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店
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翌日。おれとアレクは朝食を食べた後に宿屋を出ると、街へ向かうこととした。
ミドロさんに相談して仕事の斡旋をしてもらおう計画を実行する前に、このドローレスの街へ行って散策をし、この世界の知識を得ようと話し合ったのだ。
それと何より、服だ。
おれの白Tシャツの上にチェック柄のシャツを羽織り、ジーパンとスニーカーというスタイル。対するアレクは、黒いVネックのTシャツに色褪せたジーンズとサンダルだ。
町中をすれ違う人達が着ている服は、茶色や灰色の地味な色が多く、おれ達は悪い意味で目立っていた。昨日も冒険者の人たちやミドロさんは口に出さなかったものの、おれ達の服装を珍しそうに見てきていたしなぁ……。
「でもアレク、服を買おうにもおれ達は何も金がないだろ?」
「今、俺達が着ている服を売ればいいんだよ。こっちでは珍しい素材だろうから、相手の様子見つつなるべく高く買い取ってもらおう」
「おお、なるほど……!」
アレクの頼もしい言葉に、おれは感嘆の声を上げる。
すごいな、おれ一人だったらそんな事は思いつきもしなかった。
「さすがだなぁ、アレク。おれ一人じゃきっと餓死してたよ」
「あはは、まだどうなるかは分かんないけどね。でも、これが失敗しても他にも考えはあるから安心して。……俺もご主人ちゃんからご褒美欲しいし?」
「っ!」
隣を並んでいたアレクは、最後の言葉だけをおれだけに聞こえるようにひそやかな声で告げた。
そして、アレク側にあったおれの右手の甲に、自分の手の甲を触れさせる。
かすかに触れただけで、それはすぐに離れていってしまったが、それだけでおれは顔が真っ赤になった。
「ア、アレク……その、外であまりそういう事は言うなよな……」
「室内だったらいいんだ?」
「外でも室内でも、あんまりおれをからかわないでくれ、頼むから」
「からかってないよ。俺、本気なんだけどなー」
そんなプチハプニングもあったものの、けれど、アレクとこうして二人で異世界の街を並んで歩くのはとても楽しかった。
東側のエリアの道路の石畳は、ガタガタとした凹凸の目立つ道だったが、南側に近づくほどにだんだんと綺麗な道になっていった。とはいえ昨日も感じた通り、日本での基準と比べるとどうしてもどんぐりの背比べレベルの違いでしかないが。
けれど、南側のエリアに入ると、道路には紫やピンクの花をつけた街路樹が等間隔で植わっており、見た目にも鮮やかで楽しかった。
それに加え、石造りの家の前で小さな椅子を出して談笑をしている壮年の男性達をよく見かけるようになった。まだ仕事前なのか、それとも小休止中なのかは分からないけれど、雰囲気からしてこのドローレスの街は比較的平和で、外敵に脅かされているわけでもないのだろう。
その和やかな光景に、おれはホッとすると同時に、ほんの少し切なくなった。
……元の世界、日本での暮らしを思い出してしまったからだ。
おれは両親とはずっと疎遠で、友人だってオンライン上の人がほとんどだ。趣味は漫画と小説にゲーム、同人誌制作と根っからのインドア派で、人と会話しないで1日が終わる時さえあった。
それでも、あの暮らしを気に入っていたし、自分なりに愛していたのだ。
オンライン上の友人だってかけがえのない人達だったし、読みたい漫画や小説だっていっぱいあったし、同人誌で描きたいネタだっていっぱいあった。
……神様と取引したことを後悔したわけじゃないし、あの状況では取引するしかなかったんだけれど……でもやっぱり寂しいな。
そんなことを考えていたおれの手を、するりと温かいものが包んだ。
ぎょっとして隣を見ると、アレクが気づかわしげな表情でおれを心配げにじっと見つめていた。
……ああ、そっか。多分、アレクは察したのだろう。おれが何を考えていたか。
「あー……ごめん。別に、落ち込んでたわけじゃないんだ。ただちょっと、元の世界のこと思い出してただけだから……その……」
「うん、分かってるよ」
アレクは水色の瞳を細め、そっと指先に力を込めておれの指を握り返した。
……誰かに手を繋いでもらうなんて、小さい頃以来だ。
あたたかな温度が指先から伝わってくる。
それで、胸の内の寂しさや切なさがなくなるわけではなかったけれど、アレクの優しさに心が解きほぐされるようだった。
「……あ。あそこの店は服屋じゃないか?」
少し先に、店の前に靴下やらズボン、シャツを無造作に掲げている店があった。
ここらへんの店はどこも看板を出しておらず、店の前に商品の一部を並べたり飾ったりして客を呼び込むのが主流のようだ。
「おっ、そうだね。幸先いいし、試しに行ってみようか!」
おれの指差した店に目を留めると、アレクは繋いだ手をぱっと離してしまった。そして、おれよりも一歩先に出て、店の方へと先んじて歩き出す。
おれは思わずアレクの方に手を伸ばしかけたが、すぐにハッと気づいて慌てて手を引っ込めた。
「ん? どうかした、ご主人ちゃん」
「な、なんでもない。入ってみようか」
あ、あぶねー……。
思わずアレクの服を掴んで引き留めそうになってしまった。
何やってんだ、自分。いや、でもアレクがいきなり手を離すのが悪……いやいやいや、それこそ何考えてるんだよ自分!
