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テツオ邸③
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媚香が効いてるせいか、俺がエロいせいか、四人の美女を前に欲情はとどまることを知らない。
並外れた精力のお陰で、賢者タイムとは無縁となり、我が肉棒はバキバキに硬いままである。
どこまでやれるのか、試してみたいところだが、さて…………
緑髪が綺麗なプリメーラを浮かばせ、自由を奪ったまま速やかに座位で挿入。
肉棒を馴染ませる様に膣内に擦り続ける。
それはもう執拗に、執拗に。
「んんくぅ、はぁ、はぁ」
プリメーラは快感に耐えながら、潤んだ瞳で俺を見つめている。
そう言えばこいつらの顔、よく見てなかったな。
三十五人全員美女には間違いないが、当然ながら一人一人個性がある。
人差し指で顎をくいっと上げ、プリメーラをじっくりと眺めた。
軽くカールした髪を後ろで緩く縛り、何本か前髪が垂れている。
濃い睫毛にちょっと垂れた細い琥珀色の瞳は、特にぷっくりした涙袋がエロく、この魅力的な目に見つめられると男なら誰でも勘違いしてしまいそうだ。
ぷりんと膨らんだ唇に、少し開き気味の小さな口は、キスを求めてるんじゃないかと、男の想像力を掻き立てる。
唇にしゃぶりつきながら、少しスピードを上げてピストンを開始。
突く度に、カールした前髪とCカップがふわふわと揺れる。
「エロい顔してるな」
「ぃやぁ……それ褒め……言葉、ですか?……ぅんっ」
「そうだ、もっとそのエロい顔見せてくれ」
「あん、やぁん、やだぁ、私、そんな子じゃ、無ぃんん……やんやんっ」
反応が可愛いから、意地悪したくなってくる。
「じゃあ、これで終わりにするか?」
「あぁん!ご主人様の……いぢわるぅ」
「おしゃべりだな。これでもまだ話す余裕があるかな?」
「あっ、ああっ!」
予定調和のやり取りに興奮度マックス。
乳首を舐めながら、激しく突きまくった。
ドチュッドチュッ、ズプッズプッと接合部の淫音だけが寝室に鳴り響く。
快楽の波に耐える為か、俺の体にしがみ付く力が次第と強くなっていく。
それもほんの束の間だった。
徐々に彼女の身体から力が抜けていき、首はカクカクと揺れ、腕もダラリと垂れ下がる。
無抵抗になったプリメーラのあそこへ、乱暴に下半身を打ち付けまくった。
だらしなく空いた口からは俺が入れた唾液を垂らし、目は虚ろで焦点が合っていない。
完全に快感の虜となった蕩けた顔を見て、我に帰る。
まずい、これ以上は壊れてしまう!
「出すぞっ」
精子が勢いよくびゅるびゅるとプリメーラの膣内へ大量に発射された。
何もイチモツだけが快感を与える訳では無い。
大量放出された精子群は魔法でコーティングされ、まるで意思を持った炭酸の様に膣内で弾けまくる。とてつもない怒涛の快感にプリメーラの身体が激しく震動した。
「あっ!ああーーっ!」
まさに追い討ち。
またやり過ぎてしまった。
恐らく気絶するだろう女の尻を、両手でしっかり掴み、射精の余韻に浸っていると、プリメーラの目が薄らと開く。
「んあっ、はぁ、はぁ」
「ほう、この絶頂の衝撃で気絶しなかったのか?」
快感を操る淫魔の感覚がなんとなくだが、掴めたような気がした。
凄まじい淫力であっても、上手くコントロールさえすれば、無闇に気絶させなくて済むのだ。
どうせ抱くなら女達にも、最高の快感に浸らせてやりたいものである。
「プリメーラよく聞け。すぐ動いてはいけない。少し休むんだ」
余韻で未だ痙攣しているプリメーラの上気したおでこにキスをし、肉棒を抜こうとすると、震えた手が俺の腕に触れた。
「どうした?」
「し…………」
死?
「幸せ……です。こんな気持ち……とても、あたたかい…………」
そう言い残して、彼女は眠りについた。
まさに気絶するギリギリのフィニッシュ。
会心の一発でありました!
