家族で異世界転生!!

arice

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ギルドバトル

チート、ギルドバトル!ホムラの戦闘

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さてと、数年ぶりの再会か…。


「久しぶりだな。フレア」


「まさか、お前と会うとはなクソ野郎」


クソ野郎なんて、随分な言い草だな。


俺の前に居るのは、俺の弟でフレア。小さい頃はもう少し、可愛げがあったんだがな…。


「そう、カリカリすんなって」


「うるせぇ!おい!早く始めろ!」


「それでは【天使の輪】対【夜天の星】二回戦、開始!」


  審判が、言い終えると同時にフレアの蹴りが俺を襲った。


  俺は、その蹴りを受け流し回し蹴りを放ったが、身体を捻られ避けられた。


クローバー家は、代々身体能力が高く、体術を基本に戦う。その代わり、魔法があまり得意では無い。


「強くなったじゃねーか」


「何、言ってんだよ!昔とは違うに決まってんだろ!」


ま、そりゃそうだ。


「だが、まだまだ青いなお前は」


  俺は拳に炎を纏わせ、フレアに向かって振り抜いた。


  フレアは、その拳を腕を盾にして防いだ。


「ほら、隙だらけだ【ヒートスラッシュ】」


  俺が、足に炎を纏わせ横に振ると、炎が刃となりフレアの足を切り裂いた。


チッ、浅いな。


「足をやられたかでも問題無い【ヒートサークル】」


   フレアが、拳を地面に叩きつけると拳を中心に炎が円状に広がり、俺を吹き飛ばす。


「いってぇ!」


昔は、魔法使えなかったのにな…。


「嬉しいね、こんなに成長してくれて」


「は?びびったのか!」


ビビる?俺が?


「違う違う逆だ…」


俺の周りに真紅のオーラが広がった。


そして、ニヤッと口角を上げ一言だけ呟いた。


「倒し甲斐があるって事だよ」


やっと、壊せる。


「っ!なんだ、この殺気は!?」


  俺は足に溜めた炎を爆発させフレアの前に移動し、顎を殴り浮いた身体を蹴り飛ばすと同時に、髪を掴み壁に投げ飛ばした。


「ぐっ!ガハッ!」


  壁に叩きつけられたフレアは空気と共に血を吐き出し、地面に突っ伏した。


「おいおい、もう終わりか?期待外れだったか?」


「…舐めるなよ…この野郎」


  フレアも俺と同じように炎を爆発させ蹴りを放とうとしたが、俺の膝蹴りが腹に命中し怯んだ所を、前蹴りで蹴り飛ばした。


「さて、殺しは無しだから手加減しないとな」


  起き上がろうとして居た、フレアの腹に拳をねじ込み、かかと落としで地面に叩きつける。


「いってぇ!」


それでも、クローバー家の次男かよ…聞いて呆れるぜ。


「はぁはぁ、流石って所だな」


当たり前だ、どんだけきつい修行したと思ってるんだ。何回、死んだか分かんねーよ。


「諦めて、降参しろよ。フレア」


「俺はまた、勝てないのか…。ふざけるな!負けてたまるか!」


  フレアの周りから火柱が上がり、フレアの姿を隠した。


「うっそだろ」


「【魔装】」


  フレアの姿は、真っ赤なロングコートを着て居て、手には炎を纏った槍があった。


まさか、魔装まで使えるとは…これは、少々甘く見過ぎたかな?


「流石に生身じゃきつそうだ【魔装】」


  俺の体には翔炎が入り込むと俺を身体を炎が包み姿が変わった。


そして、俺とフレアの武器がぶつかり周りの壁にヒビが入った。


  武器を弾き返し、お互いに一度距離を空け再度、地面を蹴り駆け出した。


  フレアの蹴りが俺の腹を捉えると同時に俺の身体がゆらゆらと消えていく。


「なんだと!?」


「どこ見てる?上だ」


上から、フレアの頭を抑え込み翔炎を突きつけた。


  今の魔法は【陽炎】と、言って一度だけどんな攻撃もすり抜ける事が出来る魔法で、夜空が作ったオリジナル魔法。


「くそ!降参だ…」


  フレアの降参の言葉を聞き俺は魔装を解き手を離した。


「さて、提案なんだが俺達のギルドに来ないか?」


  俺は、チラッと夜空を見ると勝手にしろっと言うように手を振るのが見えた。


「行くに決まってんだろ」


「え?来んのかよ」


まさか、本当に来るなんて思わなかったわ。


「俺の事嫌ってたんじゃ無いのか?」


「あぁ、大っ嫌いだ。でも、あの星帝様が作ったギルドだ、誘われて断る理由はないだろ」


まあ、そうだな。ふつうに考えればそうだ。


「まあ、よろしく頼む」


「お前とはよろしくしない」


と、だけいいフレアはステージを降りて行く。


小さく笑っていたのでまあ、なんとか大丈夫だろ。


「ひでぇ…」


俺も、小さく笑いステージを後にした。
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