異世界転生したけど眷属からの愛が重すぎる

秋山龍央

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宿

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「おお、意外と綺麗だな」

ミドロさんが手配してくれた宿は、街の東側の地区の一角――街の中心部に近い位置にある場所で、冒険者ギルドからもそう離れていない場所だった。
受付ですでにミドロさんが話がいっていたようで、おれ達の顔を見るなり、宿屋のおじさんが揉み手をしながらおれ達を案内してくれた。平身低頭の笑顔に、この街でのミドロさんの影響力がどれほど大きいのかが窺い知れるようだった。
案内されたのは、他の建物と同じような白灰色の石造りの建物の二階、階段を上がって一番の奥の角部屋だった。
扉を開けると、床には絨毯が敷かれて、二人がけのテーブルと椅子がある。壁際にはコートや洋服をかけられるようなフックがついていた。部屋の奥の扉を開けた場所が寝室らしい。
残念ながら風呂はないらしく、夕食の後に、身体を拭くためのお湯を持ってきてくれるそうだ。夕食は一階の食堂で食べる形式なので、時間に一階に来るようにとのことだった。

「ふぅ……」

部屋の扉が閉まり、人目がなくなるとなんだかドッと疲れが襲ってきた。
部屋の真ん中に置かれた椅子に座ると、思わずテーブルの上に両腕を投げ出して突っ伏してしまう。

「疲れちゃった、ご主人ちゃん?」
「うん……ていうか、こんなに知らない人ばっかりと喋ったの久しぶりで、体力というか気疲れしたかも」
「それはお疲れ様」

正面の椅子に座ったアレクが優しげな声をかけてくる。
おれは顔をテーブルにつけたまま、ちらりと目線だけを上げた。すると、ばっちりとこちらを見返してくるアレクの水色の瞳と視線がかち合う。
視線が合ったアレクはにっこりと微笑んできたが、おれは反射的にパッと顔を逸らしてしまった。

うう……アレクにはだいぶ慣れてきたけど。でも、それ以上にイケメンの笑顔って心臓に悪いな……。
つーかおれ、アレクのことこんなに格好良く描いてたっけ? まぁでも、モブ男って一番自分が書き慣れた顔を描いているわけだから、登場人物の中で一番精度が高いかもしれない。

そこまで考えたおれは、ふと、先程のことが気になった。

おれが冒険者ギルドで、登録のお誘いを断ったのをアレクはどう思っているだろうか?
……良かれとやって思ってやったことだったけれど、アレクが面白く思ってなかったらどうしよう。
冒険者なんて危ない仕事、アレクだけにやらせるわけにはいかないと思って断ったけど、もしかすると、アレクは内心では乗り気だったかもしれない。

「あの……アレク?」
「なーに、ご主人ちゃん」

おれが身体を起こしておずおずとアレクに問いかけると、アレクは嬉しそうにおれを見てきた。
錯覚だろうが、犬耳と犬尻尾がぶんぶんと勢いよく振られている錯覚すら見えるようだ。

「その……冒険者ギルドでのこと、嫌だったかなと思って」
「嫌って、なにが?」
「冒険者登録を断ったこと。アレクの気持ちはどうなんだ?」

おれの言葉に、アレクは心の底から不思議そうな顔で首を傾げた。

「ご主人ちゃんの決めたことで、俺に不満があるわけないじゃん」

お、おぅ。
アレクの水色の瞳は、純粋とも言えるぐらい真っ直ぐにおれを見返してくる。その視線のひたむきさにたじろぎそうになりつつ、おれは何とか言葉を続ける。

「ほ、本当に良かったのか? 我慢してるわけじゃないよな? あのさ、アレクはおれを創造主ってことで色々やってくれるけどさ、何か不満があれば言って欲しいんだ」
「不満はないけど……じゃあ、ちょこっと疑問なことがあるから聞いてもいい?」
「もちろん! なんでも聞いてくれ」