それじゃあ、おれの方がまるで、アレクと手を繋いでたかったみたいじゃないか……!
「……本当に大丈夫? なんか百面相してるけど」
「だ、大丈夫。本当に気にしないでくれ」
アレクはいまだに訝しげな表情であったものの、おれが強く否定したたためか、それ以上は突っ込んでこなかった。
……今のは、きっと一時の気の迷いだ。
多分、元の世界のことを思い返したからちょっとセンチメンタルな気分になっただけ。センチな気分に引きずられただけだ。うん、きっとそうだ。
「すみません、少し見せてもらっていいですか?」
「いらっしゃい」
アレクがにこやかな笑顔を浮かべながら服屋の中に入ると、店の奥に座っていた壮年の男性がぶっきらぼうな声音で答えた。
店の中は、木製のハンガーラックのようなものが所狭しと並べられ、そこに無造作に服がかかっていた。男女別、そして上着とズボンぐらいは分けられているようだが、サイズの統一感はなくバラバラだ。そして見た感じ、服にはかすかに傷みや、着古した痕も窺える。恐らく中古の服の取り扱いをしている店なのだろう。
おれとアレクが服を物色する間も、店の奥のおじさんがぶすっとした顔で頬杖をついているだけで、何も言ってこない。
……ショップ店員に話しかけられるとビビるおれとしては嬉しいけれど、ずっと黙ってられるのも不安になるな……。
「ここは中古の服屋みたいだな」
「そうだねー。あまりいいものはなさそうだし、出ちゃおっか」
「いいのか?」
「あまり変な格好していっても、好感度下げそうだしね。それならまだこの服の方がいいかなって」
「そうか……じゃあ行こうか」
おれがそう言うと、アレクはこくりと頷く。そしてにこやかな笑顔で「ありがとうございました」と店の奥のおじさんに告げると、おれの肩を抱いてさっと店を出た。
そして、店を出てしばらく歩いた先でおれの肩からそっと手を離すと、顎に手を当てて考え込む表情になった。
「どうしようかねぇ。南側の次に栄えてるエリアが東側なんだっけ? でも、東側でもこの程度の服しか置いてないなら、南側に行くしかないかな」
「でもさ、街を歩いている人達もそこまで綺麗な服を着てるわけじゃないし。ミドロさんは小綺麗な格好をしてたけど、あれはやっぱりミドロさんが富裕層の人間だからじゃないか?」
「そうだね……じゃあさっきの中古の服屋が、この街の一般人が普通に買うレベルなのか。でも、あれが普通なら俺らの服ってそれなりの高値になりそうだし……ここら辺の店で無理して売るのも勿体ないな。ていうか、フツーに足元見られそう」
通行人の邪魔にならないように二人で道路の脇に寄ると、アレクがブツブツと小さな声で呟きながら考え込み始めた。
そうしてしばらく経った後、ようやくアレクは考えがまとまったようで、ぱっと顔を上げておれを見た。
「よし! ご主人ちゃん。作戦変更しよう!」
「変更?」
「これからこのままあの商会に行こう。で、これから概要をざっと説明しておくから、ご主人ちゃんは俺の話に合わせてくれない?」
「い、いいけど……」
元より、おれはアレクの提案に心から唯々諾々と従うだけなのだ。反論などあるはずもない。
……これじゃあどっちが主人でどっちが従者なのか、まったく分からないな!
