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森の魔女②
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「テツオか……」
「勝敗と森を傷付けた事はまた別の話じゃ、貴様にはちゃんと償ってもらうぞ」
そう言うと、お姉さんは蠱惑的な目でニヤリと笑った。
その色気のある目に釘付けになってしまい、無防備のまま抱き付かれてしまう!
しまった!と発声する間も無く空間がピリッと放電した瞬間、黒円に飲み込まれた。
すると、どこかの空間に転移したらしく、お姉さんが上に乗ったままの体勢でドサッと落とされる。
「騙したのか!」
「ここはわらわのベッドの上じゃ。
言ったろう?償って貰うと……」
不意に、お姉さんが俺に口づけをした。
匂い、感触、息使いどれもが刺激的で濃厚。頭がくらくらする。
これが魔女のキス。
気をしっかり持たないと意識がもっていかれそうだ…………
「わらわの名はエレオノールじゃ、エリンと呼ぶがいい」
顔を赤らめながら自己紹介されちゃった。
こんな展開慣れてないから緊張してしまうじゃないか。
その後、お姉さんにリードされながら甘美な時間を過ごした。
————————
筈が、目が覚めると横に居たのは10代半ばに見える少女だった。
気持ち良さそうに寝息をスースーたてている。
あれ?誰これ?お姉さんは?
えっ?えっ?
少女をよく見ると、肌の白さや銀髪はお姉さんと一緒ではあるが、胸がちっちゃくなっている。
お姉さんは素晴らしい巨乳だったのに!
「うーん、もう起きたのか?
まだ夜ではないか」
エレオノール似の少女はまだ眠いと、もぞもぞと俺の腕に絡み付いてくる。
「いやいや、ちょっと説明してもらえないかな?ほんとにエリンなの?」
無理矢理腕から剥がすと、全裸のままだったのでシーツを被せ、渋々説明させる。
どうやら魔力をたくさん使う戦闘時には、お姉さん形態がしっくりくるらしい。
そして少女形態が、本来のエリンの姿だという。
いまいち理解が追いつかない。
口を尖らせながら説明する少女に、なんやかんや可愛く感じ、ムラムラとする。
俺って可愛ければ何でもアリなんか、トホホ。
「他にも聞きたい事がいっぱいあるんだけどいい?」
「続きは食事をしながらでよいか?あ!」
自分がすっ裸だと気付き、不意に恥ずかしがる。
「魔女なのに羞恥心あるんだ?」
「当たり前じゃ!それに、わらわは、その……だったから」
「え?何て?」
「だから…………処女だったのじゃ!」
「え?」
「ええーー!!」
まさかのカミングアウトに、大声を上げてびっくりしてしまい、エリンはシーツにくるまりながら顔を真っ赤にしている。
一体、何が起こっているんだ?
「気にするな!あ、それと、時を戻す必要はないぞ!」
確かに、俺は時を戻してエリンに起こった事を無かった事に出来る力がある。
が、俺にもそんな気はない。
すでに俺は、このエリンという女に興味津々だ。
エリンが指をくるりと回すと、闇が身体を包み込み、身体をふわりとベッドから浮かび上がらせると、服がみるみる具現化していく。
黒いワンピースから露出した足に目が釘付けになり、そんな俺の視線に気付いたエリンは、ニヤニヤとしながら、
「ロリコンめ」
と言うと、ベッドから浮いたまま飛んでいった。
エリンが指を鳴らすと豪奢な扉が開き、メイド服姿の綺麗な少女がワゴンを曳き入ってくる。
髪は黒髪のボブスタイルで、目の色はエリンと同じく真っ赤だった。
少女形態のエリンよりは背が少し高いくらいか。
「この子は?」
「先程戦ったろう。
悪魔《デモン》のサキュバス。
名前はベルと呼んでおる」
ああ、あの闇魔法で呼び出した影か。
あれは怖かった。
ベルは無表情のまま、いつの間に用意したのだろう料理や飲み物を、テーブルなテキパキと配膳している。
まだ熱々の肉料理は美味しそうな匂いを醸し出していた。
この世界に来てから、未だ何も食べてない俺は急激に腹が減りだし、料理を片っ端から貪った。
ふとエリンの方を見るとポットを持つベルが、主人の持つティーカップに飲み物を注ごうとしている。
紫色の怪しげな色の液体が出てきてギョッとした。
「それは?」
「わらわ特製の栄養ドリンクじゃ。
何百年間これしか飲んでおらぬ」
「へ?何百年?