こくこくを勢い良く頷く。
不満でも疑問でも、何でもいいから言ってほしかった。
アレクは基本的に、ここまでずっとおれの言葉にイエスマンのごとく従ってくれるから、逆に不安なのだ。心の中ではずっと我慢をしていて、それがある日突然爆発するなんてことになったら目も当てられない。

「じゃあ……ご主人ちゃん、なんで冒険者の話を受けなかったの? 俺らこの世界で身分証明書もないし、金を稼ぐアテもないじゃん」

アレクの疑問は至極真っ当だった。
今のおれ達は偶然的な確率で当面の宿を手に入れることは出来たものの、本来ならその当てもなかったのだ。

「でも……冒険者になったら怪我とかするかもだろ」
「俺は別に平気だよ。神様からもらった身体ステータスで、犬っころ共なら余裕だったし。むしろあの程度でBランクなら全然余裕って感じ?」

やっぱりアレクにとって、グレートウルフの相手は余裕の戦闘だったようだ。
まぁ、そうだよな。一人で難なく群れの大半を片付けちゃったぐらいだもんな。

「俺の身体能力なら、大抵のモンスターには遅れは取らないと思うから冒険者になって金を稼ぐ道はありだと思うんだよね」
「……いや、でもやっぱり駄目だ」

少し考えたが、おれはやはり首を横に振った。

「アレクなら確かに冒険者として立身出世を狙うことは簡単だと思う。でも、冒険者としての名声を高めていったら、きっと世間はアレクに注目するよな?」
「……かもね」
「そうなると皆、アレクの強さの秘密を知りたがるはずだろ? アレクがそんな桁外れの能力を持っていることがバレたら、どこでそんな強さを手に入れたんだとか、今までどこで暮らしてたとかって話になると思うんだ」
「あー、なるほど。異世界から来ましたーなんて言えないよね」

アレクがおれの言葉に頷いてくれたのにホッとしつつ、話を続ける。

「だからさ、冒険者になるとしても、そういうことを聞かれた時に理由がちゃんと話せるぐらいには、この世界での常識を学んでからの方がいいんじゃないかと思うんだ。それに、武器や防具だって買うお金もないんだし。しばらくは地道な仕事で堅実に稼いでからの方がいいんじゃないかな」

でも、やっぱり一番の理由は、冒険者なんていう危険の伴う職業にアレク一人で就かせるのは心配だからなんだけれど……。
ただ、あまりその意見を強調しすぎると、アレクが内心で「冒険者になってみたい」という気持ちを持っている場合は、アレクに悪いよな。おれがもっと強くて、こんなビビリじゃなければ一緒に冒険者になる道もあったのかもしれないけれどなぁ……。

「……おれの意見ばかり言っちゃったけど、アレクはどう考えてるのかな? もしも、アレク自身が冒険者になりたいと思ってるなら……」
「そんなことないよ!」

アレクは、おれの不安を吹き飛ばすような明るい笑顔になって、テーブルの上に置かれたおれの右手を両手で握った。そして、おれの手を握りしめたままぶんぶんと上下に振る。

「さすが俺のご主人ちゃん、頭いい! 俺的にはさ、そこまで考えてなかったし。ご主人ちゃんと暮らしていくなら冒険者になるのはありかなーって、軽い気持ちで思ってただけだからさ」

にこにこと微笑むアレクは嘘をついたり虚勢を張ったりしている様子もなく、心からおれの意見に賛同してくれているようだった。
よかった。心配性だとうざがられたりしたらどうしようかとちょっと不安だったけれど、これなら大丈夫そうだ。

