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獣王国篇
ギルドマスター インドラ
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「まぁどうしましょう、乱闘だなんて」
傍観していたティルが青褪めてギルド職員を探す。一方、フラは呑気にギャラリーを決め込んでいた。
腐っても獣人、好戦的な気質は多少なり持ち合わせているのだ。
「んふふ♪面白くなってきたぁ!」
「フラ、あんたそういうヤツだっけ?」
さすがにバリラもギルド内でトラブルのは良くないのではと思う。
「レオー!外で暴れたほうが良いぞ!ペナルティはめんどくせー」
「……バリラ止めないんだ?」
バカにされたと思った熊獣人は激高して、ブワリと茶色の体毛を全身に生やして膨らませた。
言葉を発しなければ魔物と間違いそうだ。
「え、怒ると体毛が増えて熊状態になるんだ?すげぇ!魔物みたいだ!」
「ああ!?てめぇ!よりに寄って魔物扱いしやがるのか!ぶっ殺す!」
完全に怒らせてしまったレオ、本人は褒めているつもりだから厄介である。
「この人なんで怒ってんの?なんかした?」
「レオ……あんたってヤツは……嫌いじゃねーぜ!」
バリラはサムズアップして良い笑顔を向ける、ゴキゴキと関節を鳴らし臨戦態勢にはいった。
「一戦交えるならフラもいっくよー♪退屈してたんだよねぇ」
一触即発になったギルドの一角に、ワラワラと野次馬が集り始める。もとから冒険者は血の気が多い者が集まるのだ、交戦不可避。
熊獣人が「表にでろ」と言いかけた時だった。野太い声が響く。
「その辺にしとけ、熊獣人ウルズ。ペナルティ10個目で除名寸前だぞ、忘れたか?」
熊に負けないほどの体格の獅子獣人が戦斧を担いで現れ仲裁にはいる。
「獣王国ギルドマスターの俺がこの場を預かる、文句はいわせねぇよ」
黄金の剛毛を腰まで伸ばした男はそう宣うと、戦斧を振り回して野次馬を蹴散らし場を静めてしまう。
「ぎ、ギルマス!インドラの旦那!俺達は喧嘩を売られて」
「聞こえなかったか?ウルズ、鷲のとグルになって新顔を潰す悪癖を俺が知らねぇと思ってんのか?」
「……う……ぐ、すんませんでした」
熊獣人と鷲獣人は大人しくこの場を退いた。
インドラと呼ばれた男の一睨みはかなり怖い、レオ達も数分固まって動けなくなった。
「悪かったな人の子達よ、血気盛んな野郎ばかりでな。纏められない俺の失態だ」
「い、いいえ!俺も余計なことを言ってしまったようなので。褒めただけなんですが」
「あれ、褒めてたのかよ……」
傍観していたティルが青褪めてギルド職員を探す。一方、フラは呑気にギャラリーを決め込んでいた。
腐っても獣人、好戦的な気質は多少なり持ち合わせているのだ。
「んふふ♪面白くなってきたぁ!」
「フラ、あんたそういうヤツだっけ?」
さすがにバリラもギルド内でトラブルのは良くないのではと思う。
「レオー!外で暴れたほうが良いぞ!ペナルティはめんどくせー」
「……バリラ止めないんだ?」
バカにされたと思った熊獣人は激高して、ブワリと茶色の体毛を全身に生やして膨らませた。
言葉を発しなければ魔物と間違いそうだ。
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「ああ!?てめぇ!よりに寄って魔物扱いしやがるのか!ぶっ殺す!」
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「レオ……あんたってヤツは……嫌いじゃねーぜ!」
バリラはサムズアップして良い笑顔を向ける、ゴキゴキと関節を鳴らし臨戦態勢にはいった。
「一戦交えるならフラもいっくよー♪退屈してたんだよねぇ」
一触即発になったギルドの一角に、ワラワラと野次馬が集り始める。もとから冒険者は血の気が多い者が集まるのだ、交戦不可避。
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「その辺にしとけ、熊獣人ウルズ。ペナルティ10個目で除名寸前だぞ、忘れたか?」
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「獣王国ギルドマスターの俺がこの場を預かる、文句はいわせねぇよ」
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「ぎ、ギルマス!インドラの旦那!俺達は喧嘩を売られて」
「聞こえなかったか?ウルズ、鷲のとグルになって新顔を潰す悪癖を俺が知らねぇと思ってんのか?」
「……う……ぐ、すんませんでした」
熊獣人と鷲獣人は大人しくこの場を退いた。
インドラと呼ばれた男の一睨みはかなり怖い、レオ達も数分固まって動けなくなった。
「悪かったな人の子達よ、血気盛んな野郎ばかりでな。纏められない俺の失態だ」
「い、いいえ!俺も余計なことを言ってしまったようなので。褒めただけなんですが」
「あれ、褒めてたのかよ……」
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