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魔界へ旅立つ!
チート、魔界へ-2-
しおりを挟む「甘いわ!【魔甲】」
煙は、黒い壁に阻まれ消えて行った。
「やるな」
「こんなもの幾らでも弾け「うるさいにゃ!」ギャァァァ!」
いつの間にか、魔王の後ろに行っていたリリィの回し蹴りが、魔王の延髄にクリーンヒットした。
あれは、痛いな…。
「おのれ!後ろからとは卑怯な!」
流石魔王。傷一つおってねーじゃん。
「焼け死ね【ヒートエンド】」
魔王の周りに炎の竜巻やらが巻き起こり魔王を飲み込む。
「あっつ!!」
熱いで済むんだ…すげーな。
「【ミストナックル】」
ミアの霧を纏った拳が、魔王の腹を捉え、魔王が勢いよく吹き飛ぶ。
「くっ、四対一とは部が悪いな」
「【アイスロック】」
魔王の、首から下が完全に凍り動きを止めた。
「う、動けぬ」
さてと、話を聞きますかね。
「今から、質問するぞ?あ、嘘をつかない方がいいぞ?凍りついて死んじまうからな」
この氷には、嘘を感知し徐々に凍っていくと言う魔法が付加されている。勿論、俺の自作だな。
「わかった。どうせ、我じゃ勝てなかったし。」
「まず、一つ目俺達より先に来た奴が居ただろ?そいつはどこだ?」
魔王は「んっ」っと、目線を横に流した。
「あいつは…まあ、いいか」
あれ多分勇者だな…まあ、俺には関係ない。
「二つ目、何を企んでいる」
「神を殺す」
あの、クソ神を殺すと?
「なぜ?」
「神は、この世界を潰そうとしているからだ」
え?待て待て待て。
「どゆこと?」
「あいつは、世界を作り直す気だ。全てを破壊してからな」
「この世界の人はどうなるんだよ」
「無論、死ぬだろうな」
そういう事か…前に来た転生者達はあの野郎が送ったって事か…。
「つまり、お前はこの世界を救う為に魔族達を送って居たと?」
「まあ、そうなる」
本当の黒幕はあの野郎か…ゆるさねぇぞクソが!
「私達、今凄い事聞いたかにゃ?」
「頭がパンクしそうだ」
「何がなんだが…」
「頭痛いわ」
待てよ、それなら俺を送る意味あったのか?しかも、チート能力まで与えて。
「それは、多分暇つぶしだな」
「こころ、読んだな?」
「俺は、元神だからな」
なるほどね。
俺は、魔王の拘束を解きリリィ達に向き直った。
「いいのか?我は、神を殺そうとしてるんだぞ?」
「目的が変わった…力を貸せ」
と、その前に
「お前ら先帰れ」
「嫌にゃ!一緒に行くにゃ!」
「そうだぜ!俺達は、どこまでもついていくぜ!」
「同感だ」
「一人でカッコつけないでよね」
はぁ、馬鹿ばっかだな俺の周りは…でも。
「帰れ。お前らを危険に晒したくない」
「でも「すまんな」ぐっ!」
俺は、ホムラの腹を殴り気絶させた。
「スカル頼めるか?」
「…マスターの命令だ。任せろ」
ミアは、スカルが連れ帰ってくれるだろう問題は…。
「私はついていくにゃよ!」
リリィなんだよなー。
さて、どうしよう。これやってもいいのかな?まあ、いいか嫌われたらそん時はそん時だ。
俺は、ゆっくりとリリィに近づき唇を重ねた。その際、強めの睡眠薬を飲ました為、リリィは、すぐに眠りについた。
「悪いな、すぐ帰るから待っててくれな」
俺は、リリィをミアに任せ魔王の方に向いた。
「いいのか?もう、会えないかも知れないぞ」
「ああ、分かってる。後、名前を聞いておこうか」
「我の名はゼウスだ。」
なるほど、神らしい名前だな。
「行くぞ」
ゼウスが、魔法を唱えると白色の扉が現れ扉が開くと、結構長めのガラスの階段が有った。
なんだ?大人の階段のーぼるってか?
「あ、それとここからは使い魔出せないから」
「あ、そなの?んー、おけ。二人共話は聞いてたな?」
と、俺が言うと白狐と紫水が現れた。
「絶対帰ってくるんやで?」
「待っておるぞい」
「あー、うん。カエッテクルヨー。【強制破棄】」
俺が、棒読みになりながらも魔法を唱えると俺と白狐達の中の何かが切れた。
紫水と白狐は涙を浮かべながら小さく手を振った。
またな。あ、そうだ。
「ゼウス、これ返すわ」
俺は、ゼウスに黒亜を渡した。
「魔武器なくなるぞ?」
「問題ない。俺にはこいつがいる。」
俺は、雪代を軽く叩き笑みを浮かべる
「そうか、なら遠慮なく」
さてと、グダグタ言ってても仕方ない行こうか、最後の戦いへ。
俺達は、ガラスの階段を駆け上がっていった。
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