ミドロさんに相談して仕事の斡旋をしてもらおう計画を実行する前に、このドローレスの街へ行って散策をし、この世界の知識を得ようと話し合ったのだ。
それと何より、服だ。
おれの白Tシャツの上にチェック柄のシャツを羽織り、ジーパンとスニーカーというスタイル。対するアレクは、黒いVネックのTシャツに色褪せたジーンズとサンダルだ。
町中をすれ違う人達が着ている服は、茶色や灰色の地味な色が多く、おれ達は悪い意味で目立っていた。昨日も冒険者の人たちやミドロさんは口に出さなかったものの、おれ達の服装を珍しそうに見てきていたしなぁ……。
「でもアレク、服を買おうにもおれ達は何も金がないだろ?」
「今、俺達が着ている服を売ればいいんだよ。こっちでは珍しい素材だろうから、相手の様子見つつなるべく高く買い取ってもらおう」
「おお、なるほど……!」
アレクの頼もしい言葉に、おれは感嘆の声を上げる。
すごいな、おれ一人だったらそんな事は思いつきもしなかった。
「さすがだなぁ、アレク。おれ一人じゃきっと餓死してたよ」
「あはは、まだどうなるかは分かんないけどね。でも、これが失敗しても他にも考えはあるから安心して。……俺もご主人ちゃんからご褒美欲しいし?」
「っ!」
隣を並んでいたアレクは、最後の言葉だけをおれだけに聞こえるようにひそやかな声で告げた。
そして、アレク側にあったおれの右手の甲に、自分の手の甲を触れさせる。
かすかに触れただけで、それはすぐに離れていってしまったが、それだけでおれは顔が真っ赤になった。
「ア、アレク……その、外であまりそういう事は言うなよな……」
「室内だったらいいんだ?」
「外でも室内でも、あんまりおれをからかわないでくれ、頼むから」
「からかってないよ。俺、本気なんだけどなー」
そんなプチハプニングもあったものの、けれど、アレクとこうして二人で異世界の街を並んで歩くのはとても楽しかった。
東側のエリアの道路の石畳は、ガタガタとした凹凸の目立つ道だったが、南側に近づくほどにだんだんと綺麗な道になっていった。とはいえ昨日も感じた通り、日本での基準と比べるとどうしてもどんぐりの背比べレベルの違いでしかないが。
けれど、南側のエリアに入ると、道路には紫やピンクの花をつけた街路樹が等間隔で植わっており、見た目にも鮮やかで楽しかった。
それに加え、石造りの家の前で小さな椅子を出して談笑をしている壮年の男性達をよく見かけるようになった。まだ仕事前なのか、それとも小休止中なのかは分からないけれど、雰囲気からしてこのドローレスの街は比較的平和で、外敵に脅かされているわけでもないのだろう。
その和やかな光景に、おれはホッとすると同時に、ほんの少し切なくなった。
……元の世界、日本での暮らしを思い出してしまったからだ。
おれは両親とはずっと疎遠で、友人だってオンライン上の人がほとんどだ。趣味は漫画と小説にゲーム、同人誌制作と根っからのインドア派で、人と会話しないで1日が終わる時さえあった。
それでも、あの暮らしを気に入っていたし、自分なりに愛していたのだ。
オンライン上の友人だってかけがえのない人達だったし、読みたい漫画や小説だっていっぱいあったし、同人誌で描きたいネタだっていっぱいあった。
……神様と取引したことを後悔したわけじゃないし、あの状況では取引するしかなかったんだけれど……でもやっぱり寂しいな。
そんなことを考えていたおれの手を、するりと温かいものが包んだ。
ぎょっとして隣を見ると、アレクが気づかわしげな表情でおれを心配げにじっと見つめていた。
……ああ、そっか。多分、アレクは察したのだろう。おれが何を考えていたか。
「あー……ごめん。別に、落ち込んでたわけじゃないんだ。ただちょっと、元の世界のこと思い出してただけだから……その……」
「うん、分かってるよ」
アレクは水色の瞳を細め、そっと指先に力を込めておれの指を握り返した。
……誰かに手を繋いでもらうなんて、小さい頃以来だ。
あたたかな温度が指先から伝わってくる。
それで、胸の内の寂しさや切なさがなくなるわけではなかったけれど、アレクの優しさに心が解きほぐされるようだった。
「……あ。あそこの店は服屋じゃないか?」
少し先に、店の前に靴下やらズボン、シャツを無造作に掲げている店があった。
ここらへんの店はどこも看板を出しておらず、店の前に商品の一部を並べたり飾ったりして客を呼び込むのが主流のようだ。
「おっ、そうだね。幸先いいし、試しに行ってみようか!」
おれの指差した店に目を留めると、アレクは繋いだ手をぱっと離してしまった。そして、おれよりも一歩先に出て、店の方へと先んじて歩き出す。
おれは思わずアレクの方に手を伸ばしかけたが、すぐにハッと気づいて慌てて手を引っ込めた。
「ん? どうかした、ご主人ちゃん」
「な、なんでもない。入ってみようか」
あ、あぶねー……。
思わずアレクの服を掴んで引き留めそうになってしまった。
何やってんだ、自分。いや、でもアレクがいきなり手を離すのが悪……いやいやいや、それこそ何考えてるんだよ自分!