「でも、そうだよね。変に注目を集めて俺の素性が探られたりすると、ご主人ちゃんにも危険が及ぶ可能性があるもんね。うん、当面、冒険者はやめておくわ」
「そ、そうか」

そ、そこなんだ?
……相変わらず、おれにはすごく優しいよなぁ、こいつ。嬉しいようなくすぐったいような、そしてちょっと罪悪感があるような、変な気分だ。

「まぁ、そうは言っても、早い内に仕事は見つけないとなぁ……」
「じゃあさ! 明日、あの商人にこの街の仕事の見つけ方とか、なにかいい働き口がないかを聞きに行こっか。俺達に大分感謝してたし、悪いようにはしないんじゃない?」
「え……」

アレクの提案は予想外のもので、おれは目をぱちくりとさせる。
商人って……ミドロさんのことだよな?
す、すごい。人の伝手を頼るとか、インドア系人見知りオタクのおれからは思い浮かばない発想……!

「で、でも、そんなこといきなり聞きにいったら迷惑じゃないかな?」
「内心でどれだけ迷惑に思おうが、表面上は無下にはできないでしょ。俺ら、商会と命の恩人だよ?」
「そ、そうか……」
「ご主人ちゃんは何も心配しなくていいよ。交渉はぜーんぶ俺に任せてくれれば平気だから!」

にっかりと歯を見せて、頼りがいのある笑顔を向けてくるアレク。
そんな彼に対し、おれは背中にひやりと冷たい汗が滲むのが分かった。

……お、おかしいな。

 おれが話題をふったそもそもの理由ってさ、アレクの不満や疑問なんかを聞きたいと思って始めたことだよな?

 なのに、蓋を開けてみれば「就職の交渉をアレクに任せる」という結論で終わったぞ。おれ、アレクに負担かけまくりじゃないか?
一体どうしてこうなったんだ。これじゃ元の木阿弥じゃないか。

こ、このままアレクに頼りきりでおんぶに抱っこ状態じゃ、いつ愛想をつかされるか分からないぞ……!?
な、何かないのか? おれがアレクにしてやれること。例えば、ほら、あれだ。えーと、確か、グレートウルフと戦いに行く前にアレクがおれに言った……!

「……そ、そう言えばご褒美とやらはいいのか?」
「え?」
「ほら、グレートウルフに戦いに行く前に、そんな約束をしただろ?」

しかし、おれの言葉にアレクはちょっと驚いたようだった。
が、すぐにその顔に笑みが浮かぶ。そして、テーブルの上に身を乗り出すとおれの顔を覗き込んできた。
色素の薄い瞳が間近に迫り、思わず少し見惚れてしまう。

「確かにご主人ちゃんにおねだりはしたけど……本当に、俺にご褒美くれるの?」
「う、うん。約束は約束だし、おれに出来ることなら何でもしてやるよ」
「…………へぇ、何でもいいの?」
「お、おれに出来る範囲でだぞ。モンスターと戦ってこいとか、そういうのは絶対ムリだからな」

青ざめた顔で首を横にふると、アレクはおかしそうにくすくすと笑った。

「俺がご主人ちゃんを危ない目に合わせるわけないじゃん」
「ならいいけど……」
「……危険じゃなくて、ご主人ちゃんができる範囲のコトじゃなければ、何でもいいんだよね?」

明け方の空みたいな双眸に見つめられる。いつもはおれを見守るような優しい眼差しを注いでくる瞳が、なぜか今は、ぎらりとしたナイフの切っ先みたいな、割れた硝子瓶のような危なげな光を放っているように見えた。

「う、うん。おれに出来ることなら、なんでもする。その、アレクは色々やってくれてるし、おれもアレクに何か返したいと思ってるから……」

上手く言葉に出来なくて、最後は口ごもってしまったが、アレクはそんなおれを笑ったりしなかった。ただ、手を伸ばすと、指先でそっとおれの頬に触れる。

「ふふ、ありがとうご主人ちゃん。大丈夫、俺もできる限り優しく、気持ちよくしてあげるから」

……優しく、気持ちよく?

あの、アレクさん。今、何のお話をしてますかね?
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