とすると、エリンは今何才なの?」
「300くらいじゃったかな?」
「314才です」
ベルが素早く補足する。
「そ、そうじゃったか?」
「マジで?え?
……で、初体験がまだだったとかありえるの?」
「本当の事じゃ。
ふぅ……昔話をしようか。
三百年前、当時最強の魔法使いと称えられたわらわは、しつこい頼みに折れ勇者や英雄達の仲間となり、魔族がいる大陸に乗り込んだ。
じゃが魔族は人智を超える強さをもって勇者や英雄達を次々と返り討ちにし、後方支援として前線にいなかったわらわは運良く逃げてこれたのじゃ。
帰って来たわらわを王侯貴族共は勇者を見殺しにしたと非難し、民の絶望や怒りの矛先はわらわに集中した。
それからはこの森に隠れ住んでおる」
エリンは表情を変えずに淡々とヘビィな話をした。
単純に三百年前なら当時14才じゃないか。
そんな年端もいかぬ少女を責めるとはなんて酷い事を!
今さらだとは思うが怒りが沸き上がる。
が、ポンと一つ疑問が飛び出す。
「そんな最強レベルの魔法使いがどうして俺に降参なんか?
全力で戦っていたら、俺は勝てる気がしなかった」
すると、エリンはフッと少女らしからぬ含みのある笑みを浮かべる。
「時を操るものには勝てぬよ。
何百年もの年月をかけ、わらわは【時空魔法】を研究してきた。
あやつらを取り戻す為に、歴史を巻き戻す為に、な。
じゃが、時を操るにはたくさんの制約や犠牲、強力な媒体がいる事が分かった。
そしてテツオ、今日ここに貴様が現れた。
笑ったよ。
強い魔力を持ちながら、魔法技術はお粗末。
にも関わらず、魔法攻撃力や魔法抵抗力の上昇もせず、減少をもろともせずに、わらわを追い詰める。
そして、時を自在に操る様を目の当たりにして三百年振りに身体が震えたよ。
魅了ならずとも、わらわはテツオに魅了されたのじゃ」
食べるのを忘れて聞き入ってしまった。
お姉さんが授けてくれた数々の力ってヤツは、相当強かったようだ。
エリンから強化弱体減退を聞くと、すぐ頭に術式が浮かび上がる。
まさか、こんな便利なものがあっただなんて。
「いくら俺の魔法が強力でも、当たらなければ意味がない。
あの霧はなんなの?」
「ふふ、それも知らんか。
あれは自動発動魔法というものじゃ。
わらわの霧はあらゆる攻撃を無効化し、わらわの全能力を上昇させ、霧に触れた対象の全能力全能力《ステータス》を減少させる効果がある」
「やっぱり反則級だ……」
「時間を何度も戻しておいてどの口が言う。
ふむ……テツオがこの世界で何をしようとしておるかは知らぬが、魔法を教えて欲しければまたここを訪ねるがよい」
「ありがとう!
師匠と呼ぼうかな?」
「師匠はやめい!
エリンと呼べ。
テツオさえ良ければここに……住んでもいいんじゃぞ?」
「え?」
エリンは何でもないと、顔を真っ赤にしてモジモジしている。
小声でボソッと言ったから聞こえないフリをしたが、実はしっかり聞こえていた。
しかし、俺の中でも、この世界で何をしたいのかは何にも決まっていない。
当初の目標である衣食住は、やはり自分の力で確保したい。
可愛い魔女のヒモになるってのも魅力的ではあるが、せっかくの異世界だから思う存分冒険してみたいという好奇心が上回る。
そして、ちょいちょい出てくる勇者やら魔王やらの存在も怖いけど、めっちゃ気になるしなぁ。
だが、だがだが!
最大の興味はやはり世界中の美女!
出会った殆どの若い女が、今んとこ軒並み可愛い!
これは水戸黄門よろしく未だ見ぬ美女に会いに全国行脚しないといかんでしょ!
「エリン、俺はこの世界にきて間もないし、まだ何にも分かってない。
何がしたいかを、世界を旅して探しにいきたいんだ!」
言い切った俺を見てエリンは目がハートになってたが、ベルは冷めた目でジーッと見ていた。
悪魔って心が読めるのかな?