気分が良くなってきた。
もちろんこの程度で、下半身の昂まりは一向に収まる気配は無い。
ベッドで寝ている三人の中から、黄色い髪をしたデミオを選択。
両足を掴み、股を大きくガバッと開き、割れ目に沿って先っちょをクニクニと擦らせる。
さぁ、第二ラウンドを始めよう。
「あ、私、寝ちゃって……あうっ!」
目覚めて三秒で合体。
プリメーラより5センチ低い150センチの身体が、ビックリして硬直する。
「ほらほら、力を抜いて」
「あ、ああっ」
そう言いつつも、構わず正常位でピストンし続ける。
足の爪先までピンと力が入り、その初々しさにムラムラして腰が止まらない。
長めの前髪が強めのピストンで額から流れ落ち、くりっとした大きく青い瞳が覗いた。
小さな顔に細い顎、ピンク色の薄い唇、少し高い鼻。
典型的なバランスのとれた美少女とはこんな顔かもしれない。
相当可愛いな。
接近して初めてその可愛いさに気付く。
黄色髪、150センチ、Dカップという少ない情報のみで評価を終わらせ、下着やエッチばかりに集中し過ぎたせいだ。
思わず彼女の口内に舌をねじ込む。
この子を俺のモノにしたいという征服欲が刺激されたからだ。
しかし、お互いキスに慣れてないせいか、上手くいかない。
俺の舌が空回りするばかりで、デミオはどうしたらいいのか分からないみたいだ。
「俺の舌の動きに合わせて、舌を絡ませて」
「あ、かっ……、あぐっ」
駄目だ。思えばキスの練習なぞした事がない。
いや、練習ってするものなのか?
圧倒的に経験が足りないだけでは?
いつもピストンに夢中で、今だってキスしようにも、デミオはピストンの衝撃から耐える事に精一杯で、俺の声がちっとも届いて無さそうな気がする。
ピストンを一旦止めよう。先ずはキスからだ。
「聞こえるか?」
「あ、…………はい。でも、頭チカチカして」
確かに目の焦点が合ってなさそうだ。
不安にならない様に、出来るだけ優しく丁寧にキスをする。
まだぎこちないが、舌を絡ませるタイミングが合ってきた様な……
それが無性に嬉しくなってくる。
これが心の繋がり、なのか?
キスをしながら下半身を迫り上げると、さもそれが当然かの様に、再び肉棒がデミオの中に簡単に吸い込まれていった。
両手を繋ぎ、寄せられ揺れる胸を眺めながらピストンをゆっくりと早めていく。
ふと、デミオの目から涙が流れ落ちる。
「どうした?」
「いえ、こんなに大事に扱って……いただけるだなんて……嬉しくて……」
え?
ちょいとキスの練習をしただけなんですが?
こんな効果バツグンなの?
とはいえ、まだ後に二人待たせているし、そろそろフィニッシュといきますか。
背中に手を回して起き上がらせ、俺は仰向けに倒れ、騎乗位に体位を変え下から突き上げる。
うはぁ、気持ちいいっ!腰止まんねっ!
初めての経験にデミオはおかしくなりそうだった。
(お、奥まで来るっ!息出来なっ)
「どうだ?気持ちいいだろう?」
ご主人様が話し掛けてくる度に体が反応して震える。
(お腹掻き回され……頭真っ白にな……駄目、壊れちゃ……うぅ)
「舌絡めながらイクぞ」
「んん————っ!!」
キスによる魅了と肉棒の快感、更に全身抱き締められた抱擁感のトリプルコンボが決定的となり、デミオは涙を流しながら絶叫し、絶頂に達した。
それを見たテツオは、精子に付与してある刺激魔力をすぐさま回復魔力へと切り替え、中にたっぷりと放出。
なるべく奥へと注ぎ込みたい衝動に駆られるのは本能からなのか、下半身を力強く押し込んだ。
デミオの身体がビクンビクンと激しく痙攣している。…………またやり過ぎてしまったか?
「デミオ、大丈夫か?」
「しゅごしゅぎりゅぅぅ…………しあわしぇぇ」
「デミ…………オ?」
デミオは薄らと目を開け、微かに微笑むと眠りにつく様に気絶していった。
その寝顔はとても幸せそうだった。
幸せ……?
自分勝手好き勝手にヤッてるだけなのに?
魅了効きすぎ問題だな、こりゃ。
これならもうどんなプレイでも受け入れてくれそうじゃないか?