それじゃあ、おれの方がまるで、アレクと手を繋いでたかったみたいじゃないか……!
「……本当に大丈夫? なんか百面相してるけど」
「だ、大丈夫。本当に気にしないでくれ」
アレクはいまだに訝しげな表情であったものの、おれが強く否定したたためか、それ以上は突っ込んでこなかった。
……今のは、きっと一時の気の迷いだ。
多分、元の世界のことを思い返したからちょっとセンチメンタルな気分になっただけ。センチな気分に引きずられただけだ。うん、きっとそうだ。
「すみません、少し見せてもらっていいですか?」
「いらっしゃい」
アレクがにこやかな笑顔を浮かべながら服屋の中に入ると、店の奥に座っていた壮年の男性がぶっきらぼうな声音で答えた。
店の中は、木製のハンガーラックのようなものが所狭しと並べられ、そこに無造作に服がかかっていた。男女別、そして上着とズボンぐらいは分けられているようだが、サイズの統一感はなくバラバラだ。そして見た感じ、服にはかすかに傷みや、着古した痕も窺える。恐らく中古の服の取り扱いをしている店なのだろう。
おれとアレクが服を物色する間も、店の奥のおじさんがぶすっとした顔で頬杖をついているだけで、何も言ってこない。
……ショップ店員に話しかけられるとビビるおれとしては嬉しいけれど、ずっと黙ってられるのも不安になるな……。
「ここは中古の服屋みたいだな」
「そうだねー。あまりいいものはなさそうだし、出ちゃおっか」
「いいのか?」
「あまり変な格好していっても、好感度下げそうだしね。それならまだこの服の方がいいかなって」
「そうか……じゃあ行こうか」
おれがそう言うと、アレクはこくりと頷く。そしてにこやかな笑顔で「ありがとうございました」と店の奥のおじさんに告げると、おれの肩を抱いてさっと店を出た。
そして、店を出てしばらく歩いた先でおれの肩からそっと手を離すと、顎に手を当てて考え込む表情になった。
「どうしようかねぇ。南側の次に栄えてるエリアが東側なんだっけ? でも、東側でもこの程度の服しか置いてないなら、南側に行くしかないかな」
「でもさ、街を歩いている人達もそこまで綺麗な服を着てるわけじゃないし。ミドロさんは小綺麗な格好をしてたけど、あれはやっぱりミドロさんが富裕層の人間だからじゃないか?」
「そうだね……じゃあさっきの中古の服屋が、この街の一般人が普通に買うレベルなのか。でも、あれが普通なら俺らの服ってそれなりの高値になりそうだし……ここら辺の店で無理して売るのも勿体ないな。ていうか、フツーに足元見られそう」
通行人の邪魔にならないように二人で道路の脇に寄ると、アレクがブツブツと小さな声で呟きながら考え込み始めた。
そうしてしばらく経った後、ようやくアレクは考えがまとまったようで、ぱっと顔を上げておれを見た。
「よし! ご主人ちゃん。作戦変更しよう!」
「変更?」
「これからこのままあの商会に行こう。で、これから概要をざっと説明しておくから、ご主人ちゃんは俺の話に合わせてくれない?」
「い、いいけど……」
元より、おれはアレクの提案に心から唯々諾々と従うだけなのだ。反論などあるはずもない。
……これじゃあどっちが主人でどっちが従者なのか、まったく分からないな!
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