「勝敗と森を傷付けた事はまた別の話じゃ、貴様にはちゃんと償ってもらうぞ」
そう言うと、お姉さんは蠱惑的な目でニヤリと笑った。
その色気のある目に釘付けになってしまい、無防備のまま抱き付かれてしまう!
しまった!と発声する間も無く空間がピリッと放電した瞬間、黒円に飲み込まれた。
すると、どこかの空間に転移したらしく、お姉さんが上に乗ったままの体勢でドサッと落とされる。
「騙したのか!」
「ここはわらわのベッドの上じゃ。
言ったろう?償って貰うと……」
不意に、お姉さんが俺に口づけをした。
匂い、感触、息使いどれもが刺激的で濃厚。頭がくらくらする。
これが魔女のキス。
気をしっかり持たないと意識がもっていかれそうだ…………
「わらわの名はエレオノールじゃ、エリンと呼ぶがいい」
顔を赤らめながら自己紹介されちゃった。
こんな展開慣れてないから緊張してしまうじゃないか。
その後、お姉さんにリードされながら甘美な時間を過ごした。
————————
筈が、目が覚めると横に居たのは10代半ばに見える少女だった。
気持ち良さそうに寝息をスースーたてている。
あれ?誰これ?お姉さんは?
えっ?えっ?
少女をよく見ると、肌の白さや銀髪はお姉さんと一緒ではあるが、胸がちっちゃくなっている。
お姉さんは素晴らしい巨乳だったのに!
「うーん、もう起きたのか?
まだ夜ではないか」
エレオノール似の少女はまだ眠いと、もぞもぞと俺の腕に絡み付いてくる。
「いやいや、ちょっと説明してもらえないかな?ほんとにエリンなの?」
無理矢理腕から剥がすと、全裸のままだったのでシーツを被せ、渋々説明させる。
どうやら魔力をたくさん使う戦闘時には、お姉さん形態がしっくりくるらしい。
そして少女形態が、本来のエリンの姿だという。
いまいち理解が追いつかない。
口を尖らせながら説明する少女に、なんやかんや可愛く感じ、ムラムラとする。
俺って可愛ければ何でもアリなんか、トホホ。
「他にも聞きたい事がいっぱいあるんだけどいい?」
「続きは食事をしながらでよいか?あ!」
自分がすっ裸だと気付き、不意に恥ずかしがる。
「魔女なのに羞恥心あるんだ?」
「当たり前じゃ!それに、わらわは、その……だったから」
「え?何て?」
「だから…………処女だったのじゃ!」
「え?」
「ええーー!!」
まさかのカミングアウトに、大声を上げてびっくりしてしまい、エリンはシーツにくるまりながら顔を真っ赤にしている。
一体、何が起こっているんだ?
「気にするな!あ、それと、時を戻す必要はないぞ!」
確かに、俺は時を戻してエリンに起こった事を無かった事に出来る力がある。
が、俺にもそんな気はない。
すでに俺は、このエリンという女に興味津々だ。
エリンが指をくるりと回すと、闇が身体を包み込み、身体をふわりとベッドから浮かび上がらせると、服がみるみる具現化していく。
黒いワンピースから露出した足に目が釘付けになり、そんな俺の視線に気付いたエリンは、ニヤニヤとしながら、
「ロリコンめ」
と言うと、ベッドから浮いたまま飛んでいった。
エリンが指を鳴らすと豪奢な扉が開き、メイド服姿の綺麗な少女がワゴンを曳き入ってくる。
髪は黒髪のボブスタイルで、目の色はエリンと同じく真っ赤だった。
少女形態のエリンよりは背が少し高いくらいか。
「この子は?」
「先程戦ったろう。
悪魔《デモン》のサキュバス。
名前はベルと呼んでおる」
ああ、あの闇魔法で呼び出した影か。
あれは怖かった。
ベルは無表情のまま、いつの間に用意したのだろう料理や飲み物を、テーブルなテキパキと配膳している。
まだ熱々の肉料理は美味しそうな匂いを醸し出していた。
この世界に来てから、未だ何も食べてない俺は急激に腹が減りだし、料理を片っ端から貪った。
ふとエリンの方を見るとポットを持つベルが、主人の持つティーカップに飲み物を注ごうとしている。
紫色の怪しげな色の液体が出てきてギョッとした。
「それは?」
「わらわ特製の栄養ドリンクじゃ。
何百年間これしか飲んでおらぬ」
「へ?何百年?