ふと横を見ると、セフィーロとキャロルが顔を赤らめて、こちらを興味津々で見ていた事に気付く。
いつの間に起きていたのか、俺の下半身に目が釘付けになっているではないか。
ここまで凝視されると流石に恥ずかしい気もするが、これからの事を考えるとより硬くなるというもの。
「きゃっ!」
魔力でセフィーロとキャロルの身体を移動させ、鏡面へと再設定した窓に、後ろ向きで両手をつかせる。
160センチのセフィーロ。
髪色よりも少し薄い紫色の半月目、ウェーブがかったロングヘアに、長い手足と均整のとれた引き締まったモデル体型、Eカップ美乳と、ここに住む女性達の中でも上位に入る美女の部類だ。
145センチのキャロル。
かなり華奢で贅肉が全くなく、薄っすらと骨が浮かび上がる綺麗な痩身は、その筋の人間には垂涎モノの体型だろう。
オレンジ色の長髪を二つ縛りに纏めてあり、うなじや首の細さにムラムラとしてしまう。
長く濃い睫毛にぱっちりした少し垂れ気味な緑色の瞳は愛らしく、小さな口とちょこんとした鼻が尚の事ロリ顔を強調している。
このギャップある女二人の尻を掴み、我が肉棒をほぼ同時に挿入した。
そう、ほぼ同時だ。
セフィーロに挿れて抜いた瞬間、キャロルの背後に瞬間移動して挿れて抜く。
時間を操作し極力までタイムラグを少なくして、二人へ後背位でピストンを繰り返した。
鏡面となった窓の眼前一部分にワイプモニターを差し込み、進行形のプレイ映像を眺めると、まるで俺が二人いる様にしか見えない。
なんなんだ、この分身の術は。
そして、くっ、気持ちいい。
セフィーロの天然締め付け吸引膣と、キャロルのキツキツ窮屈ロリ膣、二人分の快感が同時に我がイチモツへと伝わってくる。
二人同時プレイの背徳感!鏡に映るエロい顔、ハモる喘ぎ声が唆る!
うおお、持っていかれそうだ。
最低にしていた淫力レベル、上げざるを得ない!
「あぁぁん、ご主人様ぁ」
「気持ちいいー、気持ちいいよぉー」
おっと、まだ喋る余裕があるかね?
お待ちかね、淫力レベル2だ!
「ッ!」
「あぅっ!」
レベル2となれば、肉棒は長さや硬度、耐久度が増し、更に可動域も格段に増え、自由自在に動かせるようになる為、ピストン毎にヒットポイントを変える事が出来る。
それにより、女性達一人一人の一番感じるスポットに辿り着けるのだ!
それはまるで、生きたバイブの如し。
たまらん!高揚してきた。
寝ているプリメーラとデミオを回復させて無理矢理起こして、列に加え、四人まとめて肉棒で貫いた。
なんて画だッ!
四人が同時に俺に突かれまくっているッ!
イチモツに広がる四人分の快感ッ!
くっ、もうイきそうだ。
「出るッ!中にいっぱい出すぞッ!奥で受け止めろッ!」
四連大放出。
彼女達は絶叫と共にベッドへと崩れ落ち、気絶した。
「ピピ、酒だ」
「タダイマー!」
ベッドに腰掛けると、たちまちピピと名付けられた妖精が、冷えた酒の入った小瓶を持ってふわふわ飛んでくる。
それを受け取り、一気に飲み干す。
これが事後に於ける一種のルーティンとなっていた。
「彼女達を介抱してくれ」
「ハイハーイ!」
これを他の女性達に頼むと、連鎖的にエッチしなくてはならなくなる。
ならば、使い魔などに任せればよい。
透明に戻した窓から、空を眺め一息つく。
今夜はいい天気だ。デカス山上空に広がる星空はとても綺麗で、月も大きく輝いていた。
その向こうに一際明るい月が青白い光を放っている。
…………は?月が二個?
「ピピ、この世界には月が幾つあるんだ?」
「つきッテ何ダー?」
「夜空に浮いている大きい球体だ。アレだよ、アレ」
空を指差してピピに尋ねてみるが、よく分からないらしい。
異世界の仕組みはまだまだよく分かってないし、俺の知ってる地球とは根本的に違ってて当たり前か。
……………………
夜空を眺めながら、昔見た月はどんな月だっただろうか、しばらく思い出そうとしたが、結局何も思い出せなかった。
でも、全然気にならなくなっている自分に気付く。
今の生活に慣れてきたのかも知れない。
それは、喜ぶべきなのか悲しむべきなのか。
それにしても、気持ち良かったなぁ。
もしも、三十五人並べて同時進行でエッチしたらどんな刺激を体感できるのか?
いやいや、どうなってるんだ俺の欲望は!
