?両者準備はいいですか?それでは、始め!」
審判が、開始の合図を出した瞬間相手の人が魔法を放って来た。
「おらおらおら!」
うん、おっそいですね。
私は、それを横に半歩引いて避け魔法を放った。
「【アイスバレット】」
氷で、出来た弾が相手に向かって行き、男の人の体を貫いた。
「効かねーな」
男の人は、ニヤリと笑いながら私を睨みつける。
今ので、効いてたらびっくりだよ。威力も極限まで抑えたしね。
「相性が悪かったようだな!【ヒートストーム】」
相手の周りに、炎の竜巻が現れ私に向かって飛ばされる。
「相性が関係あるのは同じ実力の時だけですよ?【フリージングメテオ】」
私に向かっていた、竜巻を消し去る様に空から、氷塊が降り注ぎ地面からは、棘が生える。
「なんだこれは!」
まあ、知らないのも仕方ないね。これ、パパが作った魔法だもん。
私は、魔武器も使い魔も無いですから魔法で戦うしか無いんだよねー。
あ、これ勝ったらパパに頼んでみよう!
しかし、水蒸気で周りが見えないね。
私は、目を閉じ男の気配を探った。
「くそ!どこにいやがる!」
うん、探るまでも無く声でバレバレだね。
……ガッカリだよ。
「【フリージングレイズ】」
私の、手のひらから枝分かれした氷の光線が男を貫く。
「なっ!?くそ!まだだ!」
うわぁ、体を貫かれて気絶しないなんてタフだねー。
んー、今ので終わったと思ったんだけどなぁ。ん?あれ、魔武器じゃない?
男の手には真っ赤に燃えた大剣が握られ、男の横には、炎で出来た鬣を持ったライオンが居た。
「これで、俺の勝ちは決定した」
ボロボロな人が、何言ってるのかな?
と、思っていると男が大剣で私に斬りかかってきたのを手のひらで受け止め、凍らして行った。
相手が、後退するのと同時に駆け出そうとすると、ライオンの爪が横から襲ってきた。
私は、その爪を凍らせ蹴り砕いた。
「ぐぎゃぁぁ!」
「ああ、すいません。ライオンさん、痛かったですね。すぐに楽にしてあげます」
ライオンの胸に、手を当て内部から凍らせた。
さてと、後は…。
私が、男を見ると尻餅をつき涙目でこっちを見て居た。
「ひっ!こうさ…ムグッ」
相手が、降参の言葉を手で遮り耳元で囁いた。
「人を馬鹿にしておいて、降参なんて認めませんよ?殺しは無しなので殺しませんけど、次からは気をつけて下さいね?」
私は、ニコッと笑い相手の鳩尾に拳をねじ込んだ。
はい、終わりっと。
「勝者!【天使の輪】」
私が、控え室に戻ろうとすると上から声が聞こえた。
「氷翠!良くやったぞ!」
「デート、楽しみにしてるよ!」
と、私が言うとパパが何の事だ?的な、顔をして居た。
「デート?何それ?」
まさか…。やったね、ミアさん。
「パパ!話は後で!やる事が、出来た」
フフフフフフ、ミアさ~ん覚悟して下さいねー。
「んっ!?なんか、寒気がするんだけど!」
ミアサイド
私は、今氷翠の前で正座をして居た。
理由は、言わなくてもわかるわよね?
「さて、どう言う事ですか?ミアさん?」
「いや、あのね、やる気を出して貰おうと思って…」
「へぇ、それでもあの嘘はダメですよね?ねぇ、リリィさん?」
「本当にゃ」
「お前らーつぎの試合始まるぞー」
「話は、また後で…ね?次は、誰行きますか?」
「次は…」
「俺が行く」
私が、指名しようとするとステージの方を見ながらホムラが、ステージに出て行ってしまった。
あれは…まさかね。
ステージに立って居たのは、どこかホムラに似た容姿を持つ男の子だった。
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