とすると、エリンは今何才なの?」
「300くらいじゃったかな?」
「314才です」
ベルが素早く補足する。
「そ、そうじゃったか?」
「マジで?え?
……で、初体験がまだだったとかありえるの?」
「本当の事じゃ。
ふぅ……昔話をしようか。
三百年前、当時最強の魔法使いと称えられたわらわは、しつこい頼みに折れ勇者や英雄達の仲間となり、魔族がいる大陸に乗り込んだ。
じゃが魔族は人智を超える強さをもって勇者や英雄達を次々と返り討ちにし、後方支援として前線にいなかったわらわは運良く逃げてこれたのじゃ。
帰って来たわらわを王侯貴族共は勇者を見殺しにしたと非難し、民の絶望や怒りの矛先はわらわに集中した。
それからはこの森に隠れ住んでおる」
エリンは表情を変えずに淡々とヘビィな話をした。
単純に三百年前なら当時14才じゃないか。
そんな年端もいかぬ少女を責めるとはなんて酷い事を!
今さらだとは思うが怒りが沸き上がる。
が、ポンと一つ疑問が飛び出す。
「そんな最強レベルの魔法使いがどうして俺に降参なんか?
全力で戦っていたら、俺は勝てる気がしなかった」
すると、エリンはフッと少女らしからぬ含みのある笑みを浮かべる。
「時を操るものには勝てぬよ。
何百年もの年月をかけ、わらわは【時空魔法】を研究してきた。
あやつらを取り戻す為に、歴史を巻き戻す為に、な。
じゃが、時を操るにはたくさんの制約や犠牲、強力な媒体がいる事が分かった。
そしてテツオ、今日ここに貴様が現れた。
笑ったよ。
強い魔力を持ちながら、魔法技術はお粗末。
にも関わらず、魔法攻撃力や魔法抵抗力の上昇もせず、減少をもろともせずに、わらわを追い詰める。
そして、時を自在に操る様を目の当たりにして三百年振りに身体が震えたよ。
魅了ならずとも、わらわはテツオに魅了されたのじゃ」
食べるのを忘れて聞き入ってしまった。
お姉さんが授けてくれた数々の力ってヤツは、相当強かったようだ。
エリンから強化弱体減退を聞くと、すぐ頭に術式が浮かび上がる。
まさか、こんな便利なものがあっただなんて。
「いくら俺の魔法が強力でも、当たらなければ意味がない。
あの霧はなんなの?」
「ふふ、それも知らんか。
あれは自動発動魔法というものじゃ。
わらわの霧はあらゆる攻撃を無効化し、わらわの全能力を上昇させ、霧に触れた対象の全能力全能力《ステータス》を減少させる効果がある」
「やっぱり反則級だ……」
「時間を何度も戻しておいてどの口が言う。
ふむ……テツオがこの世界で何をしようとしておるかは知らぬが、魔法を教えて欲しければまたここを訪ねるがよい」
「ありがとう!
師匠と呼ぼうかな?」
「師匠はやめい!
エリンと呼べ。
テツオさえ良ければここに……住んでもいいんじゃぞ?」
「え?」
エリンは何でもないと、顔を真っ赤にしてモジモジしている。
小声でボソッと言ったから聞こえないフリをしたが、実はしっかり聞こえていた。
しかし、俺の中でも、この世界で何をしたいのかは何にも決まっていない。
当初の目標である衣食住は、やはり自分の力で確保したい。
可愛い魔女のヒモになるってのも魅力的ではあるが、せっかくの異世界だから思う存分冒険してみたいという好奇心が上回る。
そして、ちょいちょい出てくる勇者やら魔王やらの存在も怖いけど、めっちゃ気になるしなぁ。
だが、だがだが!
最大の興味はやはり世界中の美女!
出会った殆どの若い女が、今んとこ軒並み可愛い!
これは水戸黄門よろしく未だ見ぬ美女に会いに全国行脚しないといかんでしょ!
「エリン、俺はこの世界にきて間もないし、まだ何にも分かってない。
何がしたいかを、世界を旅して探しにいきたいんだ!」
言い切った俺を見てエリンは目がハートになってたが、ベルは冷めた目でジーッと見ていた。
悪魔って心が読めるのかな?
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