メリーズ制覇まで残り…………26人。
並外れた精力のお陰で、賢者タイムとは無縁となり、我が肉棒はバキバキに硬いままである。
どこまでやれるのか、試してみたいところだが、さて…………
緑髪が綺麗なプリメーラを浮かばせ、自由を奪ったまま速やかに座位で挿入。
肉棒を馴染ませる様に膣内に擦り続ける。
それはもう執拗に、執拗に。
「んんくぅ、はぁ、はぁ」
プリメーラは快感に耐えながら、潤んだ瞳で俺を見つめている。
そう言えばこいつらの顔、よく見てなかったな。
三十五人全員美女には間違いないが、当然ながら一人一人個性がある。
人差し指で顎をくいっと上げ、プリメーラをじっくりと眺めた。
軽くカールした髪を後ろで緩く縛り、何本か前髪が垂れている。
濃い睫毛にちょっと垂れた細い琥珀色の瞳は、特にぷっくりした涙袋がエロく、この魅力的な目に見つめられると男なら誰でも勘違いしてしまいそうだ。
ぷりんと膨らんだ唇に、少し開き気味の小さな口は、キスを求めてるんじゃないかと、男の想像力を掻き立てる。
唇にしゃぶりつきながら、少しスピードを上げてピストンを開始。
突く度に、カールした前髪とCカップがふわふわと揺れる。
「エロい顔してるな」
「ぃやぁ……それ褒め……言葉、ですか?……ぅんっ」
「そうだ、もっとそのエロい顔見せてくれ」
「あん、やぁん、やだぁ、私、そんな子じゃ、無ぃんん……やんやんっ」
反応が可愛いから、意地悪したくなってくる。
「じゃあ、これで終わりにするか?」
「あぁん!ご主人様の……いぢわるぅ」
「おしゃべりだな。これでもまだ話す余裕があるかな?」
「あっ、ああっ!」
予定調和のやり取りに興奮度マックス。
乳首を舐めながら、激しく突きまくった。
ドチュッドチュッ、ズプッズプッと接合部の淫音だけが寝室に鳴り響く。
快楽の波に耐える為か、俺の体にしがみ付く力が次第と強くなっていく。
それもほんの束の間だった。
徐々に彼女の身体から力が抜けていき、首はカクカクと揺れ、腕もダラリと垂れ下がる。
無抵抗になったプリメーラのあそこへ、乱暴に下半身を打ち付けまくった。
だらしなく空いた口からは俺が入れた唾液を垂らし、目は虚ろで焦点が合っていない。
完全に快感の虜となった蕩けた顔を見て、我に帰る。
まずい、これ以上は壊れてしまう!
「出すぞっ」
精子が勢いよくびゅるびゅるとプリメーラの膣内へ大量に発射された。
何もイチモツだけが快感を与える訳では無い。
大量放出された精子群は魔法でコーティングされ、まるで意思を持った炭酸の様に膣内で弾けまくる。とてつもない怒涛の快感にプリメーラの身体が激しく震動した。
「あっ!ああーーっ!」
まさに追い討ち。
またやり過ぎてしまった。
恐らく気絶するだろう女の尻を、両手でしっかり掴み、射精の余韻に浸っていると、プリメーラの目が薄らと開く。
「んあっ、はぁ、はぁ」
「ほう、この絶頂の衝撃で気絶しなかったのか?」
快感を操る淫魔の感覚がなんとなくだが、掴めたような気がした。
凄まじい淫力であっても、上手くコントロールさえすれば、無闇に気絶させなくて済むのだ。
どうせ抱くなら女達にも、最高の快感に浸らせてやりたいものである。
「プリメーラよく聞け。すぐ動いてはいけない。少し休むんだ」
余韻で未だ痙攣しているプリメーラの上気したおでこにキスをし、肉棒を抜こうとすると、震えた手が俺の腕に触れた。
「どうした?」
「し…………」
死?
「幸せ……です。こんな気持ち……とても、あたたかい…………」
そう言い残して、彼女は眠りについた。
まさに気絶するギリギリのフィニッシュ。
会心の一発でありました!
