家族で異世界転生!!

arice

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ギルドバトル

チート、ギルドバトル!クライの戦闘

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ミアサイド


これで、私達は2勝。次に進むまであと1勝。と、なると次は確実に勝てるリリィに行ってもらおうかしらね。


と、思っていると後ろから声が聞こえた。


「クライ行けよ」


「夜空!?なんで、ここに?」


「ちと、ホムラに話があるんでな」


あぁ、あの弟さんの事ね。


「はいよ!ちと、行ってくるから頑張れよー」


  それだけを言うと、ホムラと夜空が暗闇に消えて行った。


クライさんか…実力も見たいしありだね。


「それじゃあ、クライさん行ってくれるかしら?」


「任せて下さい!」


  クライさんは、そう言うと鼻歌を歌いながらステージに向かった。


「どう思う?」


「大丈夫にゃ」


「ですねー」


「むしろ、心配なのは相手の方にゃ」


「どう言うことかしら?」


「この前、クライが加入した日夜空とクライの模擬戦を見たけど、なんかやばかったにゃ」


「夜空と同等って事かしら?」


それは、流石にやばくないかしら?


「同等と迄は行かなくてもいい勝負してたにゃ。まあ、私は負けないけどにゃ」


あーらら、妬いちゃって。


さて、お手並み拝見と行きましょうか。


クライサイド


さて、初勝負ですね。相手の方は…おや?女性ですか?


「なんで、こんな所に龍人なんているのよ!」


「龍人?なんで?」


「帰れ!化け物!」


  女の人が、そう言った瞬間に観客席がざわつき怒声、罵倒が飛び交った。


あぁ、やっぱりこうなりますか。さて、夜空さんに言われた通り黙らせますか。


  私は、殺気を全開に放出し周りを黙らせた。


「貴方、ぐちぐちうるさいんですよ。何ですか?負けるのが怖いから、挑発して怒らせる作戦ですか?あ、作戦だったらすいませんね。ここまで、臆病な方の挑発なんて、屁でもないので無意味でしたね。ご愁傷様でした」


さて、こんなもんですかね。


「さあ、始めましょうか」


「龍人如きが生意気な口を…後悔させてあげる」


あれくらいでキレるなんて、まだまだですね。


「それでは【天使の輪】対【夜天の星】第3回戦、始め!」


  審判の言葉と共に、相手の人が距離を空けた。


ほぉほぉ、遠距離型ですか…。ちなみに、私は中距離型です。


  リリィさんとホムラさんは近距離型、ミアさん、私は中距離。スカルさんは遠距離型、それで、夜空さんはオールラウンダーです。


遠距離型にも、色んな戦い方があるので少し警戒しときましょう。


とは、言っても全く動く気配が無いですね。こちらから、行ってみましょうか。



「【龍の咆哮】」


  私の口に炎が集まり、息を吹く様に吐くとブレスとなり、女の人を襲った。


「化け物め!【カウンターウォール】」


  灰色の壁が、相手の前に現れ私のブレスを跳ね返す。


あぁ、カウンター型でしたか…。めんどくさい型を使うもんですね。


「でも、甘いんですよね」


そういう戦法の、打開策は夜空さんから習っていますので…。


「【龍門】」


  私の後ろから、龍の顔を模した装飾が施された馬鹿でかい門が、現れ中から三体の龍が現れた。


「おっと、クライちゃん久しぶりじゃの」


「久しぶりに呼んだと思ったらどこだここ」


「今日はなんの御用なんですの?」


「えっと、あの方の防御を崩して欲しいのですよ」


あ、この方達は使い魔では無いですよ?龍の里の友達です。



「そんなトカゲで私に勝つと?笑わせる!」


あ、禁句言っちゃいましたね…しーらないっと。


「今、あいつなんて言った?」


「トカゲだと?俺達の事をトカゲ?」


「ねぇ、クライさん?殺していいのです?」


「え?ダメですよ?」


  ドラゴン達の口に金、銀、白の炎が集まり放たれる。


「こんなもの【カウンターウォール・真】」


  相手の周りに先程より濃い色の壁ができ、ドラゴン達の炎とぶつかり、一瞬で割れた。


終わりですかね?



「はぁはぁ、まさかあれが破られるなんて…」


おぉ!まだ、動けるのですか…丈夫ですね。


「チッ」


「イライラしてきたぜ」


「もう、殺しちゃいましょう」


と、そこまで言うとドラゴン達が冷や汗を吹き出し、後ろを振り返る。


  ドラゴン達の視線の先に居たのは、怖い笑顔を浮かべた夜空さんが居た。


「負けてみろ、お前らを蒲焼きにしてやる…」


と、口パクで言っていた。勿論、殺気を出して。



「よ、よーし、殺さず勝とう」


「だ、だよな!殺しは良く無いな」


「で、ですわね」


  ドラゴン達は、青ざめた顔をしながら女の方をゆっくり振り向いた。


「クライちゃん、あの人怖いのぉ」


「久しぶりにビビったぜ」


「震えが止まらないですわ」


「夜空さんは、優しい方ですよ?…多分」


「何をぐちぐち言っている!」


うるさいですね。もうそろそろ終わらせましょうかね。正直弱すぎて飽きてきました。


あ、あれ使ってみましょうか。


「【龍の集い】」


すると、私の周りに光がいくつも現れその光から、色んなドラゴンが現れる。


【龍の集い】夜空さんが、作った魔法で私が会ったことのあるドラゴン達を、呼ぶ事が出来るらしいです。


「おぉ!圧巻だな」


「流石にこれだけ顔見知りがいるとな」


「あ、お父様も居ますわ!」


この闘技場は戦闘の都合で広さが自由に広がるので、狭くは無いですね。


「ひっ、待ってもうこうさ…「グラあぁぁぁぁあ!」」


相手が降参と言おうとするとドラゴン達が、一斉に咆哮を上げ声をかき消す。


「やっちゃって下さい」


  ドラゴン達が、上空からブレスを相手に向かって放った。



  煙が晴れて、血だらけの女の人を確認してから、私はステージを後にした。


「勝者【天使の輪】」


  こうして、私達天使の輪は次への切符を手にした。


この後は、フレアさんの歓迎会をやるそうです楽しみですね。


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