気分が良くなってきた。
もちろんこの程度で、下半身の昂まりは一向に収まる気配は無い。
ベッドで寝ている三人の中から、黄色い髪をしたデミオを選択。
両足を掴み、股を大きくガバッと開き、割れ目に沿って先っちょをクニクニと擦らせる。
さぁ、第二ラウンドを始めよう。
「あ、私、寝ちゃって……あうっ!」
目覚めて三秒で合体。
プリメーラより5センチ低い150センチの身体が、ビックリして硬直する。
「ほらほら、力を抜いて」
「あ、ああっ」
そう言いつつも、構わず正常位でピストンし続ける。
足の爪先までピンと力が入り、その初々しさにムラムラして腰が止まらない。
長めの前髪が強めのピストンで額から流れ落ち、くりっとした大きく青い瞳が覗いた。
小さな顔に細い顎、ピンク色の薄い唇、少し高い鼻。
典型的なバランスのとれた美少女とはこんな顔かもしれない。
相当可愛いな。
接近して初めてその可愛いさに気付く。
黄色髪、150センチ、Dカップという少ない情報のみで評価を終わらせ、下着やエッチばかりに集中し過ぎたせいだ。
思わず彼女の口内に舌をねじ込む。
この子を俺のモノにしたいという征服欲が刺激されたからだ。
しかし、お互いキスに慣れてないせいか、上手くいかない。
俺の舌が空回りするばかりで、デミオはどうしたらいいのか分からないみたいだ。
「俺の舌の動きに合わせて、舌を絡ませて」
「あ、かっ……、あぐっ」
駄目だ。思えばキスの練習なぞした事がない。
いや、練習ってするものなのか?
圧倒的に経験が足りないだけでは?
いつもピストンに夢中で、今だってキスしようにも、デミオはピストンの衝撃から耐える事に精一杯で、俺の声がちっとも届いて無さそうな気がする。
ピストンを一旦止めよう。先ずはキスからだ。
「聞こえるか?」
「あ、…………はい。でも、頭チカチカして」
確かに目の焦点が合ってなさそうだ。
不安にならない様に、出来るだけ優しく丁寧にキスをする。
まだぎこちないが、舌を絡ませるタイミングが合ってきた様な……
それが無性に嬉しくなってくる。
これが心の繋がり、なのか?
キスをしながら下半身を迫り上げると、さもそれが当然かの様に、再び肉棒がデミオの中に簡単に吸い込まれていった。
両手を繋ぎ、寄せられ揺れる胸を眺めながらピストンをゆっくりと早めていく。
ふと、デミオの目から涙が流れ落ちる。
「どうした?」
「いえ、こんなに大事に扱って……いただけるだなんて……嬉しくて……」
え?
ちょいとキスの練習をしただけなんですが?
こんな効果バツグンなの?
とはいえ、まだ後に二人待たせているし、そろそろフィニッシュといきますか。
背中に手を回して起き上がらせ、俺は仰向けに倒れ、騎乗位に体位を変え下から突き上げる。
うはぁ、気持ちいいっ!腰止まんねっ!
初めての経験にデミオはおかしくなりそうだった。
(お、奥まで来るっ!息出来なっ)
「どうだ?気持ちいいだろう?」
ご主人様が話し掛けてくる度に体が反応して震える。
(お腹掻き回され……頭真っ白にな……駄目、壊れちゃ……うぅ)
「舌絡めながらイクぞ」
「んん————っ!!」
キスによる魅了と肉棒の快感、更に全身抱き締められた抱擁感のトリプルコンボが決定的となり、デミオは涙を流しながら絶叫し、絶頂に達した。
それを見たテツオは、精子に付与してある刺激魔力をすぐさま回復魔力へと切り替え、中にたっぷりと放出。
なるべく奥へと注ぎ込みたい衝動に駆られるのは本能からなのか、下半身を力強く押し込んだ。
デミオの身体がビクンビクンと激しく痙攣している。…………またやり過ぎてしまったか?
「デミオ、大丈夫か?」
「しゅごしゅぎりゅぅぅ…………しあわしぇぇ」
「デミ…………オ?」
デミオは薄らと目を開け、微かに微笑むと眠りにつく様に気絶していった。
その寝顔はとても幸せそうだった。
幸せ……?
自分勝手好き勝手にヤッてるだけなのに?
魅了効きすぎ問題だな、こりゃ。
これならもうどんなプレイでも受け入れてくれそうじゃないか?
ふと横を見ると、セフィーロとキャロルが顔を赤らめて、こちらを興味津々で見ていた事に気付く。
いつの間に起きていたのか、俺の下半身に目が釘付けになっているではないか。
ここまで凝視されると流石に恥ずかしい気もするが、これからの事を考えるとより硬くなるというもの。
「きゃっ!」
魔力でセフィーロとキャロルの身体を移動させ、鏡面へと再設定した窓に、後ろ向きで両手をつかせる。
160センチのセフィーロ。
髪色よりも少し薄い紫色の半月目、ウェーブがかったロングヘアに、長い手足と均整のとれた引き締まったモデル体型、Eカップ美乳と、ここに住む女性達の中でも上位に入る美女の部類だ。
145センチのキャロル。
かなり華奢で贅肉が全くなく、薄っすらと骨が浮かび上がる綺麗な痩身は、その筋の人間には垂涎モノの体型だろう。
オレンジ色の長髪を二つ縛りに纏めてあり、うなじや首の細さにムラムラとしてしまう。
長く濃い睫毛にぱっちりした少し垂れ気味な緑色の瞳は愛らしく、小さな口とちょこんとした鼻が尚の事ロリ顔を強調している。
このギャップある女二人の尻を掴み、我が肉棒をほぼ同時に挿入した。
そう、ほぼ同時だ。
セフィーロに挿れて抜いた瞬間、キャロルの背後に瞬間移動して挿れて抜く。
時間を操作し極力までタイムラグを少なくして、二人へ後背位でピストンを繰り返した。
鏡面となった窓の眼前一部分にワイプモニターを差し込み、進行形のプレイ映像を眺めると、まるで俺が二人いる様にしか見えない。
なんなんだ、この分身の術は。
そして、くっ、気持ちいい。
セフィーロの天然締め付け吸引膣と、キャロルのキツキツ窮屈ロリ膣、二人分の快感が同時に我がイチモツへと伝わってくる。
二人同時プレイの背徳感!鏡に映るエロい顔、ハモる喘ぎ声が唆る!
うおお、持っていかれそうだ。
最低にしていた淫力レベル、上げざるを得ない!
「あぁぁん、ご主人様ぁ」
「気持ちいいー、気持ちいいよぉー」
おっと、まだ喋る余裕があるかね?
お待ちかね、淫力レベル2だ!
「ッ!」
「あぅっ!」
レベル2となれば、肉棒は長さや硬度、耐久度が増し、更に可動域も格段に増え、自由自在に動かせるようになる為、ピストン毎にヒットポイントを変える事が出来る。
それにより、女性達一人一人の一番感じるスポットに辿り着けるのだ!
それはまるで、生きたバイブの如し。
たまらん!高揚してきた。
寝ているプリメーラとデミオを回復させて無理矢理起こして、列に加え、四人まとめて肉棒で貫いた。
なんて画だッ!
四人が同時に俺に突かれまくっているッ!
イチモツに広がる四人分の快感ッ!
くっ、もうイきそうだ。
「出るッ!中にいっぱい出すぞッ!奥で受け止めろッ!」
四連大放出。
彼女達は絶叫と共にベッドへと崩れ落ち、気絶した。
「ピピ、酒だ」
「タダイマー!」
ベッドに腰掛けると、たちまちピピと名付けられた妖精が、冷えた酒の入った小瓶を持ってふわふわ飛んでくる。
それを受け取り、一気に飲み干す。
これが事後に於ける一種のルーティンとなっていた。
「彼女達を介抱してくれ」
「ハイハーイ!」
これを他の女性達に頼むと、連鎖的にエッチしなくてはならなくなる。
ならば、使い魔などに任せればよい。
透明に戻した窓から、空を眺め一息つく。
今夜はいい天気だ。デカス山上空に広がる星空はとても綺麗で、月も大きく輝いていた。
その向こうに一際明るい月が青白い光を放っている。
…………は?月が二個?
「ピピ、この世界には月が幾つあるんだ?」
「つきッテ何ダー?」
「夜空に浮いている大きい球体だ。アレだよ、アレ」
空を指差してピピに尋ねてみるが、よく分からないらしい。
異世界の仕組みはまだまだよく分かってないし、俺の知ってる地球とは根本的に違ってて当たり前か。
……………………
夜空を眺めながら、昔見た月はどんな月だっただろうか、しばらく思い出そうとしたが、結局何も思い出せなかった。
でも、全然気にならなくなっている自分に気付く。
今の生活に慣れてきたのかも知れない。
それは、喜ぶべきなのか悲しむべきなのか。
それにしても、気持ち良かったなぁ。
もしも、三十五人並べて同時進行でエッチしたらどんな刺激を体感できるのか?
いやいや、どうなってるんだ俺の欲望は!
メリーズ制覇まで残り…………26人。
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